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ソニーRX100VIIで知っておくべきポイント【海外の評価】

DPReviewが正式発表されたばかりのソニー製コンパクトデジタルカメラ「RX100VII」の知っておくべき歩ポイントを紹介しています。

  • 前モデルRX100VIと同じ24-200mm相当のF2.8-F4レンズを搭載している。明るい環境では柔軟性の高いカメラとなるが、24-70mm相当のF1.8-2.8レンズと比べると低照度性能やボケの量で劣っている。
  • レンズがコンパクトなボディに詰め込まれているのでNDフィルターを搭載する空間が無い。
  • RX100VIレビュー時にレンズのクオリティは感心している。ただし、ズームレンジはパナソニックLUMIX TX2より狭く、キヤノンG5 X Mark IIよりも暗いレンズである。
  • RX100VIIにはソニー最新のオートフォーカスアルゴリズムを実装している。リアルタイムトラッキングと呼ばれるこのシステムは、カメラに組み込まれているのでユーザーがオンオフするような機能では無い。被写体を粘り強く捕捉し続けるシステムだ。
  • 動物瞳AFも実装しており、犬と猫で素晴らしい動作となる。
  • RX100VIと比べて連写速度が少し低下するが、ブラックアウトフリーとなっている。従来のカメラがレックビューだったことを考えると、このカメラでは被写体を追従しやすい。
  • シングルバーストモードでは1回のシャッターボタンで7枚の写真を撮影する機能だ。シャッターボタンを押した直後から30?90コマ秒の連写速度で撮影する。オートフォーカスは最初のフレームで固定され、プリ連写機能は備えていない。ボタンを離してすぐもう一度押すと、さらに7枚の写真を撮影可能だ。
  • RX100VIIの動画機能の中核は基本的にRX100VIと変わらない。?4K 30p、?FHD 120pだ。そしてソニーの一般的な動画仕様を備えている。4K動画は標準温度保護モードで5分と制限されているが、この機能を無効にすると延長する。
  • 動画撮影時のAFに改善が見られ、タップトラッキングと瞳AFを利用可能となっている。また、カメラにマイク入力端子が追加されている。
  • RX100VIIの処理能力により、4K撮影時でも「アクティブSteadyShot」を利用可能となった。これは大きなカメラの動きを補正する電子手ぶれ補正とレンズ光学手ぶれ補正の協調機能だ。撮影範囲はクロップされるが、歩行時でも滑らかな動画撮影が可能となる。
  • RX100VIと同じポイント
    ・1アクションで利用可能となるポップアップ電子ビューファインダー
    ・180度・90度で傾けることのできるチルトモニター
    ・ボタン配置とカスタマイズ
    ・タッチパネルのレスポンスがまだ遅い
    ・タッチパネルはタッチAFと再生時の操作のみ対応
    ・バッテリーライフ
    ・高速連写対応にも関わらずUHS-II非対応

このカメラはプログレードのAFシステムと連写性能を備えたポケッタブルな最新RX100シリーズだ。それなりの価格設定ではあるが、頼もしいカメラである。

とのこと。

主な強化ポイントはAFと連写、そしてマイク入力端子と言ったところでしょうか。1型コンパクトカメラとしては非常に高価ですが、ミラーレス一眼のハイエンドモデルである「α9」と同じAF・連写性能を持っていると考えると納得の値付けと言ったところでしょうか(必要かどうかは別ですが…)。

個人的にはRX10シリーズで実装して欲しかった性能ですが、RX10Vがそのうち登場するかもしれませんね。

オートフォーカスと連写性能にこだわらなければRX100VIから乗り換える必要性は高く無いように感じます。ただ価格設定は大きく変わら無いので、今から買うならRX100VIよりRX100VIIとなりそうです。

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参考:歴代RX100&RX0シリーズ

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