Richard Wong氏がVILTROXへのインタビュー動画を公開。その中ではシネズームレンズやコンパクトなAF 20mm F4.5・AF 135mm F1.8を用意していると言及しています。
リチャード・ウォンはVILTROXの経営陣に会うために中国に飛んだ。
彼がマーケティングディレクターにした最初の質問は、富士フイルムXマウント用の大口径ズームレンズをリリースする予定があるかどうかだった。答えはこうだった。
- 我々はズームレンズを用意するが、焦点距離についてはまだわからない。しかし、我々の計画にはズームレンズがある。例えば、22-220mm、30-300mm、42-420のシネズーム(マニュアルフォーカス)が今年の終わりに登場する予定だ。スチル用のズームレンズも計画しているが、それにはまだ時間が必要だ。
VILTROXはコンパクトなレンズにも言及しているが、APS-Cレンズなのかフルサイズ用レンズなのかは分からない。話を聞く限りではAPS-Cレンズのようだが、リチャードはビデオの中で「FF」と書いている。
- 20mm F4.5オートフォーカスレンズ(小型で手頃なパンケーキレンズ、約150ドルだが、画質は23mm、33mm、56mmのAPS-Cシリーズより優れている。)
XF200mm F2の対抗馬、つまりより長い単焦点レンズを発売する予定があるかという質問に対し、Viltroxはこのように答えている:
- 135mm F1.8 Labシリーズは2023年末までに登場する。Labシリーズの画質と性能はProシリーズより高くなる。
また、この場合、質問は明らかに富士フイルムのAPS-Cレンズに関するもので、VILTROXはそのように答えているが、後でフルサイズ用かと聞かれると「はい」と答えている。その後、富士フイルムXマウントにも対応するのかと聞かれ、彼女は「はい」と答えた。
つまり、20mm F4.5と135mm F1.8の両方がAPS-CとFFフォーマットの複数のマウントに対応するように聞こえる。
(Via Fuji Rumors)
とのこと。
AF対応の中国レンズメーカーとして勢いのあるVILTROXですが、次はコンパクトな広角レンズや大口径の望遠レンズを準備中のようです。富士フイルムXマウントに「135mm F1.8」のパラメータを備えたネイティブレンズは存在しないため、換算200mmの面白い大口径レンズとなりそうですね。コンパクトな20mm F4.5も気になるところ。Fuji RumorsやRichartd氏は「フルサイズ」と言及していますが、150ドルでそれを実現できるのか注目ですねえ。スチル向けのズームレンズはまだ先となりそうですが、ひとまず映像向けのズームレンズは近いうちにお披露目されるようです。
VILTROX 噂のまとめ
VILTROX(2023Q2)
- AF 16mm F1.8 Z
- AF 20mm F4.5
- AF 135mm F1.8 FE / X
- DLマウントレンズ
- シネズームレンズ
- 静止画向けズームレンズは計画しているが時間がかかる
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