DPReviewがキヤノン「EOS R10」のサンプルギャラリーを公開。RF-S18-45mmやRF50mm F1.8と組み合わせた写真67点を掲載しています。
DPReview:Canon EOS R10 sample gallery
EOS R10は、バッグの中に入れておくだけで使えるカメラを求める週末トラベラー、公園で遊ぶ子供のビデオや祖父母との家族写真に備えたい家族団らんの記録、腕を伸ばしてセルフィーやビデオを作成したいVlogger、マニュアルコントロールでカメラの操作を学び始めたい初心者のためのモデルだ。
賢いAFと手頃な価格で、我々はこのカメラがコストパフォーマンスの高いカメラであることを発見した。フィールドではどの程度の性能を発揮するのか?我々は、このカメラを1年以上にわたってシアトルの街で持ち歩き、長期的なテストを行った。
とのこと。
DPReviewは少し前にEOS R10のレビューを公開。手ごろな価格ながら高性能な静止画AFを搭載し、成長に合わせて使い方を変えることができるカメラに仕上がっていると評価しています。できることが多いので、コントロールが多く、メニューも複雑となってしまいましたが、長く付き合えるカメラとしては程よいバランスと感じるかもしれません。また、より簡単に撮影を楽しみたいのであれば「EOS R50」という選択肢も追加されています。
サンプルギャラリーでは主に18-45mmのキットレンズと、50mm F1.8のフルサイズ用レンズと組み合わせて撮影した写真67点を公開しています。基本的には晴天の屋外で撮影した写真が多いため、高ISO感度の画質を確認するのは不向き。ただし、サンプルギャラリーの最後では定点撮影でISO感度を切替ながら撮影した作例を用意しています。また、RAWをダウンロードでダイナミックレンジの性能を確認することができます。
サンプルをざっと見た限りでは、キヤノン2400万画素APS-Cセンサーの画質としては良好に見えます。少なくともJPEGでは進化したDIGIC プロセッサの恩恵もあって強い違和感のないノイズリダクションを実現。RAWを確認すると、競合他社の裏面照射型2600万画素や2000万画素センサーほどの高ISO性能ではないように見えますが、十分に良好と言える範囲内。
私はEOS Kiss Mから乗り換え目的で購入。全体的な印象としてはDPReviewと同じで、この価格帯としては高性能なAFと優れた操作性が良好と感じました。この価格帯でダイナミックレンジの細かな違いを気にする必要はないと思いますが、(F値が大きなレンズしかない)RF-SレンズはISO感度が上がりやすく、高ISOのノイズが目立つシーンが多めかなと。将来的に大口径の明るいレンズが増えると良いですねえ。
EOS R10 ボディ | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
キタムラで中古在庫を探す | |||
EOS R10 18-45mm キット | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
キタムラで中古在庫を探す | |||
EOS R10 18-150mm キット | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
キタムラで中古在庫を探す |
関連ボディ
関連記事
- 「Z50II」と「EOS R10」の外観やスペックの違い 2024年11月9日
- キヤノンがEOS RシリーズのLP-E6P制限解除を含めた最新ファームウェアを配信開始 2024年9月26日
- キヤノン「R6 Mark II・R8」「R7/R10/R50」「EL-5」最新ファームウェアを公開 2024年6月6日
- キヤノンがRF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM対応のために各カメラのファームウェアアップデートを公開 2023年12月7日
- キヤノン EOS R10が静かに供給不足 2023年11月13日
- DPReviewがEOS R10のサンプルギャラリーを公開 2023年4月30日
- キヤノン EOS R10は共に成長できる非常に有能なカメラ 2023年4月26日
- キヤノンが「EOS R10」「EF50mm F1.2L USM」の一部ロットについてリコールを発表 2023年3月30日
- キヤノンが「EOS-1D X III」「EOS R6」「EOS R7」「EOS R10」用の最新ファームウェアを公開 2023年3月2日
- 「EOS R50」と「EOS R10」の外観やスペックの違い 2023年2月14日