DPReviewが「LAOWA 19mm F2.8 Zero-D GFX」のサンプルギャラリーを公開。GFX 100Sと組み合わせた29枚の写真を公開しています。
DPReview：Laowa 19mm F2.8 Zero-D GFX Sample Gallery
中判用の手頃な超広角レンズは入手が困難なため、GFXカメラ用「LAOWA 19mm F2.8 Zero-D GFX」を使った撮影に興奮した。フル解像度のJPEGとRAWを用意した。究極のピクセル等倍体験をご覧あれ。
とのこと。
GFX用の広角レンズはまだまだ種類が少なく、特にF2.8の明るいレンズとして貴重な選択肢となるレンズですね。広角大口径のGFXレンズながら、999ドルと手ごろな価格を実現しています。スペックを考慮すると小型軽量で、携帯性に優れているのも魅力的。今回は1億画素センサーを搭載したGFX 100Sと組み合わせて、冬の街景を撮影した写真29枚を公開しています。
実際に写真を確認してみると、価格やレンズサイズを考慮すると良好なパフォーマンスを実現しているように見えます。1億画素センサーを十分に活かせるレンズかどうかを判断するには時期尚早ですが、実写ではフレーム周辺部まで破綻のない画質を実現している模様。ギャラリーの最後では、定点撮影で絞りを変化させたテストショットを公開。広角レンズと近距離のチャートテストは相性が悪いものですが、フレーム端までまずまず安定感のある結果が得られているように見えます。
ただし、中央周辺に描写が乱れるポイントがあり、1億画素で完璧を求めているのであれば別の選択肢を考慮したほうが良さそうです。フルサイズ6100万画素センサーと14mm F1.8の組み合わせ（例えばα7R VとFE 14mm F1.8 GM）と比べて、アドバンテージが得られるのかどうか悩ましいところ。
とは言え、富士フイルムGFXシステムの明るい超広角レンズとして貴重な選択肢は間違いないので、GFXシステムにこだわるのであれば検討する価値があるのかなと。
LAOWA 19mm F2.8 Zero-D GFX 最新情報まとめ
| LAOWA GF 19mm F2.8 C&D-Dreamer（簡易検索） | |||
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レンズの仕様
| レンズの仕様 | |||
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2022年12月12日 | 初値 | 6980元 |
| マウント | G | 最短撮影距離 | 0.18m |
| フォーマット | 44×33 | 最大撮影倍率 | 0.185倍 |
| 焦点距離 | 19mm | フィルター径 | 77mm |
| レンズ構成 | 10群12枚 | 手ぶれ補正 | - |
| 開放絞り | F2.8 | テレコン | - |
| 最小絞り | F22 | コーティング | F |
| 絞り羽根 | 5枚 | ||
| サイズ・重量など | |||
| サイズ | φ82.6×80mm | 防塵防滴 | - |
| 重量 | 546g | AF | MF |
| その他 | 電子接点なし | ||
| 付属品 | |||
| - | |||
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