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Photons to Photosが今月発売予定のオリンパス製ミラーレスカメラ「OM-D E-M5 Mark III」ダイナミックレンジテストの結果を公開しています
Photons to Photos:Photographic Dynamic Range Chart (2019-11-13)
このグラフのX軸は実効感度では無くカメラ設定のISO感度である点に注意して欲しい。
センサーとプロセッサーは「OM-D E-M1X(プロセッサーは2基搭載)」や「OM-D E-M1 Mark II」と同じなので、同程度のパフォーマンスだろうなと思っていたのですが…、Photons to Photosのテストでは少し違った結果となったようです。
一見すると、E-M1 IIよりもパフォーマンスが悪く、従来機であるE-M5 IIと似た性能に見えます。しかし、このチャートのX軸は「カメラ設定値のISO感度」であり、センサーの実効感度を示すものではありません。という事で、考え得るパターンは2種類。
- 実際にダイナミックレンジがE-M1 IIより狭い
- 「白飛び重視のダイナミックレンジ」から「ニュートラルなダイナミックレンジ」に実効感度が変化
(全体的にX軸が左寄りとなる)
E-M1Xと似た傾向を示しているので、従来機と同じように使うと白飛びしやすいかもしれません。その一方、シャドウやフラットなハイライトに発生する輝度ノイズは減っていると予想。私の手元にも発売日に届く予定なので、実機で確認してみたいと思います。
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