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DPReviewが発表されたばかりのマイクロフォーサーズ「OM-D E-M5 Mark III」のファーストインプレッションとサンプルギャラリーを公開しています。
DPReview:Olympus OM-D E-M5 III initial review
- E-M5 Mark IIIはE-M1 Mark IIと同じ121点像面位相差AFに対応した2000万画素センサーを搭載している。
- E-M1Xに実装されたディープラーニングによる被写体認識AFは実装していない。
- 上部プレートのデザインはE-M1 IIと似ている。
- サムレストは僅かに伸び、より快適となっている。
- ファインダーはOLEDとなり、アイポイントは27mmと長いので眼鏡を装着したままでも見やすい。ただし、倍率はE-M5 Mark IIの0.74倍から0.68倍にまで低下している。
- バッテリーはよりコンパクトなBLS-50に変更されているが、バッテリーライフは従来モデルのままだ。USB充電に対応している。
- E-M1 Mark IIと同じ4K動画の仕様である。ただし、ヘッドホン端子は無い。
- Mark IIより高速連写が可能となっているが、E-M1XやE-M1 IIのような追従18コマ秒・60コマ秒の連写性能は無い。
- 片手で操作するのに適したカメラデザインだ。サイズは小さいが防塵防滴仕様でしっかりとした質感である。
- バリアングルモニタの仕様は従来通りだ。タッチパネルのレスポンスは僅かに動きが遅いものの、それでもまともに動作する。
- 内部フラッシュは存在しないものの、外付けフラッシュが同梱している。
- WiFiに加えてBluetoothにも対応している。
- ISOオートは限界シャッタースピードに対応している。
噂されていた手持ちハイレゾこそ実装されていませんが、スペックはOM-D E-M1 Mark IIに近いものとなっていますね。OM-D E-M5 Mark IIからの乗り換えであれば満足のいくスペックアップと感じるはず。2016年末に20万円のE-M1 Mark IIで投入された機能を実質13万円程度(キャッシュバック込)で使えると考えるとコストパフォーマンスの高いモデルと言えるかもしれません。
その反面、E-M1XやE-M1 Mark IIユーザーからすると目新しい機能が何一つ搭載されていないので購入に至る決定打が無いような印象。E-M1 Mark IIの販売価格が下がってきているので悩ましいところですねえ。ちなみにバッファはE-M1 Mark IIのほうが大きく、プロキャプチャーや連写時の撮影枚数で差が付いています。
E-M1 Mark IIのセンサーとプロセッサーと同じであるため、E-M5 Mark IIIの画質はE-M1 Mark IIの評価を参考にすると良いかもしれません。
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