DPReviewがシグマ「fp L」のサンプルギャラリーを公開しました。6100万画素らしく高解像な作例となっていますね。ちなみにファイルはロスレスRAWで80MBとなっている模様。
DPReview:Sigma fp L sample gallery
シグマの新製品「fp L」は、市場で最も小さく、最も解像度の高いフルサイズカメラだ。6,100万画素という圧倒的な高精細度を実現している。新生fp Lの魅力を初期サンプルギャラリーでご紹介する。
6100万画素のフルサイズミラーレスは既にソニー「α7R IV」が実現していますが、fp Lはローパスフィルターを搭載して偽色やモアレを予防している部分で画質に違いが見られます。ソニーもデジタル処理である程度補正できますが、完璧ではないので気になっていたポイント。DPReviewの作例を確認すると、確かに細部まで自然な描写を実現しているように見えます。個人的に高画素機でもローパスフィルターは必要と考えているので、シグマの方向性には賛成。
今のところ欠点はRAWが80MBと巨大なことでしょうか。圧縮RAWの選択肢が欲しいところですねえ。ノイズやダイナミックレンジはα7R IVと似たものと予想されます。手ぶれ補正を搭載していないので6100万画素を最大限活かすのであれば三脚が必要なるシーンが多いかも。新しいカラーモードの作例が見当たらないのは残念ですが、今後の他のレビューサイトでの掲載に期待。
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