DPReviewがツアイス「ZX1」のISO感度別スタジオテストシーンの作例を公開。高感度ISO性能のカラーノイズが少し多めに見えますが、搭載している35mm F2レンズは非常に優秀な光学性能を備えている模様。
ZX1
DPReview:Check out that lens: Zeiss ZX1 studio scene uploaded
Zeiss ZX1のレビューを作成中であり、スタジオシーンの作例を完成させた。このカメラのJPEGエンジンにはあまり感銘を受けていないが、Rawモードでは、35mm F2レンズが本当に輝いていると言わざるを得ない。他のレンズ固定式の大型センサーのカメラとの比較については、チャートの隅をチェックしてほしい。
しかし、JPEG画像に関しては、何度も試した結果、カスタムホワイトバランス機能で調整するのがベストとなった。また、このカメラには緑/マゼンタの「色合い」軸を手動で調整する選択肢がないため、これを改善する方法が無い。ただし、Lightroomではるかに繊細な補正ツールに対応しているため、ボディ内現像では問題とならない。
高感度ISOはLeica Q2やRX1R IIに搭載している高解像センサーよりもカラーノイズが少し多いように見えます。しかしレンズの光学性能は非常に良好で、中央・四隅どちらもライカやソニーより良好なパフォーマンスを発揮している模様。特に四隅の性能差は顕著。
レンズを交換できないデジタルカメラにとって、レンズの性能はとても重要です。いくらセンサー性能が良好だとしてもレンズがそれを活かしきれないのであれば、宝の持ち腐れとなってしまいます。
この点、ZX1が搭載している35mm F2は非常に優秀なレンズと言えそうです。高解像であるがゆえに、部分的にモアレが発生しているのは悩ましいところ。
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