安い割りには使いやすい
あまり見かけないレンズでしょう?
TokinaのKマウントレンズです。ちょいと前に35-70mmのTokinaレンズで懲りたかと思えばいつの間にかもう一本買っちゃいました。HARD OFFに売っていて、その場で確認してもカビも生えていなかったので即買い。早速手持ちのPENTAXK-3に取り付けてみた。
なんと言ってもこの見た目。グリップ以外ツルンツルン。プラスチック製では無く、金属製らしく手に持つと冷やっとした感触が伝わってくる。ズームはインナーズームなので、鏡胴が伸びない。古いレンズの割りには結構イイ。しかし、ズームリングのグリップはあるのに、フォーカスリングのグリップは存在しない。存在しないが、一応前玉付近を手で回せばフォーカシング出来るようにはなっている。AFメインに設計された為、MF前提に作られていないということだ。AFぶっ壊れたら非常に使い勝手が悪くなるレンズだ。
描写もまあ、普通の望遠ズーム。逆に言えばそこら辺のウン万するレンズとあまり変わらない。絞らないとフリンジは出るし、絞るとでなくなる。
絞らないと色収差は盛大に出る。純正の安い望遠でも10,000円以上するので、それを考えると中古のレンズ1,600円でこの画質で焦点域をカバー出来るのは嬉しい。
惜しむらくはフードが付いて来なかったのでフレアが盛大に出る。普通に撮れてたのに急に全体的に白くぼやけてんなと思ったらすさまじいフレアでした、なんてことも…。装着出来るフードを買うか自作するか。するとフードの方がレンズより高くなってしまいそうな訳だが(笑
先ほども述べたが、古いレンズの割りには普通に使える。それでいて安い。
Tokinaと言えば昔はPENTAXと共同出資で光学開発していただけに相性が良いのかどうなのか。いや普通に使えるレンズでした。中古やヤフオクで安く売っていたらオススメ。手持ちに既に望遠レンズがあるなら無理に買う必要は無い。そんなレンズである。
スポンサーリンク