LKサムヤンがレンズ筐体はそのままで、光学系のみを交換できるAFレンズ「Remaster Slim 32mm F2.8」を正式発表しました。10月には光学系「28mm F3.5」「21mm F3.5」を発売予定とのこと。
概要
- プレスリリース
- 商品ページ
- 仕様表
- 公式サンプル
- データベース
- 販売価格:292,600ウォン
- 世界初光学交換AFレンズ
・レンズ全体ではなく、光学系のみ交換可能
・磁気固定式のバヨネットマウントで素早く交換可能- 21mm、28mm、32mmの光学系は伝説的なP&Sフィルムカメラからインスピレーションを得て、デジタルセンサーに最適化
(訳注:P&S=Point and Shoot=押せば撮れる全自動のカメラ)- 21mm F3.5と28mm F3.5は10月発売予定
- 予約注文は韓国でのみ可能
- 自社のAF 35mm F2.8よりも小型軽量
・2cm未満のコンパクトサイズと80g未満の重量- AF/MFスイッチ
- MFモードで最短撮影距離を短縮
- 古典的な光学系の特性を現代の技術で再解釈
主な仕様(本体+21mm / 28mm / 35mm)
- フォーマット:フルサイズ
- マウント:Sony E
- 焦点距離:21 / 28 / 35 mm
- 絞り値:F3.5-F22 / F3.5-F22 / F2.8-F22
- 絞り羽根:7枚
- レンズ構成:6群7枚 / 6群6枚 / 6群6枚
- 最短撮影距離:0.18 / 0.30 / 0.28 m
- 最大撮影倍率:0.16 / 0.12 / 0.11 倍(AF時)
- フィルター径:49.0mm
- サイズ:φ63.0×19.5mm
- 重量:58.1g+12.6g / 12.5g / 8.4g
- 防塵防滴:-
- AF:STM(本体)
- 手ぶれ補正:
- その他機能:
・UMCコーティング
・磁気式光学系マウント
・AF/MFモードスイッチ
非常に興味深い新製品がLKサムヤンから登場しました。筐体はそのままカメラに装着しつつ、磁気で固定できる光学系をユニット化して交換できる製品のようです。今のところ35mm F2.8のみですが、10月には2種類の広角レンズが追加される模様。光学系には絞りも含まれており、本体側の駆動系から動作させるようです。
AFの仕組みはライカMマウント用AFアダプターのように、マウント部をヘリコイドで前後させる方式のように見えます。つまり全群繰り出し式ですが、前方に49mmフィルターを装着可能となっているので、どのように動作するのかは不明。
仕組みは画期的ではないものの、独自のレンズ・マウントを使った製品はこれが初めて。これがは流行るかどうか分かりませんが、手頃な価格もあって面白い選択肢となるかもしれませんね。参考までにヘリコイド式でAFを動作させるTZM-02アダプターの図を以下に掲載。
LKサムヤンはひとまず国内(韓国)向けに製品をリリース。グローバル版が登場するかどうか不明ですが、続報を待ちたいと思います。
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