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VILTROX AF 20mm F2.8 レンズレビューVol.3 解像チャート編

「VILTROX AF 20mm F2.8」ニコンZマウントのレビュー第三弾を公開。像面湾曲の影響が強く、さらに中央以外はピントを合わせたとしてもF2.8~F4の画質がソフト。ただし、しっかりと絞ると思っていたよりも良好な結果を得ることができました。

VILTROX AF 20mm F2.8のレビュー一覧

解像力チャート

撮影環境

テスト環境

  • カメラボディ:Nikon Z 8
  • 交換レンズ:VILTROX AF 20mm F2.8 Z
  • パール光学工業株式会社
    【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)
  • オリンパス HYRes 3.1 解析ソフト
  • 屋内で照明環境が一定
  • 三脚・セルフタイマー10秒・電子シャッター
  • RAW出力
  • ISO 100 固定
  • Adobe Lightroom Classic CCでRAW現像
    ・シャープネス オフ
    ・ノイズリダクション オフ
    ・色収差補正オフ
    ・格納されたレンズプロファイル(外せない)
  • 解析するポイントごとにピントを合わせて撮影
    (像面湾曲は近接で測定が難しいので無限遠時にチェック)
  • 近接でのテストであることに注意(無限遠側はさらに良好となる可能性あり)

補足

今回はRAW出力を元にしてシャープネスをオフの状態で検証。ボディ出力のJPEGやRAW現像でシャープネスを整えるとより数値が向上する可能性あり。今回の数値はあくまでも「最低値」とお考え下さい。

テスト結果

中央は絞り開放からまずまず良好で、F4まで絞ると優れた結果を得ることができます。周辺部や隅はF2.8の絞り開放こそソフトな画質ですが、F4~F5.6まで絞ると急速に改善します。絞っても中央と同等の結果とはなりませんが、小型軽量で手ごろな価格の超広角レンズとしてはきちんとした結果。注意点として、像面湾曲がかなり強めに発生するため、絞ってもパンフォーカスを得るのは難しい。

中央

F2.8から良好ですが、F4まで絞ると細部の解像性能が大きく向上。F4以降に大きな変化はないものの、ピークの性能がF8まで続きます。

周辺

像面湾曲を回避するためにピントを合わせた状態でもF2.8はソフトな画質。F4まで絞るとだいぶ改善しますが、ピークに近づくのはF5.6まで絞った時。しっかりと絞った状態では満足のいく結果を得ることが出来ます。

四隅

周辺と同じような傾向ですが、F4でもまだソフトな画質。F5.6でようやく実用的な画質に到達し、F8でピークに近い結果を得ることができます。20mmの超広角で、主要な被写体を隅に配置することは無いと思いますが、そのような場合はしっかりと絞ったほうが良いかもしれません。

数値確認

中央 周辺部 四隅
F2.8 3736
F4.0 4662 2280
F5.6 4531 3661 2069
F8.0 4658 3914 2859
F11 4343 3759 3272
F16 3824 3506 3225

実写確認

まとめ

中央から広い範囲はF2.8からシャープな結果を得ることができます。ただし、周辺や隅に被写体を置く場合、少し絞ったほうが良いと感じる場合あり。ただ、超広角レンズの接写で周辺や隅がシャープである必要性は高くないはず。シャープな中央や中央周辺を使って撮影する機会が多いと思うので、特に心配することは無いでしょう。注意点として、接近時は像面湾曲の影響が強くなります。平面の被写体で特に目立ちます。このような場合はしっかりと絞って撮影するのがオススメ。

購入早見表

作例

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