- 2017.12.12:レイアウトを更新しました。
データベース
中央解像力 開放 | ややソフト | 周辺解像力 開放 | ソフト |
中央解像力 ピーク | 抜群 F2-F4 |
周辺解像力 ピーク | 非常に良好 F4-F5.6 |
軸上色収差 | ほぼ完璧 | 倍率色収差 | ?ほぼ完璧 |
球面収差 | 開放で影響あり F1.4で緩和 |
コマ収差 | 目立つ |
非点収差 | 良好 | 歪曲 | 樽型 小 |
周辺減光 | 開放で目立つ F2で解消 |
逆光耐性 | まずまず良好 |
AF | MF限定 | MF回転角 | 270度 |
最大撮影倍率 最短撮影距離 |
1:3.9 0.17m |
手ぶれ補正 | ー |
フィルター | 52mm | 重量 | 435g |
ボケ傾向 | 前後とも滑らか・玉ボケは絞りと口径食の影響 大 | ||
備考 | 金属鏡筒・絞りリング・電子接点無・非IF |
レビュー
購入早見表
楽天市場 | Amazon | カメラのキタムラ | Yahoo | |
フォクトレンダー NOKTON 25mm F0.95 Type II | 新品・中古情報 |
新品・中古情報 |
新品・中古情報 |
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 25mm |
口径比 | 1 : 0.95 |
最小絞り | F16 |
レンズ構成 | 8群11枚 |
画角 | 47.3° |
絞り羽根枚数 | 10 枚 |
最短撮影距離 | 0.17m |
最大撮影倍率 | 1:3.9 |
最大径×全長 | φ60.0×70.0mm |
フィルターサイズ | φ52mm |
重量 | 435g |
レンズフード | 付属 |
その他: | 絞り切り替え機構付 |
極上ボケ味の標準NOKTON
超広角・広角・標準・中望遠をF0.95でカバーする「NOKTON」シリーズの標準単焦点。
金属製の外装はとても高級感があり、電子制御の多いマイクロフォーサーズにおいてピントリングの操作感は極上と言えるもの。絞りリングの操作時にクリックと無段階絞りの切り替えが出来るため、動画撮影時にも便利だったりする。
解像力・描写携行
絞り開放ではさすがに柔らかい描写となるが、絞れば絞るほどギュッと引き締まってくるのでF値によって変化を楽しめるレンズ。
その性能はF5.6前後でピークを迎え、その際はフレーム全域でシャープな描写を得ることが出来るようになる。逆に絞りを開けてやれば、薄いピント面から始まる滑らかで綺麗なボケ味を十二分に堪能できる。
色収差
全体的にしっかりと補正されているので、色収差が特に目立つようなシーンはそう多くない。
純正には無い柔らかい表現も持つ
なんと言っても絞り開放時の柔らかい表現は「開放からシャープ」という現行レンズには無い特徴と言える性質のもの。滑らかなボケ味とセットでふわりと溶けるような描写をマイクロフォーサーズで楽しみたいのであれば、唯一無二のNOKTONシリーズを置いて他にない。
競合レンズ
25mmはボディメーカーが純正レンズに力を入れるスタンダードな領域。手頃な一本から極め付けの一本まで選択肢が幅広い。
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
オリンパス純正レンズとしては初となるF1.2のとても明るい単焦点レンズ。
ヌケの良い現代的な写りと滑らかで綺麗なボケ味が両立するPROレンズらしい一本。ボケ味優先のレンズだが、解像度は文句なしで色収差は実に見事に補正されている。絞り開放でも全く問題ない描写だが、F2まで絞るとさらに解像力が向上しピークを迎える。
防塵防滴仕様である事を加えると、このクラスでの使い勝手はナンバーワン。とは言え、競合レンズはどれもこれも高性能な単焦点が多くコストパフォーマンスを考慮した場合にはやや割高に感じるかもしれない。特に絞って使うシーンが多いのであれば、安価なF1.8でも十分な性能を持っている。
明るさと使い勝手を追求するとNOKTONよりも使いやすいのはこちらだろう。
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
F値を抑えた安価でコンパクトな標準単焦点で、小型・軽量なのでPENシリーズとの相性が良好。
オリンパスの標準単焦点で言えばコスパの高い逸品だが、パナソニックにはさらに安価で手に入るF1.7が存在する。
ただし、NOKTONと比較してしまうとF値がかなり平凡に感じてしまう。単純にこの手のレンズに大きなボケを期待しているのであれば、45mm F1.8から先にそろえた方がいいかもしれない。
標準単焦点でボケが欲しいのであればNOKTONの選択肢もアリ。
LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.
性能・コスト的にZUIKO 25mmとNOKTONの中間に位置するライカ銘のパナソニックレンズ。
他のレンズと同様にこのレンズも開放からシャープで中央は抜群の切れ味を誇る。ある程度コストパフォーマンスを意識しつつ、ボケやレンズの明るさが欲しいのであればこれが最もバランスの取れている選択肢。
LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
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