タムロンのフルサイズミラーレス用交換レンズ「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F051?」のレビューページに遠景解像テストを追加しました。
撮影環境
- α7 III(2400万画素)
- Leofoto LS-283CM+LH-30
- セルフタイマー+電子シャッターで反動軽減
- 絞り優先モードで開放から1段ごとに撮影
- RAW出力
- Adobe Lightroom Classic CCにて現像
・Adobeカラー
・シャープネス「0」
・ノイズ低減「0」 - 全体像から赤枠の部分をクロップ
実写作例
中央領域は絞り開放から良好な解像性能を発揮。絞ることによる解像感の向上はありません。
APS-C領域はF2.8のみ周辺減光の影響があるものの、解像性能は良好。中央と比べるとシャープさが低下しているものの、F4~F11で非常に良好なパフォーマンスを発揮しています。
フルサイズ四隅もF2.8で周辺減光の影響が強く、1段絞ると改善します。解像性能は開放から小絞りまで一定しており、被写界深度が問題無ければ絞る必要性はあまり無さそう。
レンズプロファイルを適用したボディ内出力のJPEGならばさらに周辺部や四隅の画質が改善します。
4200万画素のα7R IIIや6100万画素のα7R IVだとどうか?
中央はまだまだ伸びしろを感じ、周辺部や四隅はグレードが落ちるものの、安定した画質なのでは無いかと思います。
雑感
大きな欠点は存在しない非常に安定感のある解像性能。隅から隅まで一貫したシャープネス、と言う訳ではありませんが全体的に良像と呼べる画質を絞り開放から小絞りまで実現しています。
2400万画素のα7 IIIならば「17-28mm F/2.8 Di III RXD」と見比べて大きな差はありません。レンズサイズも大口径広角ズームの割に小さいので、個人的には17-28mm F2.8のほうがおススメ。
タムロン24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F051徹底レビューページはコチラ
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