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AF-S NIKKOR 28mm f/1.8GはNikon Z 7で使えるレンズか実写チェック

更新日:

このページでは「AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G」を「Nikon Z 7」と組み合わせてレビューしています。

管理人の評価

中央解像力 開放 とても良好 周辺解像力 開放 良好
中央解像力 ピーク とても良好
F4-F8
周辺解像力 ピーク とても良好
F5.6-F11
軸上色収差 軽微 倍率色収差 良好
球面収差 良好 コマ収差 未検証
非点収差 良好 歪曲 樽型 並
周辺減光 24mmで目立つ 逆光耐性 まずまず
AF MF回転角 90度
最大撮影倍率
最短撮影距離
0.21倍
0.25m
手ぶれ補正
フィルター Ø67mm 重量 約330g
良好・ニュートラル
コントラスト 良好
ボケ傾向 近接時は良好だが離れると騒がしい
備考 レンズフード付属・プラスチック鏡筒

Nikon Zのために新品購入はおススメ出来ないけど、ネイティブZレンズ登場までの穴を安価な中古玉で埋めるなら一つの選択肢。

外観レビュー

ハンズオン

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質感・サイズ・重量

鏡筒の材質はプラスチック製でシグマやタムロンの最新モデルと比べると若干安っぽい。

ただし、この価格帯のレンズとしては十分しっかりとした作りで特に不満とは感じない。(AF-S 58mm F1.4Gも同じ質感だった時はさすがに不満だったけども…。)

プラスチック感はあるものの、まずまず軽量。

マウント

レンズマウントは金属製。マウント周辺部には簡易防滴用のゴムが施されています。

Gタイプのレンズであるため絞り羽根の駆動はメカ式。

リアフォーカスのためフォーカスリングを操作すると後玉が前後に移動します。

フォーカスリング

23mm幅のフォーカスリングは指2本で操作するには程よいサイズ感。指のかかりは良好。

動作の抵抗感は程よいものの、少しシャリシャリした感触を持つためヘリコイド式と比べて心地よい操作感ではありません。

また、フォーカスリングを左右に切り返して操作する場合、僅かなアソビが発生します。至近距離でピントの微調整をする場合は少し気になるかも。

レンズ

レンズ構成は「9群11枚(非球面レンズ2枚、ナノクリスタルコートあり)」。

このクラスのレンズとしては一般的な非球面レンズの枚数を使用しており、EDレンズは未使用の模様。特殊レンズは少ないものの、後述するように光学性能はなかなか良好。

Nikon Z 7との組み合わせ

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サイズ

FTZと組み合わせても軽量なレンズのため重量のバランスは取れている。

ただし、ソニーα7 IIIと専用設計のFE28mm F2を使ったことがある身からすると少し大きく感じるサイズ。28mmや35mmには携帯性や機動力も重視しているので、そのボーダーラインは超えてしまっているかなと。(NIKKOR Z 35mm F1.8Sあたりがギリギリ許容範囲)レンズ外径が大きく、レンズフードも嵩張ってしまうのが難点。

レンズアダプターFTZがカメラ底面より少し下へ出っ張る。今後登場するであろう社外製カメラプレートなどと干渉しやすいだろうなあ…。

オートフォーカス

FTZ経由で問題無く動作。

オートフォーカスは極めて快適だが、動作原理は一眼レフのライブビューと同じなので絞った状態でAFを動作させると低照度環境で遅くなる。(F5.6までは実絞り測距)

AF-Cでの追従性能も中々良好。ただし、至近距離で子供を撮影していると追いつかないことがしばしばある。これはオートフォーカス速度のボトルネックはレンズ側の駆動方式にあるような印象を受ける。

手振れ補正

ネイティブZマウントの24-70mm F4Sが3~4段分の恩恵を受けているとすると、本レンズはおよそ2段分前後。

効果は薄くなるものの、一眼レフで全く補正効果が無いのと比べると雲泥の差。

たかが2段、されど2段。ISO6400で我慢していたシーンをISO1600で撮影できるのはデカい。

実写レビュー

遠景解像

中央

絞り開放から良好だが、1段絞るとグッと良くなり、F4まで絞るとF8までピークが続く。F16まで絞ると回折の影響が目立ってくるので被写界深度が問題無ければF11あたりまでを使うと良いでしょう。

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想像していたよりも安定した絞り開放のパフォーマンス。中央と同じく1段絞るとグッと良くなり、F4からF11までピークのパフォーマンスが持続する印象。

この価格でこれだけ写れば十分。

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ボケ 近距離

この画角のレンズとしては滑らかで玉ボケの形状や内側も良好。

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ボケ 中距離

近距離とは打って変わって少し騒がしい。SNSやウェブ上で使うならまだしも拡大したりクロップして使う場合は要確認。

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逆光耐性

このクラスとしては珍しくナノクリスタルコートを採用。

フレア耐性はなかなか良好ですがゴーストはそれなりに発生する模様。

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色収差

「EDレンズを使っていないわりには」と枕詞は必要なものの、特に目立った色収差は無し。

海外では「色収差が目立つ」という評価があるものの、個人的には安い50mm F1.8などと比べると全く問題無いレベル。

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周辺減光

周辺減光は絞り開放でソコソコ発生。作例を載せ忘れたものの、F4まで絞るとほぼ解消する。

デジタル補正「N」ではあまり改善が見られない。

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歪曲収差

やや樽型で見方によっては少し陣笠状にも見える。

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発色・コントラスト

ニュートラルでニコンらしい発色。絞り開放時にカメラ側のAWBが暖色系に若干傾く傾向があるように感じる。

色は個性的では無いものの、使いやすい印象。

コントラスト

絞り開放で僅かに低いものの、少し絞ると良好になる。

まとめ

ここがポイント

  • NIKKOR Zでカバーしていない28mm大口径
  • Nikon Z 7との組み合わせで動作に問題無し
  • 割とお手頃価格(特に中古市場)
  • 絞り開放から四隅まで安定した解像性能
  • 近接時の滑らかなボケ(被写体と離れると騒がしくなる)
  • やや目立つ周辺減光と穏やかな歪曲収差
  • 一眼レフには無いボディ内手振れ補正を使うことができる(約2段分安定)

価格とパフォーマンスは全く問題無し。特に絞った時の解像性能はNIKKOR 24-70mm F4 Sよりもディテールが良好なので単焦点を使う意味がある。

近接時のボケは良好でオートフォーカスも程よく高速。

個人的に引っかかるのはサイズくらいでしょうか(重量は問題無し)。「Nikon Zのために買っても良いか?」と言うと、サイズが気にならないのであればおススメして良いレベル。

手振れ補正が2段程度効くため一眼レフと比べて使い勝手は良好。絞り開放から良好な遠景解像性能を持つため、夕景や夜景、低照度な屋内撮影では重宝するはず。ただし、海外の評価ではコマ収差が目立つと言った報告もあるので作例を要確認

サンプルギャラリー

オリジナルデータはFlickrで掲載しています。

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