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GoPro HERO7は同一センサーながら顕著な改善点が多いアクションカメラ【海外の評価】

LesnumeriqueがGoproの新製品「HERO7」のレビューを掲載しています。

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HERO6とは別物

  • インターフェースは似ているが僅かに更新されている。新規ユーザーであれば元が良好なエルゴノミクスにも関わらず、少し慣れが必要となってくる。例えば「戻る」ボタンが無かったり等。
  • レスポンスが悪かったり、モニターが小さかったり、そして時に気まぐれだったりするものの、タッチ操作は効果的だ。
  • 音声コマンドはうまくいく。理想的な無音状況であれば数メートル離れても問題無く操作可能だ。騒々しい環境でも大声で操作することが出来る。パリの地下鉄では大声でも操作出来なかった。
  • スマートフォンと連携することで操作性を改善することが出来る。強くおススメする。アプリの検出は簡単で心配なく動作する。
  • Facebookライブブロードキャストの設定は簡単だが、操作パネルはよく理解しておく必要がある。初回のパラメーターが決まってしまえば次回は問題無く出来るはずだ。
  • HERO7 Blackでは2つの視野角を利用可能だ。RAW+JPEG撮影はワイドアングルのみ設定可能である。歪曲が少ないリニアがRAW対応していないのは残念だ。
  • スーパーフォトモードでは露出・彩度・ハイライトのパラメータが増加する。人工的な描写だが、しばしば一般的には「良い画像」と評価されることがある。
  • プロチューン機能を使うと、マニュアルモードやその他調整にアクセスでき、シャープネスを3段階で調整できる。
  • カラープロファイルを無効にすると「フラット」と呼ばれるプロファイルとなり、ポストプロダクションに適した色再現となる。
  • 夜間に初期設定で撮影するとノイズが発生しディテールや彩度が低下する。オートナイトモードを利用するとこれらを改善できるが、露出時間が長くなるため手持ち撮影は難しい。
  • 前述したように、リニアはワイドの歪曲をデジタル補正したものだと思われる。このため、画質差が顕著となりISO感度上昇における画質維持が難しい。
  • ワイドアングルの場合、ディテールが豊富でISO800でも十分補正されている。ISO1600から著しくノイズが発生する。ISO3200は極悪だ。
  • そもそも論としてあまり静止画に向いていない。画像を生成するのに時間がかかり過ぎる。
  • 動画モードではライナー(歪曲無し)・ラージ・スーパービューの3つから選ぶことが出来る。画角は静止画モードと一致していない。
  • 使用可能な動画フォーマットは多く、視野角・手振れ補正の対応状況が異なるため迷ってしまう。(訳注:Lesnumeriqueには対応フォーマットの早見表が公開されています。)
  • タイムワープはとても簡単に使用することが出来る実用的な機能だ。撮影間隔は0.5秒?1分の間で設定可能である。
  • 動画モードでフラットを利用することでポストプロダクションに適した素材を生成することが出来る。
  • HERO5で手振れ補正に対応し、HERO7で「HyperSmooth」という新しいモードが生まれた。とても効果的な手振れ補正であり、見事なパフォーマンスだ。HERO6と見比べても明らかである。
  • 以前のモデルと比較して部分的な色・コントラスト・色収差の改善が見られる。

GoPro HERO7はセンサーや設計をそのままに改善が施されたカメラだ。より正確なアルゴリズムを備えたソフトウェアの進化によって、ハードウェアの革新無くして前モデルから大きな進化を遂げている。

強み:簡単操作の自動設定・4K 60p・全体的な画質・HyperSmoothの手振れ補正・風ノイズの改善・多くの設定を利用可能・効果的なタッチ操作・単品での10m防水

弱み:操作方法が必ずしも明瞭ではない・手振れ補正に関するフォーマットの制限・ホルダー経由でバッテリーやSDカードの交換が出来ない・メニューには慣れる必要がある・ネジでは無く粘着テープを使用した固定方法・ナイトモードでは手持ち撮影が難しい・静止画時のレスポンスが悪い・iOSと比べるとAndroidは不利

とのこと。

センサーはHERO6から継承する形となっていますが、カスタムされたGP1チップによる向上が目立つようです。

最終的な結論で「弱み」と述べている部分は時間の経過や手段で解決できる項目が多いですね。それに対して強力な手振れ補正や画質はとても魅力的なものと感じます。特に手振れ補正の効果は「今までのは何だったのだろう」と感じるほど。これは今まで興味が無かった分野でもかなり気になるパフォーマンス。

価格はHERO6と比べてやや高くなりましたが、凄まじく強力な手振れ補正やライブストリーミング、スーパーフォトなど魅力的な新機能を考えると妥当な価格設定と感じます。

Lesnumeriqueによるサンプルムービー

タイムワープ

FHD 240fps

カラープロファイル Flat

手振れ補正

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購入早見表

カラバリではなくスペックが違うので購入時は注意してください。

最上位がブラック、スタンダードモデルがシルバー、エントリーモデルがホワイト。

GoPro HERO7 BLACK CHDHX-701-FW
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GoPro HERO7 SILVER CHDHC-601-FW
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GoPro HERO7 WHITE CHDHB-601-FW
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