このページではフルサイズソニーEマウント対応交換レンズ「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」レビューの補足を掲載しています。このレンズのフルレビューはコチラ。
前後のボケ
- 前ボケ
- 後ボケ
前後の玉ボケに差は見られず、球面収差は良好に補正されているように見えます。
実際の遠景解像・解像力チャートのテストでは確かに良好な解像性能となり、球面収差の影響は見られませんでした。
望遠レンズとして特筆すべきことではありませんが、玉ボケは滑らかで綺麗な写りとなっていますね。軸上色収差による色づきも見られず、特にこれと言った描写の粗はありません。
非球面レンズを1枚組み込んでいますが、玉ねぎボケの兆候は見当たりません。
口径食と絞り羽根の影響 600mm
- F6.3
- F8.0
- F11
- F16
- F22
- F32
前回はピント位置を固定して撮影しましたが、今回は玉ボケの大きさが均一となるようにピントを調整しながら絞り羽根の影響を検証。
口径食はやはり四隅で影響を受け、F8までは玉ボケに変形が見られます。ただし、F11まで絞ると綺麗に解消するようです。
絞り羽根が11枚と多いこともあってか、小絞りを使っても絞り羽根の角張は目立ちません。
口径食 200mm
- F5.6
- F8.0
- F11
- F16
- F22
- F32
600mmほど顕著ではありませんが、口径食の影響はF8付近まで確認できます。やはりF11まで絞ると解消する模様。
コメント
600mmの超望遠ズームレンズとしては綺麗なボケ描写だと感じます。
シグマやタムロンの150-600mmと異なり、非球面レンズを1枚使用していますが、ボケへの影響は見られません。さらに11枚の絞り羽根で絞っても綺麗な円形を維持しているのは強みと言えるでしょう。
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