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OM-D E-M1Xを使いこなす 手持ちハイレゾ実写レビュー編

オリンパスのハイエンドモデル「OM-D E-M1X」の新機能「手持ちハイレゾショット」を2回に渡って試してきましたが、今回は「実際に撮影で使えるのか?」と言うことでハイレゾショットで観光地を撮影してきました。

手持ちハイレゾ実写レビュー

動作確認

動画で確認

画像で確認

基本的にはE-M1 Mark IIなど他のハイレゾ対応モデルと同じです。撮影メニュー1の「ハイレゾショット」から撮影設定を調整して利用します。撮影ディレイ・フレッシュチャージ時間に変化は無いはず。

新しく手持ちモードと三脚モードを切り替える項目が追加されています。三脚モードのまま手持ち撮影でもブレブレの画像となってしまうので注意。

E-M1Xはマイメニューに対応しているので頻繁に設定を変更するのであれば登録しておくと便利。

ハイレゾモードは従来通りドライブモードに内包されています。INFOボタンで手持ちモードと三脚モードを切り替えることが可能。

ライブビュー情報のドライブモード欄にハイレゾモードが表示されます。

この表示で手持ち・三脚を識別できると楽なのですが、今の仕様では判断できません。私はコレで三脚撮影時に手持ちハイレゾのまま撮影してしまいました。

合成処理時間は三脚モードと比べてやや長め。撮影枚数が倍の16コマとなっているので当然と言えば当然ですが、画角や構図を色々変えながら撮ろうとすると「遅すぎる」と感じるかも。

実写

*今回はFlickrにアップロードした画像を掲載しています。

E-M1X-P2230070-Edit-122 mm

61mm F5.6 1/200s ISO 800

通常の撮影(2000万画素)では厳しい細部までしっかりと再現しています。手振れを抑えるためにISO800を利用しましたが、シャドー領域も十分良好な画質とディテールを維持しているように見えます。

当日は風が強く、時おり揺れる木の枝や葉が不自然に合成されてしまったようです。あまり目立ちませんが、完璧ではありません。

E-M1X-P2230081-Edit-24 mm

12mm F5.6 1/10s ISO 800

屋内でも1/10秒で手持ちハイレゾが可能。人がいない僅かな時間を狙って素早く撮影したものの失敗せず。

16コマの撮影で使えないカットを意図的に捨てているのか、それとも露光中はガッチリ固定されるほど手振れ補正の効き目が高いのか…。

ISO800はマイクロフォーサーズで良好な画質を保てる境界線のような感度ですが、16コマの合成と高画素化によってノイズは特に気にならないほど低減します。シャドー持ち上げ時のノイズ低減に一役買っており、E-M1Xのダイナミックレンジ内ならば画質はとても良好。

E-M1X-P2230080-Edit-24 mm

12mm F4.0 1/125s ISO 250

16:9のアスペクト比にクロップしたとしても、3700万画素分のイメージだったりする。魚眼・広角レンズでパノラマのように切り取っても面白そうですね。

シャドーの持ち上げ耐性が高くなるので、ハイライトへ寄せ白飛びを最低限にするのも一つの手。

E-M1X-P2230104-Edit-16 mm

8mm F5.6 1/80s ISO 200

マイクロフォーサーズでよく感じていたダイナミックレンジの狭さが手持ちハイレゾによってあまり感じなくなりました。決してフルサイズのように14EVとなるわけではありませんが、柔軟性は間違いなく高くなっています。

特に輝度差が大きくなりがちな広角レンズを使う際に恩恵が大きい。

ただ、ファイルサイズが大きいので色収差やノイズなどの補正処理はパソコンのスペックによって過負荷気味になることも。

E-M1X-P2230095-Edit-24 mm

12mm F5.6 1/8s ISO 200

バリアングルモニターを使ってローアングルでパチリ。1/10sを切って問題無く撮影可能とは恐れ入りました。

ただ、E-M1Xはグリップ一体型のためローアングルに限界がある(縦位置グリップが邪魔になるため)のが欠点。

E-M1X-P2230084-Edit-100 mm

50mm F5.6 1/30s ISO 800

被写体が近く、望遠域を使ったとしてもシャッタースピードを調節すれば比較的簡単に撮影可能。まさかこの距離感で成功するとは思っていなかっただけに驚きが大きい。

今回はF4ズームを軸にして撮影しましたが、F1.2 PROやF1.4の単焦点レンズと組み合わせることでさらに低照度に強い手持ちハイレゾを楽しめるはず。(12-100PROは手振れ補正の恩恵が大きいのかもしれませんが)

E-M1X-P2230065-Edit-160 mm

80mm F5.6 1/25s ISO 200

換算160mmの望遠域でも1/25秒で手持ちハイレゾが出来てしまう不思議。

気のせいかもしれませんが、E-M1 Mark IIなど従来モデルと比べて暗部諧調が良くなっている気がする。無理に持ち上げなくなったと言うか、ノイズが低減しているというか…。

E-M1X-P2240354-Edit-16 mm

8mm F8 1/60s ISO 400

前回も使った1コマ。サンセットでここまでラティチュードが広いなら個人的には十分なパフォーマンス。これ以上を求めるとしたらフルサイズでも力不足で、ハーフNDやAEブラケットを使ったほうが良い結果となりそうです。

期待値を余裕で超えてきた完成度

手持ちハイレゾのポイント

Good

  • 効果的な手振れ補正による合成成功率
  • ダイナミックレンジ内の低ノイズ化
  • フルサイズ高画素機に近い高解像イメージ出力が可能
  • RAW出力対応

Bad

  • 処理時間が長い
  • 動き物に対しての補正や処理が完璧では無い
  • ファイルサイズが大きい

これは凄い。ここまで成功率が高く、実用的な機能とは想像していませんでした。

動き物が写りこむと不自然な描写となりますが、それさえ避ければかなり使いやすい。避けるべきものがハッキリとしているので機能の使い分けは簡単。

ファイルサイズは大きくなり、合成処理の時間は長いですが、使えるシーンでは積極的に活用していきたい機能。今じゃ普通に撮影するより手持ちハイレゾのカットが多いです。

既にマイクロフォーサーズレンズを数多く所有し、この機能目当てにE-M1Xを購入するのは悪く無い考えじゃないかなと感じました。とてもおススメできる機能。

今回使用した機材

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