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VILTROX AF 35mm F1.7 レンズレビューVol.3 遠景解像編

「VILTROX AF 35mm F1.7」のレビュー第三弾 遠景解像編を公開。解像チャートテストと同じく、良好な結果が得られました。

簡易的なまとめ

近距離における解像チャートテストの結果と同じく、遠景でも非常に良好な結果を得ることが出来ました。F1.7の絞り開放から実用的な結果となり、絞ればコントラストが高く、隅まで優れた画質。これと言った弱点は見当たらず、F1.7の明るさを活かした遠景の撮影も可能。

As with the close-up resolution chart test results, we were able to obtain excellent results even at long distances. Practical results were achieved even at an aperture of F1.7, and when stopped down, contrast was high and image quality was excellent even in the corners. There were no notable weaknesses, and it was possible to take long-distance shots that took advantage of the brightness of F1.7.

VILTROX AF 35mm F1.7のレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2025.4.2 晴 微風
  • 三脚:Leofoto LS-365C
  • 雲台:BA BAFANG BCA-01
  • 露出:絞り優先AE ISO 100
  • RAW:Adobe Camera RAW
    ・シャープネスオフ
    ・レンズ補正オフ
    ・ノイズ補正オフ

中央

テスト結果は近距離解像チャートとほぼ同じ。絞り開放からシャープですが細部のコントラストはF2.0またはF2.8まで絞ると少し改善。以降はピークのパフォーマンスは続きF8.0以降で回折の影響が発生。

周辺

結果は中央とほとんど変わりません見分けるのが難しいくらい。絞りによる傾向は中央と同じでF2.0~ F2.8まで絞るとコントラストが改善。ピークの結果はF4.0で得られますが、F2やF2.8でも充分に良好な画質と言えるでしょう。

四隅

絞り開放では周辺減光や軸外収差の影響がわずかに見られます。しかし低価格の大口径レンズとしては安定した画質で、絞り開放から実用的な画質。また、絞ることで若干の改善が見られ、 F2.8からF4.0まで絞るとシャープでコントラストの良好な結果を得ることができます。隅までピークの結果を求める場合にはF5.6まで絞るのがおススメ。

まとめ

近距離における解像チャートテストの結果と同じく、遠景でも非常に良好な結果を得ることが出来ました。F1.7の絞り開放から実用的な結果となり、絞ればコントラストが高く、隅まで優れた画質。これと言った弱点は見当たらず、F1.7の明るさを活かした遠景の撮影も可能。

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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