このページでは一眼カメラ用交換レンズ「24mm F1.4 DG HSM」の情報を収集しています。
更新情報
- 2019-03-11:Dustin Abbottがレビューを掲載しています。
- 2018-07-28:KASYAPAがSony E用の作例を掲載しています。
- 2018-06-30:フォトヨドバシがソニーEマウントの作例を掲載しました。
- 2018-05-25:ソニーEマウント用の発売日が決定しました。
- 2017.8.31:KASYAPA Nikonマウントを作例に追加しました。
- 2017.5.7:レビュー・作例にリンクを多数追加
- 2017.2.13:ページを全体的に更新
- 2015.12.21:ページを公開
データベース
レビュー
作例
購入早見表
CANON | |||
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NIKON | |||
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SONY E | |||
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LEICA L | |||
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SIGMA SA | |||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
レンズ構成 | 11群15枚 |
最小絞り | F16 |
フィルターサイズ | φ77? |
画角 | 84.1° |
最短撮影距離 | 25cm |
最大径 × 全長 | Φ85mm × 90.2mm |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
最大倍率 | 1:5.3 |
重さ | 665g |
MTFチャート
レンズ構成図
キヤノン・ニコン共にF1.4の大口径単焦点がある定番画角のレンズにも関わらず、サードパーティ製として切り込んだ渾身の意欲作。
Artラインではお馴染みとなった、FLDやSLDガラスを贅沢に使用し、非球面レンズも2枚採用。諸収差を徹底的に押さえ込んだシグマらしい描写傾向のレンズだ。EXシリーズの24mm F1.8 MACROのようなハーフマクロに迫る撮影倍率はなくなってしまっているので注意。
広角の大口径となると、やはり気になるのは星撮りにおいてのコマ収差。開放絞りで撮影した場合には周辺部のコマ収差が発生するが、F2.8まで絞り込むことで概ね解消する。絞っても改善しない倍率色収差は純正よりも良好に補正されており、補正効果なしに純正並かそれ以上の性能を発揮する。
さらに2、3段絞り込むことによって周辺描写を含めカリッとシャープな描写を得られるようになる。解像度がピークとなるポイントはF4?F8にかけて。F16まで絞り込むと回折の影響が出始めている。
ちょいと重いもののスナップ撮影も楽しめる画角なので広角+大口径を活かした広がりのある表現の中にボケ味を付け加える事ができる点はグッド。50mmDGのような溶けるようなボケは出来ないものの、品の良いボケを演出出来る。歪曲は皆無に近く、開放から周辺部の解像力は良好なので、その点でもスナップやポートレートと相性が良い。広い画角を使いこなし甲斐のあるスペックで応えてくれるレンズ。
惜しむらくは防塵防滴仕様ではない事と、最小絞りがF16までしか無い事。但し、これらのデメリットを考えても純正の同クラスのレンズと比べた場合は半値程の実売価格には魅力を隠し切れない。
関連レンズ
- EF24mm F2.8 IS USM
- EF24mm F1.4L II USM
- AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
- AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
- Ai AF Nikkor 24mm f/2.8D
- Milvus 1.4/25
- Distagon T* 2.8/21
- Distagon T* 2/25
- Distagon T* 2.8/25
- Loxia 2.4/25
- Batis 2/25
- 24mm F1.4 ED AS IF UMC
- AF 24mm f/2.8 FE
海外の評価
Sony Alpha Blog
- ビルドクオリティは優れている。
- レンズフードは完全なプラスチック製だ。反射やフレアを低減する植毛はされていない。
- オートフォーカスは高速で効果的だ。顔検出は接写時の瞳AFと同じように良好な動作である。
- このレンズはソニー35mm F1.4 ZAやシグマ35mm F1.4と同じようなサイズであり特に大きなレンズではない。ただし、重量はGMやツアイスと比べて25%ほど重い。
- シャープネス:α7R III
・中央:F1.4でとても良好、F2~F11まで優れており、F16で回折の影響を受ける。
・四隅:F1.4でまずまず、F2で良好、F2.8でとてもよくなり、F4?F11まで優れている。F16で回折の影響を受ける。
・像面湾曲が大きく、四隅は中央と比べてシャープネスが劣る。しかし、これは大口径の広角レンズの多くに当てはまることである。
・FEマウントのSamyang 24mm F1.4 ED AS IF UMCと比較すると、シグマのF1.4はサムヤンのF4と同じくらいシャープである。 - 周辺減光は目立つがF2.8付近で解消する。
- 歪曲はとても小さい。
- 色収差はとても少ない。
- フレア耐性はコントラストを損なっておらずとても良好だ。
- 光芒は絞ると発生する。
- 後ボケは広角レンズらしくとても滑らかなボケとはならない傾向がある。
- 玉ボケは年輪ボケも無く良好だ。
- 発色は良好である。
- 動画撮影時のオートフォーカスは問題無い。絞り値を変更する場合はカメラを操作しなければならず、操作音がノイズとして拾われる可能性がある。
このレンズは他に替えが無い優れたレンズだ。サイズと価格は程よく、実写では絞り開放でとても良好なシャープネスを持つ光学性能である。そして近接時は素敵なボケ描写となる。
絞って風景撮影として使う場合はF4で四隅までシャープな描写である。もしこの焦点距離が好きなのであれば強くおススメできるレンズだ。
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