このページでは一眼カメラ用交換レンズ「AF 24mm f/2.8 FE」の情報を収集しています。
更新情報
- 2018-10-31:フォトヨドバシが実写レビューを掲載しています。
- 2018-10-18:Phillipreeveがレビューを掲載しています。
- 2018-09-17:Lenstipがレビューを掲載しています。
- 2018-07-13:ケンコートキナーが7月20日発売と正式アナウンスしました。
- 2018-06-11:正式発表されました。
・ePHOTOzineがさっそくレビューを掲載しています。 - 2018-06-10:11日アナウンスのティザー画像が公開されたので早速ページを作成しました。
データベース
レビュー
- 価格.com
レビュー/口コミ - Sony Alpha Blog
(抄訳記事) - Phillipreeve
- Phototrend
(抄訳記事)
参考サイト
購入早見表
AF 24mm F2.8 FE | |||
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レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 24mm |
---|---|
明るさ | F2.8-F22 |
レンズ構成 | 7群7枚 |
画角 | 82.1°(対角・35mm判フルサイズ) |
大きさ | 37×φ61.8mm |
重さ | 93g |
フィルター径 | 49mm |
最短焦点距離 | 0.24m |
最大撮影倍率 | 0.13倍 |
絞り羽根 | 7枚 |
付属品 | セミハードケース |
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海外の評価
Phototrend
TEST DU PANCAKE SAMYANG AF 24MM F/2.8 FE
- MFレンズメーカーだったサムヤンがAFレンズを作り始めて数年が経った。2018年6月にサムヤンはソニーEマウント用のAF対応24mm F2.8をリリースした。
- このレンズは6本目となるサムヤン製AFレンズだ。対応マウントはソニーEのみである。
- コンパクトで重量はわずか93gだ。目立たない広角レンズを探している人に理想的な相棒となるだろう。
- ぴったりと収まるレンズケースが同梱している。
- フードやキャップ抜きの重量はわずか93gだ。キヤノンのパンケーキレンズよりも軽いのである。
- プラスチック鏡筒だが美しい作りのレンズだ。レンズバヨネットはアルミ製である。
- AF24mm F2.8に匹敵するサイズの24mmレンズはソニーEマウントに存在しない。
- 外装はとてもシンプルだ。AF/MFスイッチなどは無い。マニュアルフォーカスリングのみだ。
- レンズフードは逆さ付け可能である。
- 防塵防滴非対応だ。このタイプのレンズで必須とは言えないが対応していると訴求力が高まったことだろう。
- α7 IIIとの組み合わせでとてもきちんとした画質のレンズである。
- 中央シャープネスはF2.8から良好だ。フレーム端はF2.8で少し劣り、色収差も発生している。F5.6まで絞ればフレーム全域でシャープとなる。F8~F11まで絞ると優れたシャープネスとなるが、それでも色収差は残存している。
- 歪曲収差は僅かな糸巻き型だ。
- F2.8~F4で周辺減光が目に付くものの、レンズ補正が有効である。F8まで絞ると改善するが、完璧には解消しない。
- 色収差を良好に補正している。絞り開放でさえ目に見える色ずれは存在しない。
- 逆光耐性が低いのは唯一の欠点だ。時おり非常にに不快なフレアとなって発生する。レンズフードはもう少し効果的な形状だと良かった。
- オートフォーカスはとても高速で正確だ。とても静かなので動画撮影にも適している。
α7のレンズラインアップを理想的かつ低価格に補完できるレンズだ。小型軽量でカメラにくっついて離れない常用レンズとなることだろう。
長所:高速で静かなAF・心地よいボケ・光学性能・小型軽量・コストパフォーマンス・実用的なケース
短所:周辺減光が目立つ・逆光耐性・防塵防滴非対応・
ePHOTOzine
- レンズフードは非常に小さく逆さ付けの必要性は感じない。多くのカットでフード有り無しによる遮光性の違いは無いはずだ。
- 滑らかな動作のマニュアルフォーカスリングだ。
- オートフォーカスは高速で動作の遅さは感じない。
- F2.8からF16まで優れたシャープネスのレンズである。F22で回折の影響により僅かな低下が見られるものの、依然としてとても良好だ。隅は中央とほぼ同質でF2.8-F11まで優れている。F16-F22でも非常に良好だ。
- 色収差は中央で皆無、隅も依然としてとても良好な補正だ。過酷な状況でも色収差は問題とならないだろう。
- 歪曲は0.04%の糸巻き型だ。
- 浅いレンズフードから予想できるようにフレアは発生させることが可能だ。
- ボケを作りにくいレンズだが、ボケ自体は滑らかだ。
本レンズは優れた光学性能、コンパクトなサイズ、優れた価格、魅力的な焦点距離を持っている。嫌いになる部分は何もなく、明らかに「エディターズチョイス」に相応しい一本だ。
長所:全域で優れたシャープネス・歪曲が実質存在しない・優れた色収差補正・小型軽量・高速で正確なAF・レンズの造り・古典的で使いやすい焦点距離
短所:ピント距離と被写界深度指標が無い・強い逆光でフレアがたまに発生する
機能性…4・操作性…5・性能…5・価格…5・総評…5
Lenstip
- レンズマウントは金属製だ。
- 製造国は韓国である。
- 17mmのフォーカスリングは素早く回転してもピント距離全域を移動するために100-120度の回転が必要だ。電子接点を持つため自動アシストに対応している。
- 解像度:
・中央:絞り開放の43lpmmは見事な結果では無いが、良像の基準値を少し上回っている。絞ると急速に改善しF5.6でピークとなる58lpmmとなる。シャープな画質だが感動するほどでは無い。
・隅:小型で小さい後玉から想像できるようにフレーム隅の画質は厳しい。絞り開放の解像度は弱めで、改善するにはF8まで絞る必要がある。
・見た目よりも良い結果を期待していたが、フレーム隅は妥協し過ぎのように思える。 - 軸上色収差は絞り開放で最も目立ち、F4でもしっかり見える。F5.6以降は解消する。
- 倍率色収差は大きな不満が無い。絞り開放でフレーム隅が悪いものの、幸いなことに絞ると急速に改善する。
- 球面収差によるフォーカスシフトの影響が大きい。
- 歪曲は公称値ー0.38%と賞賛すべき数値だ。陣笠状歪曲を考慮してもー1.06%と低い数値だ。
- コマ収差補正は面白い傾向を示している。APS-Cフレーム隅から点光源が変形しているものの、フレーム隅までその状態が維持され良好な補正状態だ。
- 非点収差は11.6%と中程度だ。
- 周辺減光はフルフレーム隅でー3.87EVだ。これまでテストしてきたレンズの中でワーストとなる1本だ。APS-C枠でもフルサイズ用レンズのように減光が発生する。
- 逆光耐性は優れている。周辺減光が大きいためフレーム隅に光源を配置してもフレアによる影響が小さいようだ。多くの場合問題とはならないが、フレーム外に光源を配置した時に光の筋で悪影響が発生する。
- オートフォーカスはピント距離全域を0.5秒の程よいスピードで移動する。最短撮影距離でたまにミスショットがあるものの、一般的な撮影距離でのミスはほぼ無い。
長所:良好な中央画質・おだやかな倍率色収差・僅かな歪曲・程よい逆光耐性・コマ収差が問題とならない・高速で正確なAF
短所:脆弱な鏡筒・フレーム隅の画質・目立つ球面収差・陣笠状歪曲・恐ろしい周辺減光・心地よくないボケ
AF35mm F2.8 FEは小型・安価・優れた光学性能を実現したが、本レンズはその傾向を継承していないため本当に残念だ。
Sony Alpha Blog
- ビルドクオリティは問題無いが完全なプラスチック製だ。
- 小型の逆さ付け対応レンズフードは素晴らしい。
- オートフォーカスは私にとってこのレンズの弱点だ。高速だが状況によって不安定となり、AFCとAFSを切り替える必要がある。AFCはソニー純正以上の場合があるものの、AFSではピンボケカットが発生した。動画撮影では前景にピントが引っ張られるシーンが多かった。
- シャープネス:α7R III
・中央:F2.8で良好、もしくはとても良好、F4-F5.6でとても良好、F8-F11で優れてり、F16で回折の影響を受ける。
・端:F2.8でまずまず、F4-F5.6で良好、F8-F11でとても良好、F16で回折の影響を受ける。
・四隅は中央と比べて明らかに劣っている。フレーム全体で最適なシャープネスを得るにはF8?11まで絞る必要がある。 - 周辺減光は絞り開放でとても目立つ。絞ると徐々に減少するが、F11でもまだ確認できる。
- 太陽下で色収差は少ない。
- 歪曲はほぼ無く目に見えない程度だ。
- フレアはとても良好に補正されている。
- 広角レンズとしてはボケがかなり良好だ。後ボケは素晴らしく、全く騒がしくない。
- 発色はサムヤンの弱点だ。
- FE24-70mm F2.8 GMとの比較:全体的にGMがより優れている。単焦点レンズよりも良好だ。ただし歪曲はサムヤンが良好だ。
長所:とても良好な中央シャープネス・とても小型軽量・低価格・ボケと発色は優れている
平均:AFは静かで高速だがAFSとAFCパフォーマンスが異なる
短所:四隅はF8まで絞る必要があり、絞っても中央と同等にはならない・周辺減光が目立つ
このレンズは良いレンズだ。タムロン28-75mm F2.8 RXDを補完する存在となるだろう。しかし、既にFE24-70mm F2.8 GMを所有しているのであれば24mm GMを待つべきだ。
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