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タムロン 70-210mm F/4 Di VC USD 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「70-210mm F/4 Di VC USD」の情報を収集しています。

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更新情報

  • 2018-12-06:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。
  • 2018-07-03:珍しくDpreviewがレビューを掲載しています。
  • 2018-06-22:Dustin Abbottがレビューを掲載しています。
  • 2018-06-21:The Phoblographerがレビューをお写ん歩がキヤノン用で作例を掲載しています。
  • 2018-06-09:Lenstipがレビューを掲載しています。
  • 2018-05-21:Dpreviewがサンプルギャラリーを公開しました。
  • 2018-05-18:The Digital Pictureが比較ツールに本レンズを追加しました。

レンズデータ

購入早見表

70-210mm F/4 Di VC USD キヤノン
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
70-210mm F/4 Di VC USD ニコン
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
70-210mmDi VC用 三脚座 A034TM
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
TELE CONVERTER 1.4× キヤノン用 (Model TC-X14)
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
TELE CONVERTER 1.4× ニコン用 (Model TC-X14)
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
TELE CONVERTER 2.0× キヤノン用 (Model TC-X20)
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
TELE CONVERTER 2.0× ニコン用 (Model TC-X20)
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
TAP-in Console Canon
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
TAP-in Console Nikon
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo

レンズデータ

レンズ仕様

モデル名 A034
焦点距離 70‐210mm
明るさ F/4
画角(対角画角) 34°21' -11°46'
<35mm 判フルサイズ一眼レフカメラ使用時>
23°01'-7°46'
<APS-C サイズ相当デジタル一眼レフカメラ使用時>
レンズ構成 14群20枚
最短撮影距離 0.95m
最大撮影倍率 1:3.1
フィルター径 Φ67mm
最大径 Φ76mm
長さ* 176.5mm (キヤノン用)
174mm (ニコン用)
質量** 860g (キヤノン用)
850g (ニコン用)
絞り羽根 9 枚 ( 円形絞り)
最小絞り F/4-F/32
手ブレ補正効果 4段 (CIPA 規格準拠)
キヤノン用:EOS-5DMKIII 使用時
ニコン用:D810 使用時
標準付属品 花形フード、レンズキャップ
対応マウント キヤノン用/ニコン用

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

海外の評価

Phototrend

TEST DU TÉLÉZOOM TAMRON 70-210 MM F/4 DI VC USD

  • キヤノン「EF70-200mm F4L IS II USM」やニコン「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」よりも低価格なF4望遠ズームだ。70-200mmはイベントや旅行、スポーツ、風景、野生動物などに最適で人気のあるズームレンズだ。
  • キヤノンEFマウント・ニコンFマウントに対応している。「70-210mm」と少し望遠端が長いのはタムロンの伝統的な焦点距離だ。
  • デュアルMPU仕様となっており、4段分の光学手ぶれ補正とUSDフォーカスモーターの制御が完全に独立している。
  • 防塵防滴仕様で前玉にはフッ素コーティングが施されている。
  • 撮影倍率は0.32倍で70-200mmクラスのレンズとしては最高の性能だ。95cmの撮影距離で近距離の被写体にピントを合わせることが出来る。
  • 全長176.5mm、重量860gのコンパクトなレンズだ。EOS 6D Mark IIとの組み合わせで総重量は1.62Kgとなる。このレンズのクオリティとF4望遠ズームであることを考慮すると、それほど重く感じないだろう。例えば、70-200mm F2.8はレンズだけで1.5Kgほどである。
  • 三脚座を追加購入可能だ。マグネシウム合金製のプレートはアルカスイス互換となっている。
  • インナーズームレンズなんでズーム操作でレンズ全長に変化はない。
  • レンズには光学手ぶれ補正のスイッチとAF/MF切替スイッチが存在する。ただし、フォーカスリミッターは存在しない。
  • フォーカスリミッターこそ無いものの、近距離から遠距離までオートフォーカスは良好に動作する。
  • フォーカスリングとズームリングの配置は70-200mm F2.8 G2と同じような配置だ。個人的にこのデザインはあまり好みでは無い(ズーム操作が多いので、ズームリングをカメラ側に配置して欲しかった)。
  • レンズは日本設計・ベトナム製造だ。
  • ボケが柔らかく心地よい描写なので気に入っている。
  • 70mm・105mmの中央領域はF4から優れたシャープネスだ。フレームはいくらか低下するのでF5.6~F8まで絞ると中央に追いつく画質となる。150mmはF5.6でフレーム全体の画質が優れている。
  • 150-210mmの中央シャープネスはとても良好だが、F8まで絞ってもフレーム端は少しソフトだ。
  • 最高画質は70-200mm F2.8が有利となるが、等倍チェックでもしない十分な画質であり。重量やコストパフォーマンスはより検討すべき材料となる。
  • 70mmで小さな歪曲収差が発生し、直線が少し曲がっている。210mmの歪曲は極僅かだ。
  • 周辺減光は焦点距離に関わらずF4で目に付く。F5.6~F8で徐々に解消する。
  • 3枚の低分散レンズを使い、とても良好に色収差を補正している。
  • オートフォーカスで失敗することはほとんど無かった(カーレースにおけるテストショット)。しかしAFリミッターが無いので柵越しの撮影が難しかった。
  • 4段分の光学手ぶれ補正はとても効果的だ。TAP in Consoleを使うことで補正効果を調整することが可能だ。VCモードボタンが無いので、現地でVCの調整をすることは出来ない。
  • TC×14・TC×20テレコンバージョンレンズと互換性がある。

キヤノンやニコンの純正レンズに取って代わる優れた選択肢だ。とても良好な画質と応答性があり静かなオートオーカス、効果的な手ぶれ補正を備えている。

だ70-200mm F4としては最も手ごろな価格のレンズであり、おススメできる望遠ズームだ。残念ながらソニーやペンタックス用は存在しない。

長所:ビルドクオリティ・サイズ・柔らかく心地よいボケ・最短撮影距離・防塵防滴・AFが静かで高速・価格

短所:フレーム端の解像度・三脚座別売り・AFリミッターが無い

Phototrend:TEST DU TÉLÉZOOM TAMRON 70-210 MM F/4 DI VC USD

Dpreview

  • ズームリングの回転方向はニコン式だ。
  • フォーカスリングは純正レンズと異なるため好みが分れると思う。小さなボディのカメラに装着するとレンズを左手で支える際にフォーカスリングに接触することが多々あった。その一方で支え方によって右手の負担は少なくなっている。
  • レンズ外装はポリカーボネート製で軽量化している。競合のポリカーボネート製レンズと比べてプラスチッキーだ。
  • フォーカスリミッターや手振れ補正のモードスイッチが存在しない。
  • このレンズはかなりシャープだ。5000万画素のEOS 5Ds Rと組み合わせてもF5.6~F8まで絞ることで解像性能に対応している。絞り開放でもモアレが発生するほどだ。
  • キヤノンEF70-200mm F4L IS II USMと比較すると、広角端・望遠端の絞り開放はキヤノンがとても良好で中央は似ている。絞るとタムロンも良くなるが、70mm・200mmはまだキヤノンのレベルに達していない。キヤノンはフレーム左端が弱くなっているが、これは個体差によるものだろう。
  • ニコンAF-S70-200mm F4G ED VRと比べるとパフォーマンスはほぼ同等だ。小売価格を考えると見事だ。
  • 200mmと近接撮影の組み合わせでピント面の直後でハロが発生する。絞ると緩和するが完全には解消しない。70mmの近接ではこの問題は目立たない。
  • 軸上色収差は心配するほどの収差は発生しない。
  • 倍率色収差は十分に補正されている。
  • ボケは全ての領域でとても滑らかだ。フレームの端で口径食があるもののこれは受け取り方に個人差がある。
  • 太陽や明るい光源を背景に撮影するとコントラストがいくらか損失する。
  • 光芒は円形絞りながら良好だ。
  • 周辺減光はF4で目立つがF8まで絞るとほぼ完全に解消する。
  • 歪曲は僅かにあるものの比較的良好に補正されている。
  • 手振れ補正は実写で3段分の補正効果を試したところ完璧には止まらなかった。しかし実用的な範疇だ。より慎重に撮影するとシャープに写った。
  • 被写体が近づいている場合に大きく迷うことなく常にカチっとフォーカスした。しかし、遠ざかってゆく低コントラストな被写体は時々フォーカスが迷う。奇妙なことに中央1点を使った場合はハイエンド機ほどその傾向があり、ローエンド機はハイエンド機よりも少なかった。デュアルピクセルCMOS AFのライブビューAFでは問題無い。キヤノン・ニコン純正レンズはどちらも高速だ。
  • フォーカス駆動は静かだが、動画撮影でボディ内蔵マイクを使うと手振れ補正機構やフォーカスモーターの音を拾う。

好き:F4で良好なシャープネス(特に望遠端)・色収差の補正・滑らかなボケ・効果的な手振れ補正・コスパ・しっかりとした簡易防滴鏡筒・インナーズーム・インナーフォーカス・歪曲補正・良好な接写性能

嫌い:エルゴノミクス・オートフォーカスが純正より遅い・望遠端+接写でやや霞みがかる・気が散るフレアの形状・フォーカスリミッターが無い・遠ざかる被写体で追従AFが迷う

このレンズは価格設定を考慮すると比較的欠点が少なく素晴らしい望遠レンズの選択肢となる。光学性能はキットレンズと比べて有意義なアップグレードとなるはずだ。

キヤノン・ニコンの純正と比べてエルゴノミクスやオートフォーカスは劣っているが、ローエンドのカメラと組み合わせるとうまくいった。ベストなレンズでは無いが、日々ポートレートやアクションを撮っているのであれば検討する価値はあるだろう。

ePHOTOzine

  • ニコンマウントで850g、キヤノンマウントで860gの重量はこの焦点距離のレンズとしては小型軽量と感じる。フルサイズ用レンズだがAPS-Cカメラでの使い勝手も同様だ。
  • ズームリングは滑らか均一な操作性だ。リングは誤操作しない程度に回転操作が固くなっている。焦点距離表示は70・100・135・210mmだ。
  • マニュアルフォーカスリングはズームリングと同様の操作性だ。
  • オートフォーカスは高速で正確だ。
  • スイッチは手振れ補正とAF/MFの2種類が配置されている。左手でレンズをしたから支えるとどちらも操作することが出来る。些細な問題だが、スイッチが軽いため誤って操作してしまうことがあった。
  • 三脚座は付属してないが、別途購入することが出来る。しかし、テスト期間を通して、三脚座が必要だと感じたことは決してなかった。
  • シャープネス:
    ・70mm:中央はF4-F16までexcellentだ。F22でもvery goodでF32のみsoftである。端はF4でvery good、F5.6-F11までexcellentだ。F16-F22でvery good、F32のみsoftである。
    ・100mm:パフォーマンスは70mmと同じだ。中央はF4-F16までexcellentだ。F22でもvery goodでF32のみsoftである。端はF4でvery good、F5.6-F11までexcellentだ。F16-F22でvery good、F32のみsoftである。
    ・135mm:中央はF4-F16までexcellentだ。F22でもvery goodでF32のみsoftである。端はF4-F8までvery good、F11でexcellent、F16-F22でvery good、F32のみsoftだ。
    ・210mm:解像性能の低下は極僅かだ。中央はF4-F16までexcellentだ。F22でもvery goodでF32のみsoftである。端はF4-F16までvery good、F22でgood、F32でsoftだ。
    ・このレンズは全域でしっかり使える高画質を維持した信頼できる優れたパフォーマンスだ。
  • 色収差はとても良好に補正されている。
  • 歪曲はとても良好に補正されている。70mmで-1.22%の樽型、100mmで0.32%の糸巻き型、135mmで1.06%の糸巻き型、210mmで1.59%の糸巻き型だ。
  • レビュー期間を通して、フレアの問題は発生しなかった。
  • ボケはポートレートに理想的な滑らかで魅力的な描写だ。
  • 手振れ補正の公称値は4段だが、我々のテストでは5段分だった。
  • 高品質な光学性能を考慮すると、699ユーロの値付けはとても説得力がある。

一部の「嫌いになる理由が見つからない」レンズが存在し、この70-210mm F4 USDはまさにその一本だ。F2.8と比較して小型軽量で素晴らしいパフォーマンス、カリっとした描写に素晴らしい操作性、そして価格が非常に魅力的だ。

70-210mm F4 Di VC USDキヤノン・ニコンユーザーが購入するべきレンズリストの上位に位置し、エディターズチョイスと評価できるレンズだ。

70-210mm F/4 Di VC USDの長所

小型軽量・優れたシャープネス・逆光耐性・良好な歪曲補正・良好な色収差・接写性能・5段手振れ補正・優れたエルゴノミクス・ハイクオリティなレンズの造り・素晴らしい価格設定・5年保証(注意:海外の条件です)

70-210mm F/4 Di VC USDの短所

スイッチを誤操作する

機能…4.5・操作性…5・性能…5・価格…5・総評…5

Lenstip

  • このレンズはベトナム製である。
  • 28mm幅のフォーカスリングの感触はとても好みだ。ピント距離全域の回転角は190度である。リングは滑らかに動作し程よく減衰されている。
  • 39mm幅のズームリングは70mm・100mm・135mm・210mmで印字されている。リングは滑らかに動作するが、もっと減衰されていると良かった。しかし、不満を言うほどのものでは無い。
  • 手振れ補正の効果は実際にテストしてみると3.8-3.9EVの最大値を示した。これはタムロンが主張する補正効果と合致した良好な結果で賞賛に値する。
  • 解像性能:
    ・中央:135mmが最も良好で絞り開放からすでに40lpmmを超え、絞ると45lpmmに達するパフォーマンスだ。バランスは明らかに望遠側だが、70mmで何か問題があるわけでは無い。キヤノンと比べて全体的に良好、ニコンと比べて望遠側で優れており、トキナーとは似たような特性だ。これらレンズの中ではベストのパフォーマンスで良くやっている。
    ・APS-C枠:135mmが特に優れており、他は均質だ。弱点はどこにも無く、絞り開放で32?33lpmmに達している。ライバルはタムロンよりも優れておらず、ニコンが互角でキヤノンとタムロンは少し劣っている。
    ・隅:意外にも135mmが最も弱い。F4との組み合わせは明らかに弱いが絞るとF8付近で急速に改善しズームレンジ全域でベストとなる。全体的に賞賛すべきパフォーマンスでわずかな弱点は135mm F4くらいだ。ライバルが痛いほど弱点に苦しんでいるのでタムロンの弱点は些細なものだ。ライバルと比べてタムロン有利だが、ニコンとはいい勝負である。
  • 軸上色収差は完璧ではなく、135mmと210mmで僅かな影響がある。トキナーとニコンはこのカテゴリで同様の問題を抱えている。
  • 倍率色収差は全ての焦点距離・絞り値で平均的な性能だ。このカテゴリやライバルと比べて不利である。
  • 135mmで球面収差に関する問題は何もない。210mmではF4からF5.6に絞ると無限遠に向かって僅かにシフトする。
  • 歪曲はAPS-Cでもフルフレームでも不満の無い性能だ。70mmで僅かな樽型、210mmで1.48%の糸巻き型だ。このカテゴリは他のレンズよりも優れている。
  • コマ収差は70mmのフルフレーム四隅で視認できる収差が発生するが、210mmへ移動するにつれ緩和する。
  • 非点収差は我々の測定で6.9%と程よい数値だ。トキナーよりも良好でキヤノンと同等、ニコンよりも遥かに悪い。
  • ボケに関して不満を言うことは無い。玉ボケは美しく、縁取りも特に強くない。
  • 周辺減光は70mm? F4で-0.78EV、135mm F4で-0.66EV、210mm F4de-0.78EVだ。トキナーと同等でニコンよりも優れている賞賛すべきカテゴリだ。
  • 従来の70-200mmは逆光耐性があまりよろしくなかった。トキナーはただただ悲惨な結果で、ニコンはまだマシだが良好ではない。タムロンはニコンと似ている。
  • オートフォーカスの精度で大きな問題はないがフォーカス速度が我々が良質と定めている基準と比べて遅い。(D500でピント距離全域を0.8-0.9秒:理想は0.5秒未満)

長所:頑丈で防滴構造の鏡筒・優れた中央画質・とても良好なAPS-C枠の画質・程よいフレーム隅の画質・穏やかな軸上色収差・低歪曲・程よい非点収差補正・素敵なボケ・僅かな周辺減光・静かで正確なAF・効果的な手振れ補正・良好なコストパフォーマンス・5年保証(*海外の話です)

短所:AFリミッターが無い・倍率色収差の補正が効果的ではない・逆光耐性が弱すぎる・付属品がライバルと比べて少ない

本レンズは同カテゴリのレンズの中では最良の結果を発揮したレンズだ。ニコンAF-S70-200mm F4G EF VRは敗北を認めなければならない。さらに価格が約半分と言う事実を考慮するとさらに見事だ。

逆光耐性は本レンズで最も深刻な問題だが、補足すると他のどのレンズも逆光耐性は良くない。

要約すると、このレンズに対する評価は肯定的なものだ。キヤノンやニコンより光学的に優れ、そして遥かに安価である。

PhotographyBlog

  • 全長17.5cm、重量860gと70-200mm系レンズとしてはコンパクトで軽量だ。タムロン70-200mm F2.8の重量のおよそ半分である。これはF4ズームを選択する主な動機となるだろう。
  • テスト機であるEOS 5Ds RのようなプログレードのボディよりもEOS 80Dのような小型APS-Cボディに適している。
  • ビルドクオリティはとても良好だ。プラスチックでは無く金属で作られた鏡筒は手に取るとしっかりとした質感である。(訳注:人によっては「プラスチックパーツと金属パーツが混在しているという評価もあります」)
  • レンズは日本設計・製造はフィリピンだ。(訳注:Lenstipではベトナム製でした。)
  • フォーカスリングはズームリングほど幅広く無いが、それでも十分なサイズだ。
  • 手振れ補正は実写で4段ほどの補正効果があると判明した。
  • 色収差はうまく補正されている。
  • 周辺減光はズームレンジの両端で顕著だ。F8まで絞ると解消する。
  • ボケの評価は個人差があると思うが、我々の感想としてはとても良好と言えるものだ。
  • シャープネス:
    ・70mm:中央/端どちらもF5.6-F11でexcellentだ。F4では僅かにソフトとなる。F16-F22では回折により低下する。
    ・100mm:中央/端どちらもF5.6-F11でexcellentだ。F4では僅かにソフトとなる。F16-F22では回折により低下する。
    ・135mm:中央/端どちらもF5.6-F11でexcellentだ。F4では僅かにソフトとなる。F16-F22では回折により低下する。
    ・210mm:中央はF5.6-F11でexcellentだ。F4では僅かにソフトとなる。F16-F22では回折により低下する。隅は中央ほど良く無いが、F5.6-F11で最良の結果となる。

キヤノンやニコン純正レンズに取って代わる優れた選択肢だ。大部分のパフォーマンスを半値で提供しているがフォーカスリミッターや手振れ補正のモード変更は無い。

隅から隅までシャープなレンズで、210mm時のみ隅のパフォーマンスは僅かに低下するのみだ。色収差はよく補正され、フレアはレンズフードを付けている限り問題とはならない。唯一光学的な問題があるとすれば周辺減光だろう。

優れた画質と高速AF、耐候性、効果的な手振れ補正を備えつつ、メジャーブランドよりも小さく軽量、そして安価だ。強くおススメできるレンズである。

Dustin Abbott

  • このレンズはSPシリーズにおける多くのポイント(耐候性・TIC互換・フォーカスの改善・仕上がりとデザインの改良)を継承している。
  • 鏡筒の素材はプレミアムでは無く、プラスチックと金属パーツが混在しているが外観はとても良好だ。
  • デザインと価格は「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD」に似ている。
  • ズームリングの動作は完璧だ。ざらつきや粘性は無く、高速かつ容易に動く。
  • フォーカスリングは滑らかに動作するが、少し安っぽい。回転方向はニコン側だ。
  • 外装の仕上がりはマットな加工が施されているため、金属鏡筒よりも傷が目立ちやすいかもしれない。
  • 三脚座は付属していない。
  • オートフォーカスはワンショットAFならば程よく満足できるものだ。MC-11経由でα7と組み合わせても良好なフォーカス速度を維持している。しかし、サーボAFに切り替えるととても遅く、最初のロックに成功しないと難しい。「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD」で経験したフォーカス速度と比べて驚くほど劣っているため個体の問題かもしれない。皮肉にもライブビューAFを使用したほうが優れている。
  • ニュートラルな「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」と比べて少し寒色傾向だ。
  • シャープネスはかなり良好だが、絶対的なパフォーマンスでは「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」がより優れている。
  • 70mmで樽型、望遠側で糸巻き型の歪曲だ。
  • ゴーストは発生しないがフレアによるコントラスト低下は大きい。
  • ボケ質はかなり良好だ。

EF70-200mm F4L IS II USM」が発表され出鼻をくじかれてしまったが、それでも予算重視の人にとって半値の価格設定は説得力がある。

ただ、本レンズは完璧ではなく、シャープさでは「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」が優れ、オートフォーカスの速さでは「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD」がより優れている。オートフォーカスは予想よりも遅く、場合によってフォーカスが難しい状況もあるだろう。

長所:耐候性がほどこされた素晴らしいビルドクオリティ・操作性がとても良好・全体的にとても良好な演色とコントラスト・多くの状況でボケ質が良好・優れた色収差補正・とても静かなオートフォーカス・優れた最大撮影倍率・TICとテレコンの互換性・競争力のある価格設定・優れた保証期間

短所:フレアが出やすい・210mmでソフト・手前に近づく被写体への追従性・AFサーボの性能が一貫していない

更新履歴

  • 2018-05-14:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。3600万画素のD810で開放からシャープなレンズのようです。
  • 2018-05-12:Dpreviewがサンプルギャラリーを公開しました。程よくシャープでボケがとても綺麗なレンズですね。70-200mm G2といい、ここ最近のタムロンレンズの描写は素晴らしいと感じます。
  • 2018-05-08:Dustin Abbottが作例を公開しました。
  • 2018-05-02:CAMERA LABSがレビューを掲載しています。
  • 2018-04-27:Lenstipが作例を掲載しました。そのうちレビューが公開されそうですね。
  • 2018-04-12:デジカメwatchがレビューを掲載しています。
  • 2018-04-09:KASYAPAがニコンマウントのレビューを掲載しました。
  • 2018-04-07:フォトヨドバシがニコンマウントのレビューを掲載しました。
  • 2018-04-05:Mobile01がレビューを掲載、PHOTOHITOにてユーザー投稿が始まっています。
  • 2018-03-10:発売日は4月2日です。
  • 2018.3.1:DPREVIEWがCP+にてHands onを公開しています。
  • 2018.2.22:公式発表されました。

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更新履歴

  • 2018.2.22:本日発表予想日です。ひとまず簡易検索リンクを作成しました。
  • 2018.2.19:公式ツイッターアカウントで本レンズと思われるティザー画像に「2月22日」と明記されています。あと3日ほどですね。追記:Canon Watchがニコン機に装着した場合の画像を掲載しています。
  • 2018.2.19:本レンズのリーク画像がネット上で出回り始めました。スペック情報など追加で発見し次第ページを更新してゆきます。

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