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タムロンは将来的に年間10本の新製品投入を目指している

PhototrendがCP+2025におけるタムロンへのインタビュー記事を公開。将来的に年間10種類の新レンズ導入を目標、Tamron Lens Utilityのワイヤレス接続は検討中のオプションの一つ、単焦点の要望は多いなど。

Phototrend:Interview Tamron CP+ 2025 : ? nous prévoyons de lancer jusqu’à 10 nouveaux objectifs par an ?

RFマウントのフルサイズレンズについて

  • 市場環境を考慮しながら、キヤノンRFマウントユーザー向けのレンズラインナップを拡充していく予定である。

F1.4以上の大口径単焦点レンズの展開について

  • ロードマップの詳細は明かせないが、今後も単焦点レンズの開発を継続していく。

タムロン50-400mm Zマウントの評価

  • 50mmスタートの焦点距離、画質、AF性能、構造がニコンユーザーから高評価を得ており、販売も期待通りに推移している。

35-150mm F2-2.8に続く明るいズームレンズについて

  • ロードマップの詳細は開示できないが、今後もユーザーのニーズを反映したユニークな製品を開発していく。

ミラーレス向け特殊レンズ(スーパーマクロ、ティルトシフトなど)の開発

  • 具体的な内容は明かせないが、可能性として検討中であり、引き続き様々なオプションを模索していく。

ユーザーの要望について

  • 単焦点レンズの需要が高く、高機能なレンズへの要望も多い。

写真レンズ部門の好調な業績の理由

  • ユーザーのニーズを反映しながら、AF性能、手ブレ補正、フォーカスリング精度の向上を継続している。
  • また、新製品のリリース本数を増やし、複数のマウントに対応する開発体制を整えたことが成功につながっている。将来的には年間10本の新製品投入を目指している。

開発中の技術革新について

  • 動画ユーザーの増加に対応し、フォーカスブリージングの抑制やAF追従性能の向上に注力している。
  • また、AF性能と手ブレ補正の改善も継続。タムロンレンズユーティリティも年1回のペースで新機能を追加予定。

ソニーのAF-C連写時の速度制限について

  • 詳細は公表できない。

TLU Mobile for iPhoneの開発可能性

  • 技術的には可能と考えている。

TLUとレンズ間のワイヤレス接続

  • 検討中のオプションの一つである。

2025年開設予定のベトナム新工場の役割

  • 事業拡大、サプライチェーンの安定化、コスト競争力向上を目的とし、カメラレンズの生産も行う。生産比率を中国45%、ベトナム45%、日本10%に再配分する計画。

「メイド・イン・ジャパン」の品質について

  • すべての工場で日本品質を保証する体制を整えており、ベトナムや中国の工場で生産された製品も日本製と同等の品質である。高品質なレンズをリーズナブルな価格で提供することが可能になっている。

CP+でのゴジラとメカゴジラの演出について

  • 写真撮影の楽しさを広めるための企画。ゴジラの「限界に挑む姿勢」とタムロンの革新的なレンズ開発との共通点がコラボレーションの背景にある。

ここ最近は年間6本程度を目標に新製品を投入していますが、将来的には年間10本もの新製品を目指しているようです。ベトナムの新工場が2028年にフル稼働を予定しているので、そのあたりで勢いが増すかもしれませんね。

新レンズに関する示唆はほとんどありませんが、ユーザーからは単焦点や高機能レンズの要望が多い模様。高機能が何を指すのか分かりませんが、APS-Cマクロレンズや大口径単焦点レンズの登場に期待。

Tamron Lens Utilityのワイヤレス化について言及しており「検討中のオプションの一つ」としています。既にYONGNUOがワイヤレスコントロールに対応するレンズを複数リリースしているので、非現実的な話では無さそう。

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