Sony Alpha Blogが「VILTROX AF 9mm F2.8」のレビューを公開。競合するMFレンズよりも優れた解像性能を発揮し、小型軽量で低価格ながらAFに対応すると評価。ライバルはシグマのズームレンズくらいのようです。
Sony Alpha Blog:Viltrox 9mm F2.8
- 外観:造りは良い。
- 構造:標準的なフィルターが使用可能。
- 携帯性:非常に軽量かつコンパクト。
- 操作性:エルゴノミクス的な配慮は最小限にとどまっている。
- AF:写真でも動画でも高速かつ静音で効率的。連写精度も優れている。
- MF:記載なし。
- 手ぶれ補正:記載なし。
- 解像性能:ソニーα6000(2400万画素)でテスト。中央は絞り開放から優れ、F4では傑出した結果を示す。四隅は開放では良好に留まるが、F5.6で非常に優れる。長距離撮影でも全体的に良好であり、F4~F5.6に絞るとコーナーまでシャープに写せる。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:玉ボケは大きく開いた状態で良好。背景のボケはF2.8で柔らかくなるが、それ以上絞ると少し騒がしい印象になる。
- 軸上色収差:非常に低く抑えられている。
- 倍率色収差:記載なし。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:歪みは少ない。
- 周辺減光:F2.8では目立つが、F5.6ではごく小さい。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:フレア耐性は非常に良好。
- 光条:光条はいくつか現れるが、はっきりとは分かりにくい。
- 作例集:
- 総評:APS-C用として優れた広角レンズ。価格は手頃で、コンパクトかつ軽量ながらフレーム全域で高い解像力と良好な色再現を持ち、AF性能も効率的。建築、風景、天体撮影に最適。総合的に非常に推奨できる。
- 競合について:Viltroxは軽量コンパクトでAFを備え、性能と価格の両立に優れる。光条の精度以外は他を凌駕している。競合はMF専用で大型かつ重く高価で、シャープネスも劣ることが多い。唯一の代替はシグマ10-18mm F2.8 DC DNで、同等の性能とより優れた光条を持つ。
- 備考:
2025年9月に登場したVILTROX APS-C Airシリーズの最新レンズ。
これまでで最も短い焦点距離をカバーする超広角単焦点。そして小型軽量で低価格ながら開放F値「F2.8」を実現。
この価格帯でAFを実現している9mmレンズは多くありません。超広角レンズを検討している人にとって面白い選択肢となることでしょう。
Sony Alpha Blogのレビューによると、小型軽量で低価格ながら優れた性能を発揮するようです。MFレンズの競合製品と同程度か、それ以上の解像性能を発揮。良好な収差補正と逆光耐性も実現している模様。
ズームレンズのシグマは利便性の観点から強力なライバルとなるものの、価格を考慮するとVILTROXも魅力的ですね。
- 発売日:2025.9.19
- 初値:33,000円
VILTROX AF 9mm F2.8 | |||
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レンズの仕様
発売日 | 2025.9.19 |
初値 | 33,000円 |
レンズマウント | E / Z |
対応センサー | APS-C |
焦点距離 | 9mm |
レンズ構成 | 11群13枚 |
開放絞り | F2.8 |
最小絞り | F16 |
絞り羽根 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.13m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
フィルター径 | 58mm |
手振れ補正 | - |
テレコン | - |
コーティング | フッ素 |
サイズ | φ65×56mm |
重量 | 175g |
防塵防滴 | - |
AF | STM |
絞りリング | - |
その他のコントロール | - |
付属品 | レンズフード |
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