トキナーopera 16-28mm F2.8 FF 交換レンズデータベース

• 全長136.5mm、重量約950gの非常に重く大きなレンズである。
• フォーカスリングはスライド式でAFとMFを切り替えることが出来る。
• ズーム操作による内筒の動きは外装内で完結しているインナーズームタイプだ。
• シャープネスは16mm中央は良好だが四隅は大きく低下する。これはF8まで絞っても完璧とは言えない。28mmも中央は良好だが四隅は甘い。F8まで絞ると実用的な画質となる。
• 歪曲収差は16mm側で大きな変形が見られる。28mmでは問題無い。
• 色収差はF2.8で僅かな色づきが目に付き、F4でも残存しているが以降は徐々に低下する。
• 逆光耐性はあまり良く無いが、超広角ズームとしてはこんなものだろう。
• 大口径ズームの割に周辺減光は目立たない。F4まで絞るとほぼ解消する。

レンズ構成はAT-X 16-28mm F2.8 PRO FXのままだ。新開発の56mmP-MO非球面レンズも逆光耐性の大幅な改善には役立っていない。中央画質は良好だが、四隅は期待外れで色収差補正は十分だが優れたパフォーマンスとは言えない。AF速度は必要十分、光学手ぶれ補正は非搭載。コスト重視の場合は前モデルを選択すると言う手もあるだろう。「opera」を冠してはいるが、それに見合う光学性能とは思えない。

Mobile01：Tokina opera 16-28 mm F2.8 FF｜微整再出發 超廣角鏡頭評測！