このページでは一眼カメラ用交換レンズ「AT-X 116 PRO DX II」の情報を収集しています。
レビュー・作例・参考サイト
作例
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購入早見表
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AT-X 116 PRO DX II Nikon | |||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 11 ~ 16mm | フィルターサイズ | 77mm |
---|---|---|---|
明るさ | F2.8 | ズーム方式 | 回転式ズーム |
最小絞り | F22 | 絞り羽根枚数 | 9枚 |
レンズ構成 | 11群13枚 | 最大径 | 84.0mm |
コーティング | 多層膜コーティング | 全 長 | 89.2mm |
画 角 | 104゚ ~ 82゚(ニコンカメラ使用時) | 重 さ | 550g |
最短撮影距離 | 0.3m | 付属品 | 花型バヨネットフード(BH-77A)、レンズキャップ |
最大撮影倍率 | 1:11.6 | ?フォーカス | IF(インターナルフォーカス) |
紹介
前モデル『AT-X 116 PRO DX』の基本的な光学設計を踏襲しつつ、コーティング等の改良が施されている2代目な大口径広角ズームレンズ。トキナーでは定番のP-MOレンズを前玉に2枚採用し、諸収差を良好に補正している。
キヤノンやニコンの純正レンズではAPS-C専用の軽量でコンパクトな大口径広角ズームはラインナップに無く、このジャンルにおいてはトキナーの独壇場。
価格はF値が平凡な純正やシグマ・タムロンの広角ズームよりも高いものの、大口径広角ズームにしてはお手頃価格で取っ付き易い値段に抑えられている。
解像力は他の広角ズームに比べて頭ひとつ抜きん出ているが、色収差や歪曲は若干目立つ傾向にある。大口径広角ズームながら、フロントにフィルターを装着出来る点もGood。広角では是非使いたいC-PLフィルターを取り付けることが出来るのは大きなポイントだ。
逆光には特に強いというわけではないが、他の広角ズームと比べて劣っているというまでも無い。ゴーストは少なからず発生するので、どうしても撮影方向に光源が被ってしまう場合には絞りなどでゴーストの大きさを調整してみよう。
関連レンズ
- EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
- EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
- AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED
- 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
- 10-20mm F3.5 EX DC HSM
- SP AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF]
- 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD
- AT-X 11-20 PRO DX
- AT-X 12-28 PRO DX
- AT-X 14-20 F2 PRO DX
海外の評価
Optical Limits
- トキナーは従来よりレンズ鏡筒がアルミニウム合金製で、本レンズも同様のクオリティだ。
- ゴム製フォーカスリングは滑らかに動作する。
- フォーカスクラッチ方式でAF/MFを切り替える。これは10年前だと魅力的な機構だったかもしれないが、今となってはフルタイムマニュアルが主流である。
- 花形レンズフードが付属する。
- 最新レンズは超音波モーターを使用しているが、本レンズは古いマイクロモーターを利用している。かなり遅く、やや煩い。
- 歪曲は比較的穏やかだが、代償としてズームレンジが狭い。11mmで中程度の樽型、16mmで僅かな樽型歪曲だ。
- 周辺減光はこのクラスとしては優れている。11mm F2.8では若干の減光が発生するものの、F4まで絞るとほとんど解消する。
- I型の解像性能は1500万画素で素晴らしい結果を発揮した。II型である本レンズは2000万画素のEOS 7D Mark IIと組み合わせても依然として良好だ。スイートスポットは11mmであり、中央はF2.8から優れ、周辺はとても良好で四隅が僅かに悪いだけだ。F4まで絞るとフレーム全域でとても優れた画質となりF5.6まで持続する。13mmでも同様の結果だがF2.8の四隅でほんの少しソフトとなる。16mmの四隅は悪いが幸いにもF4まで絞ると改善する。
- テストした個体の偏心は問題無く、像面湾曲は比較的小さかった。
- 色収差補正はトキナーの強みとは言えず、本レンズでもそれは同様だ。フレーム端で平均2.5ピクセルとなり、これは高コントラストな多くのシーンで目に付く数値だ。
古いレンズだが、まだまだ良いレンズだ。広角側ではF4-F8で優れた画質となる。16mm F2.8の四隅が甘いものの、周辺減光や歪曲収差は目立たない。色収差は目立つもののRAW現像で後処理可能だ。
ビルドクオリティはとても良好だが、時代遅れのマニュアルフォーカスクラッチとAFモーターを採用している。しかし、これらは広角ズームレンズで特に気になるポイントとはならないだろう。
極め付けは価格設定だ。F2.8と明るい広角ズームレンズにも関わらず、500USDと非常に安価である。問題はF2.8の明るさが必要かどうか、そして明るさが必要であれば「AT-X 14-20 F2 PRO DX」という選択肢もあることだろう。
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