2026年6月2日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。「24mm F1.8 Macro」「35mm F1.8 Macro」を想定したような光学系の実施例を掲載。インナーフォーカスのため、既存レンズではなく、動画向けの小型軽量な単焦点レンズを想定しているのかもしれませんね。
概要
- 【公開番号】P2026090068
- 【公開日】2026-06-02
- 【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2024-11-21
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 高速なフォーカシングを行いながら、小型で高い光学性能を有する光学系を提供することである。
- 【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置に用いられる光学系としては、小型でありながら高速なフォーカシングを行うことが求められている。- 【0003】
そこでフォーカシングに際して移動するレンズ群を軽量化しながら、フォーカシングに際して発生する収差の変動を抑制するための小型な構成として、フォーカシングに際して複数のレンズ群が移動する方式が知られている。- 光学系L0のいずれかのレンズ群の全体あるいは一部のレンズを手振れによる像ぶれ補正を行うために、光軸に対して垂直の成分を含む方向へ動かすことが好ましい。
実施例1
- 焦点距離:31.43
- F値:1.85
- 半画角:32.47
- 像高:20.00
- 全長:97.33
- バックフォーカス:16.03
- 倍率:-0.5
実施例2
- 焦点距離:24.50
- F値:1.85
- 半画角:39.23
- 像高:20.00
- 全長:112.45
- バックフォーカス:2.45
- 倍率:-0.5
実施例3
- 焦点距離:34.80
- F値:1.85
- 半画角:29.88
- 像高:20.00
- 全長:119.33
- バックフォーカス:23.25
- 倍率:-0.5
既存の「RF24mm F1.8 Macro IS STM」「RF35mm F1.8 Macro IS STM」は前方にレンズを繰り出す方式のフォーカスを採用しています。しかし、今回の特許では2系統のフォーカスレンズを動かすフローティング方式を採用。近接時の収差変動を抑えつつ、フォーカスブリージングを抑制した設計なのかもしれませんね。
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