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ソニー「FE 50mm F2.5 G」はきちんとした性能の小型レンズだが価格設定が高い

Lenstipがソニー「FE 50mm F2.5 G」のレビューを公開。全体的に良くまとまった小型レンズと評価しつつ、40mm F2.5と同じく価格設定が高すぎると指摘しています。

Lenstip:Sony FE 50 mm f/2.5 G

レンズの紹介:

  • 2021年3月は最初に「FE 50mm F1.2 GM」をリリースし、その1週間後に24mm・40mm・50mmのコンパクトなGシリーズレンズをリリースした。
  • これらのレンズはコンパクトながら頑丈な鏡筒を持ち、フィルター径が統一され、リニアモーター駆動を使用している。
  • 適度なサイズにも関わらず、いくつものスイッチと絞りリングを搭載している。

ビルドクオリティ:

  • 直径26mmの後玉の周囲はマットブラックの塗装が施され、周囲に隙間は無く、内部に電子部品を見つけることは出来ない。きちんとした作りだ。
  • 外装はアルミニウム製だ。製造国は通極である。
  • わずか直径20mmの前玉は固定されている。

携帯性:

  • このレンズは50mm単焦点の中で最小とは言えないものの、依然として最軽量のレンズである。

操作性:

  • 幅11mmの絞りリングは1/3段ごとにクリックストップのある回転が可能なほか、クリックレスの操作にも対応している。
  • 幅8mmのフォーカスリングは電子制御式だ。回転速度にもよるが、ピント全域の回転角は約150-160度である。

オートフォーカス:

  • α7R IIIとの組み合わせで非常に高速だ。
  • ピント全域を0.4~0.5秒で移動する。
  • 精度に問題は無く、顕著なピントのズレは無い。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • α7R II・α7R IIIのRAWファイルを基に測定している。
  • 良像の基準値は39~41lpmmだ。
  • 最高の単焦点レンズで70lpmmを超えることがある。
  • シグマ105mm F2.8 DG DNの80.4lpmmや65mm F2 DG DNの82.7lpmmがこれまでのところの最高値である。
  • 中央は優れた単焦点レンズに期待されている性能を正確に表している。絞り開放からシャープな画質となり、絞ると70lpmmを超えることができる。ピークはF4で76lpmmとなり、これはシグマ45mm F2.8 DG DNを大きく上回るものだ。
  • 中央解像はFE 55mm F1.8 ZAやFE 50mm F1.8よりも良好だ。
  • APS-C領域では画質が急速に低下する。とは言え、絞り開放から55lpmmに達する良好な水準を得られる。絞ると60lpmmまで向上する。
  • フルサイズ隅ではF2.8で良像に達するものの、決して60lpmmを超えることは無い。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • とても良好な描写だが、非球面レンズによる玉ねぎボケの兆候が少し見られる。
  • 口径食はF2.5で目立つが、2段絞ると解消する。

色収差:

  • 一枚のEDレンズでは軸上色収差の補正が不完全のようだ。
  • F2.5で目に付く色付きがあり、1段しぼるとほぼ改善する。
  • 倍率色収差はセンセーショナルな結果だ。0.01~0.02%の無視できる水準を維持している。拍手喝采である。

球面収差:

  • 完璧な補正状態では無いが、大きな問題はない。

歪曲収差:

  • APS-Cで+0.29%だ。知覚できないわずかな数値である。
  • フルサイズでは+0.91%となる。
  • FE 50mm F1.8は-0.71%、FE 55mm F1.8 ZAは+1.48%だ。

周辺減光:

  • F2.5で-2.29EVと目立つ。
  • F2.8で-1.80EVまで減少し、F4で-1.37EVとなる。
  • F5.6やF8でも徐々に改善し、F16で-0.54EVとなる。

コマ収差・非点収差:

  • コマ収差の補正に問題は見られない。フルサイズ隅でも影響は小さく、絞り開放でもわずかな収差量だ。この結果はFE 50mm F1.8やFE 55mm F1.8 ZAよりも遥かに優れている。
  • 非点収差は2.6%と非常に少ない。

逆光耐性:

  • とても良好だ。ゴーストを抑えているのみならず、コントラストを非常に高い水準で維持している。

作例集

総評

FE 50mm F2.5 Gはよくまとまったレンズで間違いない。一たび購入すればその性能を楽しむことができるだろう。しかし、最大の問題は600ドルという価格と、非常に強力な自社製品との競合だ。

実質的に同じ金額で「Sonnar FE 55mm F1.8 ZA」を購入することができる。このレンズは絞り値がより小さく、非常に堅実なレンズである。確かに、FE 50mm F2.5 Gほどシャープな写真は得られないが、多くのユーザーに好まれ、高く評価されている選択肢だ。小さな絞り値を使って被写界深度をよりクリエイティブに扱うことができる。予算が限られている人は、より明るいレンズながら1/4の価格で購入できる「FE 50mm F1.8」に誘惑されるかもしれない。

FE 40mm F2.5 Gの総評で述べたことを繰り返すが、新しいコンパクトなGシリーズレンズ群の焦点距離がもう少し違ったものであれば、関心が高まったはずだ。現在、ソニーのフルサイズミラーレスユーザーはAF対応40-55mmレンズを十数本の中から選ぶことができる。40mm F2.5や50mm F2.5は、その中であまり人気がないのではないかと危惧している。

ソニーにはもっと安くて速いレンズが数多く存在し、サムヤンやシグマ、VILTROXなどのライバルも存在する。さらに、マニュアルレンズの数が2倍以上あることも忘れてはいけない。

  • 長所
    ・頑丈な防塵防滴の筐体
    ・優れた中央画質
    ・APS-C領域でとても良好な画質
    ・倍率色収差がほぼゼロ
    ・穏やかな歪曲収差
    ・きちんとした補正のコマ収差
    ・無視できる非点収差
    ・おだやかなAPS-Cの光量落ち
    ・逆光耐性
    ・高速かつ正確で静かなFA
  • 短所
    ・軸上色収差
    ・フルサイズでの光量落ち
    ・法外な価格

とのこと。
国内での売り出し価格は7万円強となり、「50mm F2.5」のスペックを考慮すると少し高いと感じるかもしれません。とは言え、金属外装・防塵防滴・絞りリング・AFLボタンを搭載した高級レンズと考えると面白い選択肢となるかもしれませんね。さらに同サイズ・同重量・同フィルターの24mm F2.8・40mm F2.5と組み合わせた際の汎用性(主に動画用途だと思いますが)にどれほど価値を見出せるかがポイントとなりそう。

一般的な静止画用途であれば「FE 50mm F1.8」「FE 55mm F1.8 ZA」のほうが適しているかもしれません。サイズは50mm F2.5ほど小さくなく、絞り開放の光学性能も一部見劣りするかもしれませんが、F1.8の開放F値は魅力的と感じるはず。

ソニー「FE 50mm F2.5 G」交換レンズデータベース

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