コシナが「NOKTON 50mm F1 Aspherical VM」の発売日と供給不足の可能性について告知しました。想定を超える予約を受けているのと、部品供給の影響がある模様。
フォクトレンダー
NOKTON 50mm F1 Aspherical VMの発売日決定および製品お届けに関するお知らせ平素はコシナ製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
2022年1月発売予定とご案内しておりましたフォクトレンダーブランド「NOKTON 50mm F1 Aspherical VM」の発売日が1月26日(水)に決定しましたのでお知らせいたします。
なお、「NOKTON 50mm F1 Aspherical VM」におきまして、想定を超える大変多くのご予約をいただいております。このため、すでにご予約をいただいているお客さまには、発売日当日に製品をお届けすることができない場合がございます。また、部品供給の影響等により、今後ご予約いただくお客さまにおかれましても、製品のお届けまでにお時間をいただく場合がございます。
本製品をお待ちいただいているお客さまには、多大なご迷惑をお掛けしますこと、深くお詫び申し上げます。
一日でも早くお届けできるよう、安定した製品供給に向け尽力して参りますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
とのこと。
コシナがこのような供給不足を告知するのは珍しいですね。フルサイズとしては珍しい「F1」の超大口径レンズで需要が高まり、さらに最近のサプライチェーンに関する問題でコシナも影響を受けたのでしょうか。今回の発表で、既に予約している人にどれほど影響があるのか気になるところ。
ショッピングモールなどを確認すると、「発売日以降」と表示しているところがあれば「発売日にお届け」と表示している店舗も存在します。今後は安く出品している店舗から徐々に初回出荷分の在庫が無くなっていくかもしれませんね。
正式発表時の情報
フォクトレンダーのフルサイズ用交換レンズとして最も明るいF1を実現。超大口径の標準レンズとして、全長を抑えた精悍なスタイリングとレンズ性能の双方を満足させるべく、一般的なモールド非球面レンズと比較して製造管理が困難な一方、高融点・高屈折ガラスを用いることが可能なGA(研削非球面)レンズを採用。絞り開放のF1では、メリハリの効いた合焦面の描写に加え、極めて大きなボケ味が楽しめます。
主な特徴
- GA(研削非球面)レンズを採用
- 12枚の絞り羽根による美しいボケ味
- 確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
- 距離計連動システム搭載
- 精悍で実用に優れたスタイル
- 専用金属製フードを付属
- バヨネット式VMマウント
- フルサイズのイメージサークル
参考リンク
- 商品ページ
- 仕様表
- 作例
- データベース
- デジカメwatch 速報
- DPReview 速報
主な仕様
- 焦点距離:50mm
- 絞り値:F1.0-F16
- 絞り羽根:12枚
- レンズ構成:7群9枚
- 最短撮影距離:0.9m
- 最大撮影倍率:不明
- フィルター径:62mm
- サイズ:φ73.6×55.0mm
- 重量:484g
- 防塵防滴:-
- AF:MF限定
- 手ぶれ補正:-
- その他機能:-
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