シグマ初のAFシネレンズ「28-45mm T2.0」プロトタイプの画像と情報

シグマがIBC 2024で展示を予告していた「28-45mm F1.8 DG DN」のAFシネレンズのプロトタイプについてPetaPixelが製品画像と追加情報を公開しています。発売時期や価格はまだ決まっていない模様。

PetaPixel：Your First Look at Sigma’s First AF Cine Lens, the 28-45mm T2.0

8月上旬、シグマは同社初のオートフォーカス・シネマレンズである「28-45mm F1.8 Art シネマバージョン」を製造すると発表した。そしてシグマはアムステルダムで開催されるIBCでの公開を予告。

28-45mm T2.0 はシネマ用途に対応するため、距離指標付きのフォーカスリングと、クリック感のない絞りリングを採用し、スムーズな調整を可能にした。また、95mmマットボックスとの互換性も持たせた。

28mmから45mmまでのズームリングの回転は60度、フォーカスリングの回転は200度である。

この記事で紹介しているLマウント・バージョンは、長さ6インチ（152ミリ）、重さ44.1オンス（1,250グラム）である。Eマウントバージョンは6.1インチ（155ミリ）とやや長く、重さはLマウントバージョンと同じだ。

Artレンズのフロントフィルター径は82mmだが、シネマレンズは86mmのフィルターを使用する。

最も大きな変更点はデザインで、リグやフォローフォーカスツールを使用するシネマカメラオペレーターに適したものでなければならない。

写真用はズームリングに28mm、35mm、40mm、45mmのマークがあり、シネ用は28mm、30mm、32mm、35mm、37mm、40mm、42mm、45mmと4つの焦点距離のマークが追加されている。

シネマレンズには自動絞りポジションがないものの、クリック式から非クリック式になったことを除けば、よく似ている。

シグマは、IBCの参加者に公開された28-45mm T2.0は、技術的にはプロトタイプであり、発売準備が整っているように見えるが、まだ価格や入手可能性についての情報はないとしている。シグマのシネレンズは業界で高く評価されているため、初のオートフォーカス搭載シネレンズは大きな期待を背負って登場することになるだろう。

参考リンク（同じような紹介記事）

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シグマ 28-45mm F1.8 DG DN｜Art 最新情報まとめ

発売日：2024年6月20日（木）
予約開始時期：2024年6月6日 10:00:00
希望小売価格：オープンプライス
直販価格：24万7,500円

レンズの仕様

発売日：2024年6月20日（木）
希望小売価格：オープンプライス
直販価格：24万7,500円
フォーマット：フルサイズ
マウント：ソニーE / ライカL
焦点距離：28-45mm
絞り値：F1.8-F16
絞り羽根：11枚
レンズ構成：15群18枚（SLDガラス5枚、非球面レンズ3枚）
最短撮影距離：0.3m
最大撮影倍率：1:4（45mm）
フィルター径：82mm
サイズ：φ87.8mm x 153.4mm
重量：950g
防塵防滴：対応
AF：HLA
手ぶれ補正：-
その他機能：
・絞りリング（クリック解除/ロック）
・AFLボタン×2
・インナーズーム

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シグマ初のAFシネレンズ「28-45mm T2.0」プロトタイプの画像と情報

レンズの仕様

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