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シグマ 24-70mm F2.8 DG DN Art 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「24-70mm F2.8 DG DN Art」の情報を収集しています。

最新情報

レンズデータ

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成枚数 15群19枚
画角 84.1° - 34.3°
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)
最小絞り F22
最短撮影距離 18-38cm
最大撮影倍率 Wide 1:2.9 - Tele 1:4.5
フィルターサイズ φ82mm
最大径 × 長さ Lマウント φ87.8mm × 122.9mm
ソニー Eマウント φ87.8mm × 124.9mm
質量 Lマウント 835g
ソニー Eマウント 830g
エディションナンバー A019
希望小売価格 未定
付属品 ケース、フード (LH878-03) 付

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

Eマウント

Lマウント

一眼レフ用

レンズサイズ比較

更新履歴

  • 2020-02-03:Dustin Abbottがレビューを掲載しています。
  • 2020-01-23:Lenstipがレビューを掲載しています。
  • 2019-12-28:KASYAPA・フォトヨドバシが作例を掲載、Flickrに専用Groupページが公開されています。
  • 2019-11-16:海外で予約販売が始まったようです。
  • 2019-11-06:正式発表されました。発売日はまだ未定となっています。
  • 2019-11-06:レンズ仕様を追加しました。広角側はタムロン「28-75mm F/2.8 Di III RXD」並みに撮影倍率が高くなっている模様。(SAR曰く、2019年12月には発売するらしい)
  • 2019-11-05:明日開発発表と噂されている本レンズの登場が濃厚となってきたので専用ページを作成しました。SARによると発売は2020年らしいとのこと。ソニーEマウント・ライカLマウントどちらも3本目となる大口径ズームレンズですね。(Leica LはF2.8-4ズーム含)

海外の評価

Optical Limits

Optical Limits:Sigma 24-70mm f/2.8 DG DN ART - Review / Test Report

  • レンズの紹介
    ・大口径の標準ズームレンズは写真業界でとても人気がある。
    ・しかし、このクラスのレンズは設計が難しく、本当に優れたレンズが見たことが無い。
    ・このシグマレンズがどのような光学性能なのか見てみよう。
    ・光学性能を見るまでもなく、手ごろな価格設定は強みの一つとなる。
  • ビルドクオリティ
    ・Artシリーズが登場して以来、我々は常に同シリーズのビルドクオリティが好きだった。そしてこのレンズも例外ではない。
    ・本体は金属とTSCで組み立てられている。
    ・防塵防滴仕様に加え、前面にはフッ素コーティングが施されている。
    ・欠点はズーム操作でレンズが伸びることだが、これは同クラス全てのレンズに共通することだ。
  • 携帯性
    ・記載なし
  • 操作性
    ・記載なし
  • オートフォーカス
    ・ノイズレスのステッピングモーター駆動である。
    ・ソニーGMの水準とまではいかないが、AF速度は良好である。
  • マニュアルフォーカス
    ・フォーカスバイワイヤ方式だが良好に機能する。
  • 手ぶれ補正
    ・記載なし
  • 解像性能
    ・大口径ズームレンズとして、直面している問題は残っている。
    ・広い範囲の中央領域は4200万画素センサーの能力を超える優れた性能だ。
    ・フレーム端はとても良好だが、四隅はF2.8でかなりソフトだ。絞ると徐々に改善し、F5.6?F8でピークに達する。最終的に四隅も非常に良好だ。
    ・テストした個体の偏心は見られず、とても良好だ。
  • 像面湾曲
    ・小さい。
  • ボケ
    ・玉ボケに少し縁取りがあるものの、他の標準ズームよりも遥かに優れている。
    ・F2.8からF4で完全な円形を維持している。F5.6まで絞ると絞りの形状が見え始める。11枚の絞り羽根が役に立っているようだ。
    ・口径食は小さく非常に良好だ。平均よりも優れた結果である。
    ・後ボケはとても滑らかである。
    ・前ボケはいくらか騒がしい兆候があるものの、全体的には見事な滑らかさだ。
  • 色収差
    ・倍率色収差は全体的に小さく、平均で1px程度だ。
    ・自動補正によりこの問題は解消できる。
    ・軸上色収差はF2.8でハッキリと見える。F4まで絞ると少し低減するが、F5.6でも解消していない。他のレンズと比べると少し目に付く。
  • 球面収差
    ・記載なし
  • 歪曲収差
    ・RAWにはかなり強い歪曲が残っている。
    ・24mmで3.8%の樽型、70mmで1.5%の糸巻き型だ。
    ・中間域で歪曲収差が小さくなる。
    ・自動補正により歪曲収差は問題とならない。
  • 周辺減光
    ・24mm F2.8で-3.6EVの予想より悪い結果となった。
    ・24mm以外では減光がわずかに軽減される。
    ・絞ると35?70mmで状況は改善するが、24mmは依然として目立つ。
    ・歪曲と同じく、自動補正で大幅に改善する。
  • コマ収差
    ・記載なし
  • 逆光耐性
    ・記載なし
  • 競合レンズ
    ・ソニーGMは広角側の四隅が優れている。
    ・タムロンは中央が最高のクオリティだ。
    ・シグマは望遠側が優れている。
    ・シグマとソニーのビルドクオリティはどちらも優れている。
    ・タムロンは遥かに軽量だ。
    ・タムロンは最も安価だが、広角単は28mmである。
    ・全体的なバランスはシグマが良好と感じる。
  • 作例集

総評

大口径ズームらしい長所と短所があるものの、あまりネガティブに受け取らないで欲しい。中程度の絞り値でフレーム全域で完全に良好なシャープネスを得ることができる。歪曲収差と周辺減光は24mmで目立つが、自動補正で処理可能だ。倍率色収差はとても小さいが、軸上色収差は目立つほうだ。非常に前向きな評価が出来るのはボケ描写である。

シグマArtシリーズらしく、ビルドクオリティは優れている。質感は一級品で、防塵防滴仕様だ。AF速度は良好だが、クラス最高と言うには少し足りない。

大口径標準ズームで、特にハイクオリティなボケを重視する場合、このシグマ製ズームレンズが最も理にかなった選択肢となるだろう。

Lesnumeriques

Lesnumeriques:Test Zoom Sigma 24-70 mm F2.8 DG DN Art Sony E : une alternative de premier ordre

  • 24-70mmはとても人気のあるズームレンズであり、この24-70mm F2.8 DG DNは一眼レフ用とは異なる、ソニーEマウント・ライカLマウント専用設計だ。
  • 競合するレンズは今のところ以下の3本である。
    FE 24-70mm F2.8 GM
    LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
    28-75mm F/2.8 Di III RXD
  • ビルドクオリティはケチのつけようが無い。シグマArtラインらしい丁寧な作りのレンズであり、間違いなく潜在的な購買層を刺激する品質だ。
  • 全体的に黒を基調としたデザインであり、少し個性が欠けているかもしれない。とは言え、好みの問題だ。
  • 835gと一般的な重量であり、軽量なレンズでは無い。この点でタムロンは遥かに軽量だ。
  • 操作性は全体的にとても良好で問題は無い。リングは快適に使用できる。フォーカスリングは最高のフィーリングとは言えず、少し抵抗量が不足していると感じるかもしれない。
  • ソニー製レンズと同じく、カスタマイズ可能なFnボタンを搭載している。
  • 24mmでズームリングを固定できるスイッチがある。これはズームリングを回転させると自動で解除される秀逸な機能付きだ。
  • 光学性能が優れていることは認めざるを得ない。ズームレンズとしては最高のパフォーマンスだ。特に24mmで最も優れた性能を発揮する。
  • 広角側とそれ以外のパフォーマンスには差がある。広角以降の焦点距離ではF2.8で改善できる余地を残しており、F4-F5.6で最高の結果を得ることが出来る。画質のピークを維持したいのであればF8以上に絞るのは避けた方が良い。
  • 50mmでは中央と四隅の画質差が大きくなる。
  • このレンズはズームレンズ全域で歪曲収差が存在するが、そこまで大きな問題とはならない。
  • 色収差は大部分の状況で問題となることは無い。
  • 周辺減光は24mmで特に目立ち、他の焦点距離も一定量の減光が発生する。これらは24mmを除いてソフトウェアによる対処が簡単だ。
  • ボケ描写には満足しているが、期待していた性能には一歩及ばない。玉ボケの内側に見苦しい同心円状のムラがハッキリと見える。
  • レンズは防塵防滴仕様だが、一眼レフ版と異なり光学手ぶれ補正は搭載していない。
  • オートフォーカスのレスポンスは良好で、動作音は聞こえない。接写性能が高く、被写体に近寄ることも可能だ。汎用性の高いフォーカス性能と言えるだろう。

シグマはノウハウを活かして優れた標準ズームを作り上げたようだ。いくつかの点はさらに改善される余地を残しているが、一級品のレンズである。ソニーやパナソニック純正に取って代わる本当の選択肢だ。

長所:F2.8固定の開放絞り・良好なシャープネス・色収差が適切に補正されている・良好な仕上がり・防塵防滴・。カスタマイズ可能なボタン・レスポンスの高い静かなAF

短所:焦点距離によって性能に差がある・ズームレンジ全域の歪曲収差・周辺減光・手ぶれ補正非搭載・ボケが完璧ではない

Digital Camera World

Sigma 24-70mm f/2.8 AF DG DN Art review

  • 19枚のレンズ構成のうち、3枚の非球面レンズ、3枚のSLDレンズ、そしてFLDレンズを6枚も使用している。
  • 一眼レフ用「24-70mm F2.8 DG OS HSM」と比べて絞り羽根の枚数が増加し、ナノポーラスコーティングを導入している。
  • オートフォーカスはリングタイプUSMからステッピングモーターへ置き換わっている。マニュアルフォーカスは電子制御式だ。
  • 真鍮製のレンズマウントから樹脂製フードに至るまで、プログレードのビルドクオリティだ。さらに防塵防滴仕様が施されている。
  • ズームリングにはロックスイッチがあるものの、自重落下の兆候は見られない。
  • ズームリングとフォーカスリングの配置は一眼レフ用と逆になっている。
  • カメラ内補正をオフにすると周辺減光と歪曲収差が目立つ。
  • オートフォーカスは非常に高速で静かだ。最短撮影距離が短いので、有効活用する場合はフードを外す必要がある。
  • ズームレンジ全域でシャープネスとコントラストが優れている。ただし、F2.8で周辺減光がとても目立ち、広角側で陣笠状の樽型歪曲が発生する。ただし、これらはボディ内補正で調整可能だ。
  • 逆光耐性はとても優れている。
  • ボケは綺麗で滑らかだ。
  • 中央シャープネスはズームレンジ全域で優れている。四隅は中央ほど見事では無いが、全ての絞り値で一貫したパフォーマンスを得ることが出来る。
  • 倍率色収差は全域で良好に補正している。
  • 歪曲収差は24mmで中程度の樽型、50mm以上で糸巻き型だ。

最高のビルドクオリティと操作性だ。ズームリングやフォーカスリング、そしてボタンやスイッチが洗練されている。レンズは適切な重量でとても頑丈だ。オートフォーカスは超高速・正確・無音で動作する。

光学性能は他のミラーレス用レンズと同じく完璧では無い。歪曲や周辺減光はボディ内補正に依存している。しかし、最高のパフォーマンスを実現するためには、ある程度カメラ内補正を活用する必要があるのだろう。

価格設定を考慮すると非常に価値のあるレンズだ。純正24-70mm F2.8の半値で買うことができる。

長所:優れたビルドクオリティ・ハイテク光学性能・超高速AF

短所:一般的だが大きく重い・未補正時の歪曲収差と周辺減光

Digital Camera World:Sigma 24-70mm f/2.8 AF DG DN Art review

Mobie01 ミラーレス6社の24-70mm F2.8 徹底比較

無反 24-70mm f/2.8 大集評!Canon / Nikon / Panasonic / Sigma / Sony / Tamron 頂尖對決!

Mobie01:無反 24-70mm f/2.8 大集評!Canon / Nikon / Panasonic / Sigma / Sony / Tamron 頂尖對決!

レンズの紹介

  • RF24-70mm F2.8L IS USM
    ・光学手ぶれ補正を搭載した唯一のレンズ
    ・コントロールリング搭載
    ・対応カメラの解像性能が最も低い(EOS R:3000万画素)
  • NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
    ・驚くべきシャープネス
    ・情報表示パネル
    ・コントロールリング搭載
    ・Fnボタン搭載
  • FE 24-70mm F2.8 GM
    ・ミラーレス用24-70mm F2.8としては最古
    ・最も解像度の高い6100万画素のカメラと組み合わせ可能
  • LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
    ・側面にボタン無し
    ・クラッチ式のフォーカスリング
    ・最も大きなレンズ
  • 24-70mm F2.8 DG DN
    ・ソニーGMの半値
  • 28-75mm F/2.8 Di III RXD
    ・軽量
    ・28mm始まり
C N P Si So T
マウント RF Z L FE
ボディ R Z 7 S1R α7R III
画素数 30.3MP 45.7MP 47.3MP 42.4MP
焦点距離 24-70mm 28-75mm
絞り値 F2.8-F22
レンズ構成 15群21枚 15群17枚 16群18枚 15群19枚 13群18枚 12群15枚
特殊レンズ ASPHx3
UDx3
ASPHx2
EDx2
ASPHx3
UHRx1
EDx4
FLDx6
SLDx2
ASPHx3
XASPHx1
SEDx1
EDx1
MASPHx1
HASPHx2
LDx1
XLDx1
絞り羽根 9 9 11 11 9 9
倍率 0.3 0.22 0.25 0.34 0.24 0.34
最短 21cm 38cm 37cm 18cm 38cm 19cm
駆動 NanoUSM STM LM+STM STM DDSSM STM
MF切替 スイッチ スイッチ クラッチ スイッチ スイッチ なし
ズームロック あり なし なし あり あり なし
絞り操作 可能 可能 非対応
手ぶれ補正 5段 なし
フィルター 82mm 67mm
直径 8.9cm 8.9cm 9.1cm 8.8cm 8.8cm 7.3cm
全長 12.6cm 12.6cm 14cm 12.3cm 13.6cm 11.7cm
重量 900g 805g 935g 835g 886g 550g
カメラ+ 1560g 1480g 1833g 1492g 1543g 1207g

オートフォーカス

  • 広角側のフォーカス速度はキヤノン>ソニー>ニコン>シグマ>タムロンだ。パナソニックは近距離の被写体に全く反応しなかった。これを解決するにはピンポイントAFを使用する必要がある。
キヤノン ニコン パナソニック
シグマ ソニー タムロン
  • 望遠側のフォーカス速度はキヤノン>パナソニック>ソニー>ニコン>シグマ>タムロンだ。基本的にキヤノンが最も高速で瞬間的な動作である。パナソニックもキヤノンに匹敵するくらい高速だが、コントラストAFの挙動が混じるはずだ。
  • ソニーα7R IIIでテストした3本の中ではソニーGMが最も高速で違いはハッキリとしている。シグマは少し遅く、タムロンは明らかにフォーカスブリージングが混じっている。
  • ニコンは近距離の被写体が苦手だが、フォーカス速度は中程度だ。
キヤノン ニコン パナソニック
ソニー シグマ タムロン

シャープネス

  • 理想的にはカメラの解像性能を揃えたほうが良いのだが、それは難しい。フランジバックが最も短いNikon Zマウントに取り付けることが出来るかもしれないが、今のところマウントアダプターはとても少ない。
  • 【広角端】F2.8四隅を見比べてみると、ソニーがとてもシャープで他社を明らかに上回っているように見える。さらにシグマのパフォーマンスはソニーと肉薄している。比較してパナソニックは少し甘い。
  • 【広角端】キヤノンは3030万画素しかないので、今後登場する高画素機で伸びる可能性がある。今のところF2.8とF8の四隅に違いは見られない。
  • 【広角端】パナソニックとタムロンはF2.8とF8の違いが大きい。
  • 【広角端】シグマとニコンのF8はほぼ互角だ。
  • 【望遠端】シグマの中央解像は強力だ。ソニーとタムロンの絞り開放はフレーム全域が僅かにぼやけている。しかしソニーは絞るとシグマと同等になる。
  • 【望遠端】キヤノン・ニコン・パナソニックのパフォーマンスは拮抗している。

ポートレート

  • 同じ照明条件・露出設定・仕上がり設定(標準)・色温度に設定したが、色には違いが発生している。レンズ透過率も異なるので露出に影響しているようだ。
  • キヤノンは僅かに明るく、パナソニックは明らかに0.3-0.7EVほど暗く写る。
  • 異なるボディとレンズで臨床的に検証するのは難しかった。

ボケ

70mm F2.8・撮影距離1.5mで撮り比べたが見分けるのはとても難しい。

パープルフリンジ(色収差)

どのレンズも良好な補正状態だ。ハイエンドらしい性能である。

逆光耐性

(同じ配置に光源を配置した場合)タムロンがとても優れており、シグマとニコンは中程度だ。フレアはキヤノンが最も目立つ。

口径食・玉ボケ

  • 【広角 大ボケ】接写性能が大きく異なるのでレンズによってボケ量に違いが発生する。口径食の違いは見られない。
  • 【広角 小ボケ】シグマが最も良好に見える。他のレンズはドッコイだ。この場合、キヤノンとタムロンは玉ねぎボケが目に付く。
  • 【望遠 大ボケ】口径食の違いは目立たないが、最も影響が大きいのはニコンだ。逆に最も口径食の影響が少ないレンズはパナソニックである。
  • 【望遠 小ボケ】やはりニコンは口径食の影響が強い。タムロンは玉ボケの縁取りが最も目立つ。

周辺減光

  • 【広角 F2.8】で減光が目立つのはニコンとシグマ、キヤノンだ。ソニーとタムロンは軽微、そしてパナソニックはほとんど発生しない。
  • 【望遠 F2.8】キヤノン・パナソニック・ソニーは周辺減光がほとんど発生しない。シグマとタムロンは僅かだが、ニコンは目立つ。

歪曲収差

  • 【広角 補正済】パナソニックの24mmは歪曲補正時に大きくクロップされている。他社と比べると26mm程度の画角だ。歪曲補正そのものは各社良好だ。
  • 【広角 未補正】パナソニックは未補正の状態にできないので空白だ。キヤノンが最も穏やかとなり、次いでソニーが続く。シグマとニコンはとても似ているが、ニコンはフレーム端での歪曲が強い。
  • 【望遠 補正済】どのレンズも直線だ。
  • 【望遠 未補正】引き続きキヤノンの補正状態が最も良好だ。次いでシグマ、ソニー、ニコンと続く。

光条

  • キヤノンが最も均質的で美しい。ニコンは少し形状に違いが見られる。
  • ソニーの光条が最も短い。
C N P Si So T
絞り羽根 9 9 11 11 9 9
光条 18 18 不明瞭 22 不明瞭 18
形状
分散
分散

*訳注:シグマとソニーの形状が逆になっている可能性あり

フォーカスブリージング

  • シグマが少し奇妙に見えるが、これはファームウェアアップデートで改善されている。
  • 【広角】キヤノンのフォーカスブリージングは明らかだ。逆にパナソニックは極僅かである。ニコン・ソニー・シグマは同等、タムロンは僅かに目立つ。
  • 【望遠】キヤノンは広角と打って変わって完璧だ。パナソニックも非常に良好である。次いでシグマとソニー、ニコンとタムロンが最も目立つ。

総評

  • RF24-70mm F2.8L IS USM
    ・バランスが最もよく、大部分のパフォーマンスが中?高水準となっている。
    ・オートフォーカスは最も高速で正確だ。
    ・シャープネスの最終評価は高画素機の登場を待つ必要がある。しかし、F2.8とF8の違いは僅かでとても良好だと思われる。
    ・色収差の問題は無いが、逆光耐性は競合と比べて最も悪い。
    ・歪曲収差の補正状態は最も良好だが、広角側のフォーカスブリージングは目立つ。逆に望遠側のフォーカスブリージングは完璧である。
    ・大部分がトップクラスのパフォーマンスであり、これ以上のレンズを投入するのは難しいだろう。
  • NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
    ・一眼レフ用のショッキングなレンズ重量と比べると軽量だ。ミラーレス用24-70mm F2.8の中でも最軽量である。
    ・正直なところフォーカス速度は特に速いと感じない。カメラ側の性能もあるだろうが…。
    ・シャープネスは絞り開放からとても良好だが、ライバルも似たようなパフォーマンスである。
    ・比較的口径食が強く、周辺減光も目立つ。さらに歪曲収差の影響もあるので自動補正はオンにしておきたい。
    ・コントロールリングやファンクションボタン、情報表示パネルの組み合わせは便利と感じるだろう。
  • FE 24-70mm F2.8 GM
    ・フォーカス速度は高速だ。
    ・広角側のシャープネスは最も強力であり、絞り開放からF8とほぼ同じパフォーマンスである。ただし、望遠側の絞り開放は少し甘い。
    ・高度非球面レンズを使用しているが、実写では玉ねぎボケを確認することが出来る。これは好みの問題だろう。
    ・全体的に平均以上のパフォーマンスを備えているが、少し「退屈」な印象を受ける。とは言え、4年の間使われてきた実績のあるレンズに違いない。
  • LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
    ・フォーカス速度は非常に高速だ。コントラストAFながらキヤノンに次ぐ速さである。コントラストAFらしい挙動があるかもしれないが、速すぎて知覚できない。
    ・最も高画素機と言うこともあり、シャープネスの評価は厳しめとなる(24mm F2.8の四隅)。解像性能を合わせるととても優れた評価になると思う。
    ・口径食の影響が無い特殊なレンズだ。周辺減光もほとんど無い(ただし、補正をオフにする項目がない)。
    ・逆光耐性のパフォーマンスは抜群だ。
    ・フォーカスブリージングは広角・望遠どちらも優れている。動画撮影に適したレンズと言える。
    ・光透過率が低く、他のレンズと比べて少し暗く写る。
    ・このクラスとしては最も重く大きなレンズだ。ボディも加味すると1833gに達する。脱線するが、ボディサイズを許容できるのであれば本当に良いカメラである。
    ・全体的に私がとても気に入っているレンズだ。
  • 24-70mm F2.8 DG DN
    ・コストパフォーマンスが非常に高い。Eマウントユーザー待望のレンズであり、きたいを裏切らない仕上がりである。
    ・フォーカス速度は比較的遅いが、中程度の速度は確保されている。
    ・シャープネスは本当に強力だ。特に望遠端は絞り開放から問題無い。
    ・広角側のシャープネスはライバルと同等のパフォーマンスが確保されている。この性能をライバルの半値で実現しているのは拍手喝采だ。
    ・最短撮影距離や撮影倍率がトップクラスの仕様だ。
    ・光学的な歪曲収差やフォーカスブリージングが目に付く。絞り開放時の周辺減光にも注意が必要だ。自動補正は積極的に活用しよう。
    ・光学的な補正状態を重視するのであれば追加投資でGMを買うべきだ。
  • 28-75mm F/2.8 Di III RXD
    ・とにかく安い・軽い、そして安い。ただし、これにはいくらか妥協が必要だ。
    ・フォーカス速度はライバルと比べてとても遅く、フォーカスブリージングも目立つ。
    ・シャープネスや口径食、周辺減光のパフォーマンスは平均的だ。
    ・アマチュアフォトグラファーはこのくらいのレンズが丁度良い。私がビジネス抜きにレンズを買うとしたら第一候補となる。

Mobie01:無反 24-70mm f/2.8 大集評!Canon / Nikon / Panasonic / Sigma / Sony / Tamron 頂尖對決!

PhotographyBlog

Sigma 24-70mm F2.8 DG DN Art?Review

  • 重量830g、全長12.5cmと大きく重いレンズだが、ソニーの競合製品よりも少し軽量で短い。
  • α7 IIIとの組み合わせでバランスが取れているものの、小型APS-Cボディでは多少アンバランスに感じる。
  • 比較的手ごろな価格だが、ビルドクオリティは優れている。金属パーツやTSC素材を使用した鏡筒には標準ズームに必要な機能性が全て備わっている。
  • 唯一欠けているとすれば光学手ぶれ補正だ。
  • オートフォーカスは非常に高速であり、被写体をロックするまでにかかる時間は0.10秒だ。ほぼ常に正確にフォーカスし、悪条件でもピントの迷いはなかった。とても静かな動作であり、動画撮影にも適している。
  • 周辺減光はズーム両端の絞り開放で多少目に付くが、F5.6まで絞ると改善する。
  • 24mmでは樽型の歪曲収差が目立つ。70mmではわずかな糸巻き型歪曲だ。
  • レンズフードを装着した状態でもフレアの影響を受けやすい。しかし、コーティングのおかげで上手くコントロールしている。F16~F22まで絞ると素敵な光条が発生する。
  • ボケの評価には個人差があると思うが、非常に良好に見える。
  • シャープネス24mm
    ・中央:F2.8からF16まで優れている。F22で回折の影響を受ける。
    ・端:中央ほどシャープでは無く、F4~F11で最適となる。
  • シャープネス35mm
    ・中央:F2.8からF16まで優れている。F22で回折の影響を受ける。
    ・端:中央ほどシャープでは無く、F4~F11で最適となる。
  • シャープネス50mm
    ・中央:F2.8からF16まで優れている。F22で回折の影響を受ける。
    ・端:中央ほどシャープでは無く、F4~F11で最適となる。
  • シャープネス70mm
    ・中央:F2.8からF16まで優れている。F22で回折の影響を受ける。
    ・端:中央ほどシャープでは無く、F4~F11で最適となる。

シグマはソニーGMの半値ながら同等のビルドクオリティと画質だ。タムロンより少し高価だが、光学性能は優れている。ソニーGは同価格帯だが、F値が1段大きい。これら4本の選択肢から1本の標準ズームを選ぶとしたらシグマだ。

ズームレンジ全域でシャープな中央画質、フレーム端でもF2.8において少し低下する程度である。加えてボケはとても素晴らしい。
いくらか周辺減光が目に付き、歪曲収差は24mmで目立つが、ボディ内補正で修正可能だ。
オートフォーカスは非常に高速で静かである。

驚異的な価格設定で優れた光学性能を実現しているシグマには5点満点の評価を与えるのが相応しい。

PhotographyBlog:Sigma 24-70mm F2.8 DG DN Art?Review

Dustin Abbott

Sigma 24-70mm F2.8 DN ART Review

  • ミラーレス専用設計はレンズの小型化・軽量化に繋がるらしい。しかし、一眼レフ版とくらべてより長くなっており、重量は少し軽いものの光学手ぶれ補正を搭載していないためだ。
    それでもソニーGMレンズよりいくらか短く、軽い。
    タムロンはさらに軽量であり、依然として小型軽量を重視する場合の有力候補だ。
  • フッ素コーティング・防塵防滴・頑丈なレンズの作りはプログレードの仕様だ。AF/MF切替スイッチやFnボタンなど、タムロンには無い機能性を備えている。
  • フォーカスリングはバイワイヤ方式だが、滑らかで均質に減衰している。きちんとしたフォーカスリングだ。
  • レンズ直径が太く、カメラ装着時にグリップとの隙間が狭い。ただし、これはシグマの問題と言うよりもソニーのカメラデザインに関する問題だ。
  • 最短撮影距離はタムロンと同等まで近寄ることが可能だ。しかし、撮影距離が短く影が写りこみやすいので実用的とは言えない。
    さらに接写では像面湾曲が大きく四隅がかなり甘い。
  • オートフォーカスは全体的に高速かつ静かに動作する。カメラ内蔵マイクでも動作音を拾わない。低照度での動作も良好だ。
    接写時にピント精度が低下するものの、瞳AFは完璧に動作する。
  • 24mm時の歪曲収差は顕著な樽型歪曲であり、補正時に大きくクロップされる。以降は糸巻き型歪曲へと変化する。周辺減光は絞ると改善するが、レンズサイズを考慮すると影響が目立つ。
  • シグマとタムロンのシャープネスは同等だ。絞ると周辺減光が改善するので四隅は間違いなく向上する。
  • 70mmのシャープネスはタムロンよりも良好だ。特に四隅において大きな違いがある。
  • ズームレンジ全域で非常に一貫したシャープネスとコントラストを備えているのは注目に値する。
  • 光透過率はシグマよりタムロンが良好だ。これはレンズ構成枚数が影響しているのだろう。1/3段以上の違いではないが、並べて見比べると違いがハッキリとしている。
  • 軸上色収差がいくらか残っているが、これがプラスに働くこともあるはずだ。
  • 最大の弱点は逆光耐性だ。特にフレアとゴーストの影響を受けやすく、望遠側へズームするとパフォーマンスが低下する。
  • ボケはタムロンと比べて柔らかく良好な描写だ。高価な単焦点レンズほどでは無いが、かなりいい仕事をしている。必要なシャープネスと必要な柔らかさを併せ持っている。
  • コマ収差補正はズームレンズながらとても良好だ。

24-70mm F2.8としては最も優秀なレンズの一つだ。
ズームレンジ全域でシャープ、そしてボケが良好だ。加えて高速で正確なオートフォーカスを備えている。このレンズでカバーできない被写体はほとんど無いだろう。
最大の弱点はフレア耐性なので逆光には注意したい。

これまで24-70mm F2.8の選択肢は安価なタムロンか、遥かに高価なソニーGMの2択だった。シグマの特性は後者寄りだが、価格は前者に近い。
依然としてタムロンの価格と軽量デザインは魅力的と感じるかもしれない。しかし、シグマはソニーGMの半値で同等のビルドクオリティ・機能・光学性能を手に入れることができる。コストパフォーマンスを考慮する場合、最もバランスの取れたレンズである。

長所:プログレードのビルドクオリティ・徹底した耐候性・高速かつ静か正確なオートフォーカス・瞳AFが良好に動作する・ズームレンジ全域、そしてフレーム全域で良好なシャープネス・発色とコントラストが良好・コマ収差補正がとても良好・標準ズームとしては良好なボケ・コストパフォーマンスが優れている

短所:24mmで顕著な歪曲収差・逆光耐性・大きく重い・接写時のフォーカス精度

Dustin Abbott:Sigma 24-70mm F2.8 DN ART Review

CAMERA LABS

Sigma 24-70mm f2.8 DG DN Art review

  • オートフォーカスの再現性は非常に良好だ。無限遠から0.76mの被写体まで0.7秒で移動する。タムロンと同程度の速度であり、ニコンF2.8 Sほどでは無い。
  • フォーカスブリージングの影響はほとんど無い。駆動音も皆無だ。
  • ズームリングの回転角は65°だ。動作が硬いので指一本での操作は難しい。
  • フォーカスリングはとても滑らかに動作する。
  • 軸上色収差は確認できない。
  • 目立つフォーカスシフトは無い。
  • 近距離解像
    ・APS-C領域はとてもシャープだ。35mmでピークとなり、望遠側で少しソフトとなる。
    ・フルサイズ四隅は24mmで悪く無いものの、非点収差の兆候があり、35mmや50mmだとさらに悪化する。
    ・像面湾曲が目立つ。
    ・近距離の場合、ニコンF2.8 Sよりも少しソフトだ。
  • 遠景解像
    ・遠景ではズームレンジ全域で非常に良好だ。フルサイズ四隅の解像低下は目に付かない。
    ・24mmはニコンよりもシャープに見える。
    ・28mmの中央領域はライバルと同等だが、APS-C領域や四隅はシグマが僅かに有利だ。
    ・35mmの中央はライバルとほとんど区別がつかない。APS-Cや四隅ではシグマが僅かに有利だ。
    ・50mmの絞り開放はライバルと非常によく似ている。四隅のみシグマが少し甘い。
    ・70mmの中央もほぼ互角だが、APS-C領域で少し優れている。
  • 周辺減光は絞っても改善せず、自動補正にて1.1~1.2EVほど増感される。
  • 歪曲収差は24mm時に大きな樽型収差に加えて陣笠状に歪んている。
  • コマ収差:広角側ではシグマが最も小さい収差量だ。望遠側でもコマ収差はほとんど見られない。
  • どのレンズも穏やかな玉ねぎボケだが、タムロンの影響が最も強い。口径食の影響はシグマが最も小さくなっている。
  • 前後のボケはニコンほどでは無いが、タムロンよりも良好だ。
  • 逆光時のゴーストはタムロンよりも多いが、フレアは少なくなっている。
  • 光条はタムロンよりも鮮明で強い描写である。
  • 28-75mm F/2.8 Di III RXD
    APS-C領域がとてもシャープで、クローズアップのパフォーマンスはシグマより明らかに優れている。さらに小型軽量、低価格だ。
    シグマはボケが柔らかく、24mmと広い画角をカバーしている。
  • NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
    物理的なサイズと重量はほぼ同じだ。どちらもFnボタンを備え、ニコンはさらにOLEDパネルとコントロールリングを搭載している。価格は明らかにニコンが高い。
    光学性能はとてもよく似ているが、撮影距離が近い場合はニコンが優れている。
    将来的にZマウント用のシグマレンズが登場したとしても、ニコンS-Lineの地位は揺るがないだろう。

純正レンズと比べて遥かに低価格だが、きちんとした光学設計のレンズだ。APS-C領域はシャープで行く上色収差の影響は無い。逆光でもフレアの影響はほとんど無く、信頼性の高いフォーカス駆動を備えている。
残念ながら撮影距離が近いと徐々にソフトな描写となる。最短撮影距離付近ではかなりソフトだ。これにより最高の評価を与えるわけにはいかないが、それでも明らかにおススメできるレンズである。

長所:F2.8ズーム・APS-C領域で良好なシャープネスとコントラスト・逆光耐性が良好・AFの信頼性が高い・マウント交換サービス

短所:近距離で像面湾曲・近距離でソフト

CAMERA LABS:Sigma 24-70mm f2.8 DG DN Art review

Lenstip

Sigma A 24-70 mm f/2.8 DG DN

  • 他のF2.8ズームと見比べても目立たないサイズと重量だ。依然としてタムロン「28-75mm F/2.8 Di III RXD」が最軽量・最小だが、焦点距離に違いがある点は留意する必要がある。
  • 固定された後玉の直径は約31mmだ。完全な防塵防滴仕様である。
  • レンズは日本製である。
  • 26mm幅のズームレンズは24mm・35mm・50mm・70mmの焦点距離を表示している。動作は滑らかで適切な抵抗量を持つ。24mmで固定可能となっている特種なズームロックスイッチを備えている。
  • 27mm幅のマニュアルフォーカスリングはズームリングと同様、適切な抵抗量で回転する。フォーカスバイワイヤで回転速度に応じたフォーカシングである。素早く回転させるとストロークは180°ほど、ゆっくり回転させると300?360°のストロークとなる。非常に正確なMFが可能だ。
  • 70mmまでズームすると金属製の内筒が伸び、35mmほどレンズ全長が長くなる。
  • 解像度
    ・α7R IIのRAWファイルに基づいて測定している
    ・良像の基準値は39?41lpmmだ。
    ・最高の単焦点レンズで70lpmmを超えることがある。
    ・今のところ「AF85mm F1.4 FE」で76.5lpmm、「Voigtländer MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical」で78.5lpmmだ。
    ・45mmの中央解像は絞り開放から70lpmmを明らかに超えている。称賛すべきパフォーマンスだ。
    ・24mmや70mmの中央解像は45mmほどでは無いが、批判すべき点は無い。タムロンは28mmで少し優れているが、他はシグマに劣っている。
    ・APS-C領域でも45mmが最も良好だが、24mmや70mmもそれほど悪く無い。この領域では全ての焦点距離でタムロンより優れている。
    ・フルサイズ四隅の絞り開放ではズームレンジ全域で解像度が少し低下する。それでもF3.5まで絞ると実用的な画質だ。ピークは24mmが最も良好である。
    ・このレンズはフレーム全域・焦点距離全域で良像の基準値を超えている。
  • 軸上色収差は望遠側で悪化しているのは驚いた。最大8枚の低分散レンズを使っているにも関わらず、軸上色収差は目に付く。この点はタムロンよりも明らかに悪い。
  • 倍率色収差は絞り値・焦点距離に関わらず低い数値を維持している。この結果はタムロンよりも僅かに良好だ。そしてシグマの一眼レフ用よりも遥かに良好だ。
  • 球面収差の兆候は70mmでのみ確認できる。F2.8からF4に絞ると被写界深度が無限遠側に移動している。
  • 歪曲収差の補正はソフトウェアに依存している。光学的には24mmで大きな樽型、そして陣笠状の歪曲収差となっている。
  • コマ収差はズーム中間域で良好に補正されている。ズーム両端ではコマ収差が目に付き、画質悪化の一因となっているようだ。それでもタムロンより遥かに良好である。
  • 非点収差の平均値は3.9%だ。一眼レフ用は12.7%と高い数値である。このカテゴリもタムロンより優れている。
  • ボケは完璧では無く、わずかに玉ねぎボケの兆候が見られる。これは3枚の非球面レンズの影響によるものだろう。口径食が強く現れる点にも注意が必要だ。
  • 周辺減光は24mm F2.8で-3.91EVと非常に強い。ソフトウェアで補正出来るとは言え、これは強すぎる。4段分も増感すると、(中央がISO200の画質だとしても)補正領域はISO3200相当となってしまう。ここでは一眼レフ用が遥かに良好だ。絞っても改善スピードはかなり遅い。
  • 周辺減光は中間域や望遠側で少し改善されるものの、問題は残っている。45mm F2.8で-2.63EV、70mm F2.8で-2.64EVと大きな数値だ。
  • 新しいシグマのコーティングはとても良好だ。フレアを発生させるにはかなりの努力が必要だ。そしてフレアが発生したとしても影響は小さくコントラストの低下はそれほど見られない。グッジョブだ!
  • オートフォーカスはノイズレスで僅かな駆動音さえ聞こえない。ピント距離全域を0.3?0.5秒で移動する非常に高速で称賛に値するパフォーマンスだ。フォーカス精度も良好でテスト中のミスショットは2%以下である。

長所:鏡筒がとても頑丈・防塵防滴・優れた中央画質・良好なAPS-C領域の画質・許容範囲のフルサイズ四隅の画質・倍率色収差が少ない・非点収差が無視できる・APS-Cで周辺減光が弱い・オートフォーカスが静かで正確かつ高速・逆光耐性が非常に良好

短所:歪曲収差が非常に大きい・24mmの陣笠状歪曲・70mmの球面収差が目立ちすぎ・70mm時の軸上色収差が目立つ・恐るべき周辺減光

ズームレンジ全域・絞り値全域でシャープできちんとしたレンズだ。しかし、不満が無いわけでもない。厄介な歪曲収差と周辺減光には注意が必要だ。ソフトウェアに丸投げするのもアリだろうが、個人的には光学的にもう少し補正して欲しいところである。
また、特殊レンズを多く使っている割には70mm時の軸上色収差が目立つ。

それでも一眼レフ版と比べると軽く、スリムで、価格を維持している。
タムロンはより安価だが、24mmの画角や機能性、そしてフレーム周辺が遥かに優れているのはシグマのセールスポイントとなるだろう。

Lenstip:Sigma A 24-70 mm f/2.8 DG DN

Mobile01

Sigma 24-70mm f/2.8 DG DN 追求典範 副廠E環鏡皇出線!

  • このレンズは蛍石に相当するFLDレンズを6枚も使用している。FLDレンズ使用数はシグマArtシリーズで最も多い。
    (訳注:「70-200mm F2.8 DG OS HSM」はさらに多く、9枚のFLDレンズを使用しています)
  • ズームロックスイッチはロック解除し忘れてもズームリングを少し強めに回転させると解除できる仕組みを導入している。撮り損ねる可能性を低減させる面白い設計だ。
  • シャープネスはとても良好だ。広角端・望遠端どちらも優れたパフォーマンスを発揮する。広角端は中央から四隅まで、絞り開放F2.8とF8の差は全くない。
    望遠端はF4まで絞らないと四隅のシャープネスは低下する。
    中央領域の画質は非常に良好でトップクラスだ。望遠側の四隅は少なくとも1段絞ると最高のシャープネスを得ることができる。
  • オートフォーカス駆動にはステッピングモーターを使用している。高速かつ滑らかで動画撮影にも適している。
  • 色収差はまったく発生しないとても良好な補正状態だ。
  • ナノポーラスコーティングを使用してゴーストとフレアを低減している。
  • 周辺減光(訳注:作例のみ、70mmより24mmのF2.8で減光が強くなっています)
  • 口径食による玉ボケの影響が極僅かだ。
  • 歪曲収差は補正を切ると広角端で目立つ樽型となる。
  • ブリージングについてテストでは説明できない現象を付けた。日本の工場へ送り返し、この現象について確認しているところだ。
  • タムロン「28-75mm F/2.8 Di III RXD」は広角側の画角が狭いものの、とても安いうえに小型軽量だ。ただし、プラスチック外装やボケ描写、RXDモーターの速度などスペック上の違いがいくらか存在する。
    とは言え、優れたパフォーマンスを発揮するレンズであり、コストパフォーマンスに惹かれてエントリーやミドル層の需要は高いと思われる。
  • ソニー「FE 24-70mm F2.8 GM」と同等のパフォーマンスを達成できると思われるが、シグマの価格はGMの半値だ。

シグマと言えば大きく重いレンズを想像するものだが、「24-70mm F2.8 DG DN」は他社と比べて同等のサイズ・重量だ。しかしながらシャープネス性能はとても優れており、特に広角端は絞り開放から四隅まで非常にシャープである。望遠側も1段絞ればとてもシャープとなる。色収差補正に優れ、ボケはスペシャルな描写である。

タムロンより高価だがハイクオリティな外装仕様や24mmの広い画角をカバーし、ソニーGMの半値で同等のパフォーマンスを実現している。万人向けのおススメできるレンズだ。

Mobile01:Sigma 24-70mm f/2.8 DG DN 追求典範 副廠E環鏡皇出線!

Sony Alpha Blog

α7R IVの性能を引き出す唯一の標準ズーム

  • 「24-70mm F2.8 DG DN Art」は2本目となるシグマ製フルサイズミラーレス用のズームレンズだ。
  • ビルドクオリティは「FE 24-70mm F2.8 GM」と同等だ。
  • オートフォーカスは高速かつ正確、そして静かだ。α7R IVと組み合わせて追従性に問題は無い。
  • シャープネス:α7R IV
    ・24mm中央:F2.8(Good)-F4~F11(Very Good)-F16(Good)
    ・24mm四隅:F2.8(Good)-F4~F11(Very Good)-F16(Good)
    ・35mm中央:F2.8~F8(Excellent)-F11(Very Good)-F16(Good)
    ・35mm四隅:F2.8(Good)-F4~F5.6(Very Good)-F8(Excellent)-F11(Very good)-F16(good)
    ・50mm中央:F2.8~F8(Outstanding)-F11(good)-F16(Average)
    ・50mm四隅:F2.8~F11(Good)-F16(Average)
    ・70mm中央:F2.8(Excellent)-F4~F8(Outstanding)-F11(Excellent)-F16(good)
    ・70mm四隅:F2.8(Very Good)-F4~F8(Excellent)-F11(Very Good)-F16(good)
    ・中央で見事なパフォーマンスを発揮し、望遠側ほど良好だ。24mmのみ「Very good」止まりである。
    ・四隅は最大で「Very Good」、50mmは「Good」止まりだ。
    ・この価格帯のズームレンズとしては優れたパフォーマンスである。
  • 歪曲は各焦点距離で目に付く
    ・24mmは強い樽型
    ・35mmは弱い樽型
    ・50mmは糸巻き型
    ・70mmは僅かな歪曲
  • 周辺減光はF2.8で中程度、F5.6まで絞ると解消する。
  • 色収差はとても良好に補正している(70mm以外)。
  • 逆光耐性は並だ。しかしこれはソニーGMやタムロンと同等である。
  • 光条はたていの場合良好とならない。
  • 後ボケはとても滑らかでクリーミーだ。ソニーやタムロンよりも良好である。
  • 玉ボケは全ての絞り値でとても良好だ。僅かに口径食の影響を受ける。ソニーやタムロンよりも優れた描写だ。
  • 発色はとても良好でソニーGMと同等、タムロンよりも良好だ。
  • ソニー「FE 24-70mm F2.8 GM」との比較
    ・24mm:ソニーのほうが良好だ。
    ・50mm:中央はソニーより遥かに優れているが、四隅は少し劣る。
    ・70mm:中央はソニーより遥かに優れている。
    ・ボケはシグマがとても滑らかで美しい。
    ・オートフォーカスに有意な差は無い。
    ・歪曲や逆光耐性に有意な差は無い。
    ・ビルドクオリティに有意な差は無い。
    ・コストパフォーマンス:1シグマ・2タムロン・3ソニー
    ・重量:1タムロン・2シグマ・3ソニー
  • 動画撮影で効果的なAFだ。

24-70mm F2.8 DG DNはα7R IVと組み合わる優れた標準ズームレンズだ。最も解像度の高い6100万画素センサーを活かすことのできる唯一のモデルである(中央のみ)。主な弱点は24mmで、この焦点距離は一貫して優れているソニーGMに劣っている。

長所:35?70mmでα7R IVでも優れたシャープネス・中程度の価格設定・滑らかなボケ・非常に良好な玉ボケ・とても優れたビルドクオリティとエルゴノミクス・非常に良好な発色・防塵防滴・接写性能・高速で信頼性の高いAF・70mm以外で非常に良好な色収差

平凡:目に見える歪曲収差と周辺減光(競合と同等)・逆光耐性(競合と同等)・重量830g(ソニーよりは軽い)・24mmのシャープネスはソニーに劣るがタムロンと互角・50mmにおける四隅のシャープネス

短所:この価格帯で指摘するポイントは無い

2400万画素のα7 IIIではソニーやシグマのパフォーマンスは過剰だ。コストパフォーマンスの高いタムロンがおススメである。

α7R IIIやα7R IVの場合…
・24mm・50mm前後で一貫性の高い解像性能が必要ならソニーGM。
・上記以外の場合はシグマが特に中央で優れたパフォーマンスを発揮する。

Sony Alpha Blog:Sigma 24-70mm F2.8 DG DN Art

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