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2020年5月7日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。パッと見た限りではフォーサーズセンサー用「12-50mm F1.7-4」ズームレンズに見えますね。マイクロフォーサーズでは無さそうですが…。
- 【公開番号】特開2020-71437(P2020-71437A)
- 【公開日】2020年5月7日
- 【発明の名称】ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2018年11月2日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】広画角で全系が小型で、大口径比で、高い光学性能を有するズームレンズを提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 12.00-48.00 14.00-56.00 12.00-48.00 F値 1.70-4.00 1.70-4.00 1.61-4.00 半画角 41.85-12.62 37.522-10.87 41.86-12.62 像高 10.75 10.75 10.75 全長 140.00 138.42 130.93 BF 9.000-60.61 9.61-63.84 9.00-44.87 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 14.00-56.00 F値 1.70-4.00 半画角 37.52-10.87 像高 10.75 全長 132.85 BF 9.74-57.20
像高はAPS-C以下、サイズ的にはフォーサーズですが…、キヤノンがこのフォーマットを採用するか不明。似たようなサイズで1.5型CMOSセンサーの「G1 X」が存在するものの、これには像高が少し足りていないのですよね。となると、将来的にハイクラスのカメラがフォーサーズセンサーを採用するのかもしれませんね。とは言え、この特許が実用化される可能性は低いはず。
フルサイズで言うところの24-100mm(もしくは28-110mm)に相当する画角をカバーするレンズですね。広角側がF1.7と明るく、望遠端もF4とまずまず明るくなっています。バックフォーカスを考慮するとマイクロフォーサーズマウントと言うよりもコンパクトカメラ用と言ったところでしょうか?ズーミングによる全長の変動が少ないネガティブリードタイプを採用しています。このレンズを搭載したレンズ一体型のフォーサーズセンサーカメラはイマイチ想像できませんね…。
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