このページはまだ登場が確定していない一眼レフカメラ「EOS 90D」に関する情報を集めるページです。基本的に確定情報が出るまでは”出所不明のリーク情報や噂話”が主な話題です。
最新情報・噂
- 2019-12-16:ShaSha がレビューを掲載しています。
- 2019-10-15:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。
- 2019-10-01:DPReviewがレビュー総評を公開しています。
- 2019-09-26:Mobile01がレビューを掲載しています。
- 2019-09-21:Photons to Photosがダイナミックレンジテストの結果を公開しました。
- 2019-09-13:キヤノンが9月20日の発売決定を告知しました。
- 2019-09-10:キヤノンが台風15号の影響で発売延期・9月下旬とアナウンス。
- 2019-09-07:9月12日発売決定と告知されました。
- 2019-09-02:発売に先立ちマニュアルが公開されています。
- 2019-08-28:正式発表されました。
- 2019-08-28:国内量販店でボディが162,000円(税込)で9月中旬発売予定とのこと。
- 2019-08-27:北米価格でボディ1199ドル、18-55mmSTMキット1349ドル、18-135mmUSMキット1599ドルと噂されています。
データベース
比較記事
- キヤノン「EOS 90D」と「EOS 80D」の外観・スペックの違い
- キヤノン「EOS 90D」と「EOS 7D Mark II」の外観・スペックの違い
- キヤノン「EOS 90D」と「EOS 6D Mark II」の外観・スペックの違い
- キヤノン「EOS 90D」と「EOS M6 Mark II」の外観・スペックの違い
- キヤノン「EOS 90D」とニコン「D500」の外観・スペックの違い
- キヤノン「EOS 90D」とニコン「D7500」の外観・スペックの違い
レビュー
作例
購入早見表
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アクセサリー
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EOS 90Dの特徴
ポイント
- 3250万画素 APS-C CMOSセンサー
- DIGIC 8プロセッサー
- マルチコントローラー搭載
- 14bit RAW・C-RAW
- SDXC UHS-II対応カードスロット
- 22万画素RGB+IR測光センサー
- ISO感度100?25600
- ?1/16000秒 シャッタースピード
- 45点オールクロス位相差AFセンサー
- カバーエリア100%×88%のデュアルピクセルCMOS AF
(瞳検出対応) - ファインダーで10コマ秒・ライブビューで11コマ秒の連写速度
- EOS 80Dと同じ仕様の光学ファインダー
- 4K 30p(クロップ無し対応)・FHD 120p対応
- 強化されたバッテリーライフ
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- FUJIFILM X-M5 は動画も撮れる静止画カメラだがAFには改善の余地がある
- FE 28-70mm F2 GM は最高の単焦点以上の解像性能
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- シグマがキヤノンRF用ズームレンズのAF動作改善ファームウェアを配信開始
海外の評価
ePhotozine
磨きのかかったAPS-C一眼レフ
- EOS 80Dよりも僅かに軽量だが、同水準のグリップやアクセサリーポートを備えている。
- アルミニウム合金とポリカーボネート素材でしっかりと組み立てられた防塵防滴仕様のカメラだ。
- メニューシステムはキヤノンお馴染みのレイアウトである。高度なAFシステムを備えているが、設定コマンドがカスタムファンクション内にあるので探し辛い。EOS 5D Mark IVのようなカメラは独自にAFタブを設けて素早く操作可能だ。
- バリアングルモニタの色再現は良好で、屋外における視認性も良い。
- バッテリーライフはCIPA準拠で1300コマと優れた結果だ。
- 連写時のバッファはキヤノンが示したほどコマ数を稼ぐことが出来なかった。これは設定次第で改善するかもしれない。
- 適切な彩度で心地よい色の画質だ。露出は信頼できるが、少しオーバーする傾向があるので-1/3で丁度良い。
- ポートレートでAWBを使用すると少し寒色寄りとなる。
- ISO感度ノイズ
・?ISO800:優れたノイズパフォーマンス
・ISO1600:ノイズが僅かに増加するが、ディテールを維持している
・ISO3200:ノイズがさらに増加
・ISO6400:ノイズでディテールが低下
・ISO12800:まだ実用的な画質となる可能性がある
・ISO25600:ウェブ用途ならば使えるかもしれない
・80Dと比べて高解像だがノイズ量は同じだ。
・X-T3と比べるとノイズは僅かに多い - AWBはタングステン照明で僅かに暖色寄りとなり、白優先AWBでよりニュートラルな結果となる。混合照明では少し暖色寄りとなるのが、プリセットよりも良い結果となる。
- 動画の画質は良好だ。高解像で優れた色再現である。
もし一眼レフを探しているのであれば、EOS 90Dは素晴らしい選択肢となるだろう。保守的なデザインなので、EOS 80Dと比べて外観に大きな違いは無い。しかし、新型3250万画素センサーを始め、フル画角の4K動画など様々な機能を考慮すると、最も熟成したAPS-C一眼レフと言えるだろう。
長所:3250万画素APS-Cセンサー・フル画角の4K動画・10コマ秒連写・高画質・優れた色再現・優れたバッテリーライフ・ボディ内RAW現像
短所:保守的なカメラデザイン・予想したより少ないバッファ・AF専用のメニュータブが無い・キットレンズでは3250万画素センサーを活かせない
IMAGING RESOURCE
Canon 90D?Review
カメラの紹介
- 同時発表したEOS M6 Mark IIと同じ3250万画素のAPS-C CMOSセンサーを搭載している。M6 IIの14コマ秒連写は備えていないが、大きなグリップと豊富な物理コントロールを備えている。
- EOS 80Dと良く似たカメラだが、部分的に幅が広くなり、少し軽くなっている。注意深く観察しないと分からない差だ。
- 3250万画素となり、画素ピッチは2400万画素の85%ほどだ。画像処理エンジンはEOS 80DがDIGIC 6だったことを考えると、2つほど(6+、7)飛び越えて最新世代の「DIGIC 8」を搭載している。
- 新型センサーとプロセッサーの組み合わせにより、追従AFで最大10コマ秒の連写に対応している。これは7D Mark IIに匹敵するものだ。さらにライブビューで11コマ秒の連写が可能である。
- 高解像だがバッファは7D Mark IIや80Dto同程度だ。
- ファインダーAF用センサーは80Dと同じだが、EOS iTRに対応しているので顔検出が過のづあ。
- 像面位相差AFはプロセッサーの更新により改善している。
- メカシャッターはEOS 80Dと同じに見えるが、電子シャッターにより1/16000秒の最高速度を利用できるようになった。
- ポップアップフラッシュは手動で持ち上げる必要ができたものの、仕様はほとんど変わらない。
- ファインダーと背面モニターはEOS 80Dと同じに見える。
- 4K動画に対応したうえ、クロップはほぼ無い。これがピクセルビニングなのかどうかは不明だ。
- WiFiに加えBluetoothも利用可能となった。
- バッテリーは引き続きLP-E6Nを使用する。
Part I
- デジタルカメラはあらゆる形とサイズで市場に出回っているが、快適でバランスの取れたカメラはEOS 90Dのような一眼レフに勝るものは無い。
- EOS 60Dから無くなってしまったジョイスティック型マルチコントローラーが復活している。個人的にジョイスティックは大好きだが、方向ボタンと機能を分離することが出来ないのは残念だ。
- EOS 80Dとグリップサイズに違いは無いが、僅かにグリップしやすいデザインへと変化している。
- ジョイスティックとグリップ以外のデザインや操作レイアウトはほぼ同じだ。馴染みのある心地よいグリップとクリアな光学ファインダー、健全なボタン・ダイヤル配置の古典的な一眼レフカメラである。
- EOS 90Dの画質は全体的に満足のいくものとなっている。低ISOではRAWから正確な色再現と優れたダイナミックレンジを引き出すことができ、シャープなディテールを持っている。
- ローパスフィルターを搭載しているので、レンズがシャープだったとしてもローパスフィルターレスのような切れ味は出ない。しかし、全体的に見ると非常に優れたディテールだ。
- 高感度ISOの画質はとても良好だが際立ったものでは無い。ISO800-1600でもイメージから予想より少し多めのノイズが見られる。JPEG出力のノイズリダクションは強めでディテールが溶けやすいので注意が必要だ。
- 全体的に見て、画質は特に低感度ISOで優れている。屋外・風景・ポートレート・日中に適している。
Part II
- ISO 800?1600の程よいISO感度で予想より多くのノイズが目に付いた。
- EOS M6 Mark IIとセンサーが同じなので画質もよく似ている。
- キヤノンが素早く24p動画に対応してくれたことは称賛したい。
- 画質はM6 IIと同じだが、個人的には光学ファインダーの一眼レフで撮影したい。コンパクトさ重視ならM6 IIを選ぶと良いだろう。
- 低照度性能はとても優れている。光学ファインダーで夜間も見やすく、AFエリアの操作も簡単だ。
- ISO 6400までとても使いやすい画質で、場合によってISO 12800も実用的だ。そうは言ってもISO 3200でもノイズの影響は目立つ。
- ISO 25600や51200は避けたほうが良い。
- M6 IIと比べて少し露出オーバーとなる傾向がある。
- 低照度時のWBがとても優れている。
- 低照度でもオートフォーカス性能はとても優れている。暗所で被写体のコントラストが低い場合を除き、オートフォーカスは高速で正確だ。
- M6 IIはマイク端子しかないが、90Dはヘッドホン端子も備えている。
- 4K動画のディテールは良好だ。一部のカメラで問題となるモアレは発生しない。フォーカスは滑らかでとても高速だ。
- スローモーション動画に対応しているが、解像度やフレームレートは限られている。音声は記録されないので完全無音だ。
総評
一見すると古き良き一眼レフだ。快適なエルゴノミクスと耐久性、そして多くの物理的なコントロールを備えている。多くのフォトグラファーに馴染みのある一眼レフカメラとなるだろう。
内部的には大きく改善している。AF・連写・動画仕様で多くの改善点があり、EOS 80Dを簡単に上回り、7D Mark IIに匹敵するパフォーマンスを備えている。3250万画素のAPS-Cセンサーは優れた画質だが、このセンサーフォーマットに3250万画素は少し過剰と感じる。ローパスフィルタ?を搭載しているので、解像性能のポテンシャルを出し切れていない。
いくつか欠点もあるが、素晴らしい写真や満足のいく動画を撮影できるカメラだ。最も厳しい被写体以外には対応できる優れたオートフォーカスを備え、キヤノンらしいエルゴノミクスとビルドクオリティである。
EOS Kissや80Dからの乗り換えに検討する価値がある一台だ。
長所:
ーM6 IIと同じく最高解像度のAPS-Cカメラ
ー特に低感度ISOで良好な画質
ー高感度ISO感度もまともな画質
ー80Dと同等のダイナミックレンジ
ーC-RAW
ーファインダー・ライブビューで優れたAF
ー動画に最低なDPAF
ーこのクラスとしては優れた性能
ー高速起動
ーシャッターラグが小さい
ー追従10コマ秒連写
ー1/16000秒対応
ー十分なバッファ深度とバッファクリア
ーUSH-II対応
ー防塵防滴
ーエルゴノミクス・優れた操作性
ージョイスティックの再導入
ーレスポンスの良い背面モニター
ー4K動画
ーFHD 120p
ーHDR&4Kタイムラプス
ーバッテリーライフ
ー3.5mmマイク&ヘッドホン端子
短所:
ー高感度ISOとDRは最高のAPS-Cに匹敵しない
ーシャープなレンズでもローパスフィルターレスのカメラより少しソフト
ーライブビューの追従AFは7コマ秒連写
ーALL-Iでの動画撮影が不可
ーMP4出力のみ
ー30分の連続撮影制限
ースローモーション動画はFHD 120p固定
ーシングルSDカードスロット
ーボディ内バッテリー充電非対応
DPReview 結論
ミラーレスのような一眼レフ
Like |
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Dislike |
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- ライブビューモードで最高のパフォーマンスを発揮する一眼レフカメラだ。
- 画質は着実に進化してり、APS-Cクラスで最高の解像性能に加え、優れたノイズ耐性を発揮する。初期設定のJPEGノイズリダクションは少し攻撃的だが設定で効果を弱めることが出来る。また、引き続きキヤノンのJPEGカラーはお気に入りだ。
- 理論上、新しくなった測光センサーにより光学ファインダーAFの信頼性が(EOS 80Dと比べて)高くなっているはずだ。しかし、EOS 80Dから引き続き採用している45点AFはカバーエリアが狭く、精度が低いため足を引っ張っているように思える。
- 対称的にデュアルピクセルCMOS AFを採用したライブビューAFは優れた精度とカバーエリアのシステムだ。静止画、動画どちらでも信頼性の高いパフォーマンスを発揮する。
- 4K動画はクロップしない仕様となったが、競合他社と比べてソフトに見える。後処理したい場合のログガンマ機能が無ければ、24pと言った選択肢も無い。ただし、FHD画質はしっかりとしており、マイク端子やヘッドホン端子、そして明瞭なバリアングルモニタは動画撮影における強みとなるはずだ。ただし、電子手ぶれ補正使用時には大きなクロップを伴うので注意が必要である。
- エルゴノミクスは優れており、快適なグリップと視野率100%の光学ファインダーは競合カメラと比べて一線を画している。また、きちんと配置されたコントロールレイアウトにしっかりとした防塵防滴仕様である。
- AFジョイスティックは便利だが、光学ファインダーに大きな改善が見られず、ライブビューAFはタッチ操作が可能となっているのであまり使わない。
- EOS 80Dと比較:
・ほぼ同じに見えるが、AFジョイスティックの追加やいくつかの改善点がある。どちらも似たような光学ファインダーAFだが、全体的な画質・ライブビューAFの信頼性・4K動画・バッテリーライフの点でEOS 90Dのほうが優れている。我々の見解としては価値のあるアップグレードだ。 - D7500との比較:
・90DのRAW画質とライブビューAFが僅かに優れている。ただし、連写性能は遅くともファインダーのAF精度はD7500のほうが良好だ。4K動画の画質も優れている。ただし、動画撮影中にAFを使いたいのでればEOS 90Dのほうが良いだろう。 - PENTAX KPとの比較:
・90Dよりも頑丈なボディであり、唯一ボディ内手ぶれ補正を搭載した一眼レフカメラだ。しかし、残念ながら4K動画非対応な上に時代遅れなAFシステムを考慮するとEOS 90Dのほうが万能だ。90Dはより優れた画質・連写速度・バッテリーライフである。 - α6400との比較:
・どちらも優れたライブビューAFだが、ソニーのほうが信頼性は少し優れている。ただし、RAW画質はキヤノンのほうが良好で、明瞭で応答性のあるタッチパネルや優れたバッテリーライフである。その一方、4K動画や高速連写の点でソニーが有利だ。最終的にカメラの外観や操作性で選ぶと良いだろう。
EOS 90Dはミラーレスであるかのように使った場合に最適なパフォーマンスを発揮する一眼レフカメラだ。競争力のある使いやすいライブビューAF・クラス最高の画質・コンシューマーに訴求力のある動画仕様を使い慣れた一眼レフボディに詰め込んでいる。EFレンズの資産がある、またはミラーレスに興味があっても導入する心構えがまだであれば賢明な選択肢となるだろう。その一方、使い慣れたフォームファクタを脱却し、EFレンズもあまり無ければより安価なEOS M6 Mark IIが良い選択肢となるだろう。
Digital Camera World
抜群では無いが機能的なオールラウンドモデル
- ミラーレスはより小さく、軽量で快適な携帯性のカメラだが、EOS 90Dは豊富なボタンと余裕のある配置で操作性の良い一眼レフカメラだ。グリップが大きくミラーレスより片手持ちで運用しやすい。
- 2つのコマンドダイヤル、サブ液晶パネルと並行した4つのボタン、AEL/AFLボタンにジョイスティックやQボタンなど、多くのボタンを備えているが余裕のあるボタン配置である。
- バリアングルモニタのタッチ操作は遅延はほとんど発生せず、タッチシャッターのレスポンスは良好だ。
- 電源レバーはモードダイヤルはEOS 90D以下のカメラと似たような安っぽい質感だが、購入を躊躇わせるほどのものでは無い。
- 3250万画素のAPS-Cセンサーだが、ラボテストでは2400万画素APS-Cセンサーと比べて決定的な差は見られない。また、高画素化で画素ピッチが狭くなってしまい、ISO1600付近でも輝度ノイズによるディテール低下が見られる。全体的なパフォーマンスは良好だが、暗所では三脚を利用して低ISO感度を維持するのがおススメだ。
- 全体的なISOノイズはEOS 80Dと似ている。80Dよりも高画質なイメージを生成できるかどうかは状況によるだろう。ただし、90Dは10コマ秒連写や4K動画などで有利となっている。
- 10コマ秒の連写速度はこのような高解像センサーの非プログレードモデルとしては立派な性能だ。ただし、高速連写性能はAFとバッファ容量と合わせて考える必要がある。90Dはミドルクラスの45点AFシステムを採用しており、7D Mark IIのような65点AFシステムでは無い。
- また、バッファはRAWで25コマ、JPEGで68コマとそれほど大容量では無い。特にRAW連写はタイミングを調整した間隔連写が必要となる。
- これまでのキヤノン製カメラは4K動画で大きくクロップされてしまったが、このカメラはクロップ無しでレンズの画角通りで撮影できる。
- 解像性能はD7500(2000万画素)と比べると明らかに優位性があるものの、X-T3(2600万画素)やα6400(2400万画素)と比べると差は小さくなる。
- ダイナミックレンジはX-T3が僅かに有利で、D7500も低感度時は90Dよりも優れている。ただし、ISO800を超えると90DはD7500より有利となる。
- 3250万画素高解像センサーはスペックシートの期待通りとなる良画質では無いが、万能モデルにおける些細な欠点でしかない。
包括的に機能を備えたカメラだが、抜群のパフォーマンスを期待するカメラでは無い。しかし、この価格帯のハイアマ向けカメラとしては機能的で、価値のある1台となるだろう。
長所:光学ファインダー・サイズ・重量・バリアングルタッチモニタ・クロップ無しの4K動画
短所:120fps動画はAF-S限定・バッファ深度・3250万画素は従来機と比べて大差ない
Mobile01
優れたフォーカス性能だが
EOS 90DはAPS-Cカメラで初めて3000万画素に到達した。同シリーズ11世代目のカメラであり、同時に10コマ秒連写やハイエンドモデルのみ実装していた「EOS iTR AF」にも対応している。
発売年 | モデル名 | 画素数 | 最高連写速度 | AF点数 |
2000 | D30 | 310万 | 3fps | 3 |
2002 | D60 | 630万 | 3.3fps | 7 |
2003 | 10D | 630万 | 3.3fps | 7 |
2004 | 20D | 820万 | 5fps | 9 |
2006 | 30D | 820万 | 5fps | 9 |
2007 | 40D | 1,010万 | 6.5fps | 9 |
2008 | 50D | 1,500万 | 6.3fps | 9 |
2010 | 60D | 1,800万 | 5.3fps | 9 |
2013 | 70D | 2,000万 | 7fps | 19 |
2016 | 80D | 2,400万 | 7fps | 45 |
2019 | 90D | 3,250万? | 11fps | 45 |
- EOS 90Dは同シリーズが始まってから19年目のカメラである。過去には4K動画の解像度にも満たないカメラだったが、今では「フルサイズで高画素」よ呼ばれていた解像性能に達している。このようなカメラが登場するとは想像できなかった。
- バリアングルモニタはEOS 60Dから継承されている仕様だ。引き続き104万ドットになるとは思っていなかったが…。
- 重量は701gとここ最近のEOS 10桁モデルとしては最軽量だ。
- 低消費電力の技術が向上しており、EOS 80Dの撮影枚数960枚を大きく上回る1300枚となっている。
- オートフォーカスは光学ファインダー時に45点、ライブビュー時に5481ポジションで利用可能だ。光学ファインダー時のクロスセンサーは中央1点だけである。精度の高いフォーカシングを利用する場合はライブビューを使うべきだ。
- 「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM」はキットレンズながら、ファインダーAFは数多くのF2.8大口径ズームよりも高速であることは疑う余地が無い。フォーカシングは一瞬で被写体をロックする。
- ライブビューAFは光学ファインダーよりも僅かに遅くなるが、基本的に業界最先端のパフォーマンスと言えるだろう。
- EOS iTR AFを利用した光学ファインダーAFとライブビューの顔検出サーボAFで追従連写をテストした。
- 歩行者程度の速度であれば問題無く追従する。
- 光学ファインダー使用時に全エリアを使ったAFで最初の追従開始ポイントを指定することが出来ない。被写体が小さく写る時、これは不利に働くだろう。ただし、大部分は被写体を正確に把握し、フォーカシングの成功率はとても高かった。
- 一般的なコンシューマー用途では問題の無いフォーカス性能だが、被写体が不規則な動きをし、背景が騒がしく、遮蔽物が多い場合はもっとプログレードのカメラを選んだほうが良いだろう。
- APS-C 3250万画素センサーは画素ピッチが狭く回折の影響を受けやすい。このカメラの場合、F8からF11までの間で回折の影響が表れはじめる。一般的にF16までは問題無いと考えがちだが、EOS 90DやM6 Mark IIで画質を維持したいのであればF11以下に絞り値を設定するのが安全だ。
- フォーカスブラケットに対応しているが、利用可能なレンズは限られている。またキットレンズは対応していないので注意が必要だ。
Points:3250万画素の高解像センサー・45点オールクロスAF・低照度AF性能・スティック型マルチコントローラー・100%×88%のカバーエリアを持つライブビューAF・EOS iTR AF対応・追従AF/AE対応の10コマ秒連写・クロップ無しの4K動画(DPAF対応)・バリアングルモニタ
要改善:過酷な環境ではオートフォーカスでミスショットが時々発生する
一眼レフにもメリットはまだ残っているが、このカメラは肝心の光学ファインダーAFがEOS 80Dのままであり、AFシステムはプロレベルのニーズを満たすものでは無い。バッテリー性能は優れているが、より小型軽量、そして同じ3250万画素センサーを搭載しながらもより安価なEOS M6 Mark IIも検討してみるべきだ。
Digital Camera World
アマチュアにはもってこいの1台
- EOS 80Dと7D Mark IIの統合モデルと噂されていたが、キヤノン曰くEOS 80D後継モデルとのことだ。しかし、EOS 90Dはジョイスティックを搭載しており噂が確かに理に適っているように思う。
- EOS 80Dと同等、バリアングルモニタにヘッドホン・マイク端子を備えている。さらに90Dはフル画角の4K動画を撮影可能だ。
- カメラボディはビルドクオリティと操作性の両面から優れていると感じる。ハイエンドカメラの質感では無いが、エントリーカメラのような軽薄さもない。ボディサイズや重量はEOS 80Dとほぼ同等だ。
- CIPA準拠のバッテリーライフはEOS 80Dの960枚から1300枚まで改善している。キヤノンの非公式テストでは1830枚まで撮ることが出来るそうだ。
- 連写速度は10コマ秒を達成しているが、M6 Mark IIの14コマ秒とまではいかない。
- 屋内サーキットの撮影では低照度な環境ながらEOS 5D Mark IVよりも高速で高解像な撮影体験に感銘を受けた。
M6 IIより連写速度が遅いのは不思議だが、EOS 80Dの後継モデルにして、解像性能・スピード・操作性を求めるアマチュアにはもってこいの1台だ。
長所:3250万画素APSCセンサー・10コマ秒連写・ジョイスティック
短所:USB-C端子では無い・USB充電非対応・M6 IIよりも連写速度が遅い
DPReview
ポイント
- EOS M6 Mark IIと同じ新開発の3250万画素APS-C CMOSセンサーを使用している。ネイティブISOは100?25600で拡張感度は51200までだ。
- 最近のキヤノンモデルと同様、デュアルピクセル技術を導入している。一般的な像面位相差センサーを使用していないのでバンディングノイズは発生しない。
- EOS 90DのデュアルピクセルCMOS AFはセンサー幅88%とほぼ全ての高さをカバーしている。オート時のAFポイントは143点だが、任意で選択する際は5000ポジション以上だ。
- EOS RやEOS RPと同じく、ライブビュー時に瞳AFを使用することが出来る。とても優れているが、クラス最高のパフォーマンスではない。
- 電子先幕シャッターや完全電子シャッターを利用可能だ。電子シャッター時は1/16000秒の高速シャッターを利用できる。M6 Mark IIの撮影体験も併せて考えるとローリングシャッターの影響はかなり小さいはずだ。当然1/8000秒のメカシャッターを使うと言う手もある。
- ファインダー使用時のオートフォーカスは45点のオールクロスタイプの位相差センサーを使用する。EOS 80Dと同等で、F8対応測距点は27点である。
- 測光センサーは7560RGB画素から最大22万RGB画素センサーの最新モデルに変更されている。大きな改善点はファインダー使用時に顔検出を利用できることである。ニコンでは以前から搭載していた機能だ。
- EOS M6 Mark IIのように30コマ秒連写は出来ないが、光学ファインダー時に追従AFで10コマ秒、AFロック時に11コマ秒の連写撮影が可能だ。ライブビューでは7コマ秒での連写が可能である。
- 4K UHD 30pを撮影可能だが、FHDに24pは無い。ここ最近のキヤノンカメラと異なり、4K撮影時にクロップが発生しない。FHD 120pを利用可能だが、マニュアルフォーカス限定である。
- 圧縮RAWである「C-RAW」を使用可能だ。シャドウの持ち上げ耐性は制限されるが、ファイルサイズが小さくなる。C-RAWでもRAWでもWiFi経由でモバイル端末に転送可能だ。
操作性
- 例外を除き、EOS 90Dや80Dのボディは従来機と同程度の寸法だ。
- シャッターボタンは80Dよりも深く、ハイエンド一眼レフのように軽く感じられる。間違いなくEOS Kissシリーズと言うよりもEOS 5D Mark IVのようだ。
- 8方向のジョイスティック型マルチコントローラーがEOS 90Dの操作性におけるハイライトだ。フォーカスポイントを指定するのに便利だが、他のマルチコントローラーと機能を棲み分けることが出来ないのは残念だ。
- マルチコントローラー導入のためにボタン配置が変わっているが、大きな変化は無い。
- バリアングルモニタの仕様は従来通りだ。
- 光学ファインダーはニコンD7500やペンタックスKPほど大きく無いが、まだ十分なサイズである。
- 他の最新機種と同様にUSB-C端子(訳注:EOS 90Dの仕様書はMicro-Bとなっているので間違いと思われます。)だがUSB 2.0である。
- インターフェースはEOS 80Dと同様だ。
- バッテリーライフは使用バッテリーに変化が無いので大きな驚きはない。一回の満充電で1300枚の撮影が可能だ。ライブビュー時は450枚である。
過去の噂情報
2019-08-20:キヤノンオーストラリアがEOS 90D・EOS M6 Mark IIの商品ページを公開
キヤノンオーストラリアがEOS 90D・EOS M6 Mark IIを再びフライング掲載したようです。
- 3250万画素デュアルピクセルCMOS
- 45点オールクロス
- 11コマ秒連写
- DIGIC 8
- 視野率100%ファインダー
- WiFi・Bluetooth内蔵
- ISO100?ISO25600(拡張ISO51200)
- 4K 30p・FHD 120p対応
- 22万画素RBG+IR測光センサー
- ボディ内RAW現像
- バリアングルタッチモニタ
EOS M6 Mark II
- デュアルピクセルCMOS AF
- 3250万画素センサー
- 4K 30p/FHD 120p
- 14コマ秒連写
- RAWバーストモード 30コマ秒連写
- DIGIC 8
- 瞳AF対応
- 3.0型ワイドタッチパネルモニタ
- ISO~25600
- ボディ内RAW現像対応
未明にプロモーションビデオをお漏らししたキヤノンオーストラリアがなんと商品ページまで公開しているではありませんか。
噂では8月28日発表とのことでしたが、少し掲載されるのが早すぎるような…。ひょっとしたら発表日時が正確では無かったのかもしれませんね。
PDFスペックシートを発見したのでEOS 90D・EOS M6 Mark IIともに比較表を作成中。
2019-08-20:ついにEOS 90DとEOS M6 Mark IIのプロモーションビデオがリークされる?
Canon Rumorsが登場が期待されているEOS 90DやEOS M6 Mark IIについて噂情報を発信しています。
- 3250万画素APS-C
- DIGIC 8
- 14コマ秒連写
- RAWバーストモード 30fps
- ?ISO26500
- 瞳検出AF
- 測距輝度範囲 -5EV
- 4K動画
- FHD 120fps
- 外付けOLEDファインダー対応
- 3250万画素APS-C
- 45点 オールクロス
- DIGIC 8
- 10コマ秒連写
- 4K 30p/25p
- FHD 120p/100p
- 光学ビューファインダー+顔検出(視野率100%)
- 220K RGB+IR測光
- バリアングルタッチモニタ
- 防塵防滴
- バッテリーグリップ BG-E14
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ついにそれっぽいプロモーションビデオがリークされましたね。これが本物かどうかまだ分かりませんが、ぱっと見はかなり良くできているように見えます。
どちらのスペックも以前から噂されていた情報と同じで、3250万画素センサーのDIGIC 8となるようです。どちらもDIGIC 8のデュアルプロセッサーとは言及されていませんが、4K動画や高速連写に対応しているようですね。
ぱっと見で他にもわかる点は…
- M6にダイアルファンクション
- M6にAF/MF切替レバー
- M6にプリ連写機能
- 90Dにマルチコントローラー
- 90DのAF「スポット1点」「1点」「ゾーン」「ラージゾーン」「オート」
- 90Dグリップ装着時は2590枚(非装着時は1300枚)
と言った外観的特徴でしょうか。80Dと7D Mark IIの融合と言われてきましたが、確かにそのような機種となっているみたいですね。
2019-08-19:EOS 90DやM6 Mark IIは3200万画素センサーを採用する?同時にKiss・EOS Mの発表なるか【噂】
Canon Watchが登場が期待されているEOS 90DやEOS M6 Mark IIについて噂情報を発信しています。
新しい情報は無いが、来るEOS 90DとEOS M6 Mark IIの解像性能についてヒントがある。
3200万画素センサーについては既に発信している。これについて何度も何度も我々のメールアドレスに届いており、これが次世代APS-Cカメラ(一眼レフ・ミラーレスどちらも)の解像度となる可能性が非常に高いようだ。
今のところ受け取っているEOS 90Dの噂情報はコチラだ
- 3250万画素 デュアルピクセル CMOS
- デュアルDIGIC 8
- デュアルSDカードスロット
- 10fpsの連写撮影
- 45点AF(クロスセンサーは不明)
- 24/25、30、60fpsでの4K動画撮影
(4K動画時のDPAFについて言及は無し)- 3.2型アリアングルモニター
- 防塵防滴
- WiFi/Bluetooth
- 1399米ドル
- 2019年8月下旬
この情報はまだ割り引いて聞いて欲しい。我々は2019年8月28日に発表されると予想している。イメージやスペックのリークはそのうち始まるだろう。EOS 90DはEOS 80DとEOS 7D Mark II両方の後継モデルとなる。
発表されるのはEOS 90Dだけではない。EOS M6 Mark IIも同時発表となるだろう。まだ真偽は不明だが、EOS M6 Mark IIに関するスペックリストが存在する。
- 3250万画素 デュアルピクセル CMOS
- DIGIC 8+
- ?4K 30p クロップ無し
- FHD 190p
- フォーカスガイド
- 新しいセルフィーモードとVlogモード
- 強化された動画IS
- 最速16コマ秒の連写速度(AE/AF追従)
- 30fpsのRAWバーストモード(AE/AF追従)
- 領域を拡大したデュアルピクセルAF
- サーボ瞳AF
- 1/16000秒電子シャッター
- フォーカスブラケット
- 外付け電子ビューファインダー対応
- USB-C充電対応
リークした認証情報によると、キヤノンはEOS KissもしくはエントリークラスのEOS Mシリーズも用意しているようだ。EOS 90Dと同時に発表される可能性はあるが、今のところこの信頼できる情報は無い。
他に何が登場するだろうか?EOS R用のレンズがいくつか準備中である。「RF24-70mm F2.8L IS USM」「RF15-30mm F2.8L IS USM」は年末までに発表されるだろう。しかし、EOS 90Dと同時発表とはならない可能性が高い。これらは年末までに発表されるであろうEOS R高解像モデルと同時発表となるかもしれない。
Canon Watch:CANON EOS 90D: ANOTHER CONFIRMATION IT WILL HAVE 32MP, AND WHAT TO EXPECT FROM CANON
とのこと。
まだ確定的なスペック情報では無いので注意が必要。とは言え、EOS 80Dよりも高画素センサーを搭載しそうな雰囲気となっていますね。
過去に2800万画素と言った噂もありましたが、今回は3200万画素APS-Cセンサーとなっている模様。APS-Cセンサーカメラとしては非常に高画素ですね。画素ピッチはα7R IVやGFX100より狭くなるので画質が気になるところですが、キヤノンがどれほどの新型センサーを投入してくるのか気になるところ。
2019-08-09:間もなくEOS 90D登場か
国内で高い確率で噂情報を発信する軒下デジカメ情報局が以下の製品が近日中に登場すると述べています。
長らく噂されてきたEOS 80D後継モデルですが、ついに日の目を見ることが出来そうですね。噂通りEOS 7D Mark IIの需要も受け止めることが出来るカメラとなっているのか気になるところ。
- EOS 90D
- ボディ・18-55mmキット・18-135mmキット
- EOS M6 Mark II
- ブラック・シルバー
- ボディ・15-45mmキット・18-150mmキット
- EVFキットあり
- RF24-70mm F2.8 L IS USM
- RF15-35mm F2.8 L IS USM
- レンズフードEW-88E
- レンズフードEW-88F
2019-07-20:やはり8月末登場か?
Canon Rumorsが現在の噂情報をまとめ、今後登場するキヤノン製品について発信しています。
来年はキヤノンのホームグラウンドである日本でオリンピックが開催される。キヤノンにとって大きな年となるだろう。
新しいスケジュールとなった最初のフォトキナは2020年5月27日?30日に開催される。
以下は今から来年までに登場すると予想されているカメラリストだ。
EOS-1D X Mark III
我々はこれが夏のオリンピック前、2020年上半期に発表されると予想している。
EOS 90D
このカメラは今後数か月以内に発表されるだろう。EOS 80DとEOS 7D Mark IIの後継モデルになると噂されている。
EOS RS
EOS 5Ds R/5Ds後継の代わりに登場すると言われている。6000万画素超となり、2020年前半と予想しているが、2019年後半に登場する可能性もある。
EOS RX
高速・高性能なEOS Rシステムだ。人々が本当に望んでいるキヤノンミラーレスだ。2020年に開発発表、そして2020年オリンピックでテストされるとしても驚くべきことでは無い。
EOS C500 Mark II
キヤノン初の8Kカメラになるかもしれない。2019年の第4四半期に発表される可能性がある。
EOS C300 Mark III
とても人気の高いC300 Mark II後継モデルは間もなく登場するだろう。4Kと8Kどちらも撮影可能と耳にしている。2020年前半に発売されると思われる。
EOS M
私はEOS Mシステムについて注目していない(キヤノンが重要視していないと信じているので)。そして新しいEOS Mについては何も耳にしていない。EOS 90Dの発表と前後してEOS M5がアップグレードされるのは理に適っているが、現時点では推測にすぎない。
Canon Rumors:Here’s a list of rumoured and predicted cameras coming from Canon in the next year
私は再び「キヤノンが8月末に新製品を発表する予定だ」と教えてもらった。発表直後に発売となることは滅多にないので、発売は9月になる可能性がある。
何が来るのか?
この情報提供者によると、EOS 90Dの他にもう1台カメラボディが登場するようだ。2台目の新型カメラを予測するとしたら「新しいEOS Mカメラボディ」になると賭けるだろう。これはEOS M5とM6後継モデルとなる可能性がある。
同じ情報提供者によると、同時に新レンズも発表するようだ。キヤノンはEFレンズを2019年内に発売しないと述べている。新しいEF-Mキットレンズや既に開発発表されたRFレンズ群となるのだろうか。
Canon Rumors:Canon announcements coming at the end of August [CR2]
とのこと。
ここ最近の噂情報を見ていると、EOS 90D登場の可能性がグッと高まっているように見えます。少なくとも海外認証機関に未発表のコードネームが3つほど登録されているので何等かの新製品は期待できそうです。(無線関係の認証機関なのでレンズでは無い)
EOS 80Dは2016年、7D Mark IIに至っては2014年から後継モデルが登場していないので、確かにそろそろリニューアルして欲しいところ。どのような仕様のカメラとなるのでしょうか。
Kissシリーズの新型モデルがDPCMOS AF対応の瞳AFなどを実装しているのでEOS 90Dのライブビュー機能には期待大。ピュン速AFでライブビューに最適な「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM」と組み合わせたいですねえ。
ボディ内手ぶれ補正を実装すると言う噂もありましたが、今回は何も触れていないようですね。その辺がどうなっているのかも今後の追加情報に注目したいと思います。
EOS Mシリーズについて手持ちの情報は無いものの、Canon RumorsはEOS Mシリーズと推測しているようです。確かにEOS Kissシリーズ(一眼レフ)はここ最近登場したばかりなので、登場するとしたらミラーレスのEOS Mシリーズでしょうか。EOS M5後継となるのか、EOS M100後継となるのか…。
2019-07-19:キヤノンEOS 90Dはボディ内手ぶれ補正を搭載する可能性がある?
Canon RumorsがCR2と中程度の格付けでキヤノンAPS-C一眼レフに関する噂情報を発信しています。
先週、私は一眼レフのボディ内手ぶれ補正についての特許について情報を発信した。次期EOS Rにボディ内手ぶれ補正が導入されることは以前から知っていたが、一眼レフ用を開発しているというのは初耳だ。
特許が即ち製品化するとは限らないが、「キヤノンは近い将来、”選ばれた”一眼レフ(複数)に”絶対”ボディ内手ぶれ補正を搭載するだろう」と教えてもらっている。
情報提供者はどのカメラにボディ内手ぶれ補正を搭載するのか確信を持っていないようだが、数か月後に登場するEOS 90Dに搭載される可能性はかなり高い(特にEOS 80DとEOS 7D Mark II両方の後継モデルとして登場するのであれば)。
もう1台の可能性は、2020年前半に登場するEOS-1D X Mark IIIとなるだろう。ニコンはD6にボディ内手ぶれ補正を搭載すると噂されている。
Canon Rumors:IBIS is coming to select next generation Canon DSLRs [CR2]
とのこと。
既に複数のボディ内手ぶれ補正に関する特許出願が確認されていますが、一眼レフにも導入するとは驚きですね。EOS 90Dへの実装は腑に落ちる部分があるのですが、信頼性の高さが求められるEOS-1Dシリーズに導入するかどうかは眉唾。
そもそもキヤノンは新機能の実装にとても慎重で、実際に「何度も実地テストして動作を確認してから機能を実装する」と以前のインタビューで述べています。
年内登場が噂されている「EOS 90D」や、来年登場すると噂されている「EOS-1D X Mark III」に搭載されるとしたら、既にプロトタイプ出回っているかもしれませんね。
2019-05-14:30コマ秒連写のEOS登場なるか?
Canon Rumorsがイギリスのキヤノンアンバサダーのネット上の発言をピックアップしています。
キヤノンイギリスのアンバサダー「Andy Rouse」氏は明らかに新しいカメラボディを使用いてInstagramで活動している。言及はされていないため、彼がキヤノン以外のカメラを使っているとは思えない。
彼は「新しいキット」を使用し、「多くのシャープなショットを撮るために連写速度を30fpsから5fpsまで落とさなければならなかった」と述べている。
これは何のティーザー、テストなのだろうか?EOS-1D X Mark IIIであることは明らかだ。AndyはEOS-1D X Mark IIの初期テスターの一人だったので、予想外のことではない。そして我々は2月にEOS-1D X Mark II後継モデルのテストが始まってると教えてもらっている。
彼は来る3250万画素のAPS-Cカメラのテストを実施ている可能性もある。しかし、3250万画素の30コマ秒連写は必要とされるスループットが非常に高くなる。おそらく3250万画素APS-Cセンサーには荷が重いはずだ。30コマ秒はもっと低画素センサーの機能となる可能性がある。
ミラーレスボディではフレームレートがとても高くなる可能性があるため、EOS Rシリーズとも考えられる。
これらは全て空騒ぎとなるかもしれない。
とのこと。
問題提起しているInstagramの投稿はコレとコレですね。実際、新カメラが何であるか言及されてらず、30fps連写のカメラがキヤノンボディなのかすら不明です。とは言え、ブログを確認すると野生動物相手にEOS Rを使っていたりするのでキヤノン製品で装備を固めてそうですが…(以前にはニコンアンバサダーだった模様)。
30fpsが連写速度だとすると、現行モデルではオリンパスのOM-D E-M1X(Mark II)、LUMIXシリーズの4KフォトやG9、フジフイルムのX-T3あたりでしょうか。EOS-1D X Mark IIの4K切り出しでも30fpsと言えば30fpsかもしれませんが…。
一眼レフで30コマ秒連写は非常に難しいと思われるので、新機種だとしたらミラーレスボディでしょうか。Canon Rumorsが述べている「噂の3250万画素APS-C」では確かに30コマ秒連写は厳しいかもしれませんが、X-T3のように「×1.25クロップ」で30fpsを実現している2600万画素センサー×プロセッサは実在します。
色々と可能性はありそうですが、最後の一文が添えられているように空騒ぎで終わる可能性もアリ。
2019-05-09:3200万画素のAPS-C一眼レフが用意されている?
台湾の認証機関をコードネーム「DS126801」で追加されたAPS-C一眼レフカメラが存在するとのこと。以前にコードネーム「K437」として発見されたカメラ情報と共通する部分があるようです。Canon Rumorsでは従来の情報と組み合わせて以下のように発信しています。
- デジタル一眼レフ
- WiFi/Bluetooth 4.1
- LP-E6N バッテリー
- EOS 5D Mark IVと似た6段階バッテリー表示
- 最大出力サイズ 6960×4640=3200万画素
- おそらく2019年に登場する。
このカメラがEOS 80D後継モデルなのか、EOS 7D Mark II後継モデルなのかハッキリしませんが、ミドル以上のAPS-C一眼レフであることは間違い無さそうです。
2018-08-27:まだまだ混迷続くキヤノンカメラの噂情報
Canon RumorsとCanon Wacthが相反する情報を発信しています。
Canon Rumors
我々は2018年9月4日、もしくはそれ以前に発表されるキヤノンのフルサイズミラーレスに関する情報に引き続き注目し、レポートを複数いただいている。
ミラーレスカメラは来月のフォトキナ以前に発表されることは無いと確信している。一部のレンズは発表されるがカメラ本体は無いはずだ。
以前述べた様に「開発発表」の可能性はあるが、このタイプの発表は事前に噂情報を得るのがとても難しい。
2019年の前半には新しいカメラボディが登場するはずだ。EOS 90D、EOS M5 Mark II、フルサイズミラーレス、それらが次に発表されるモデル群だ。
Canon Wacth
キヤノンのフルサイズミラーレスに関する基礎的な仕様情報を得た
- 2800万画素フルサイズセンサー
- デュアルピクセルオートフォーカス
- ボディ内手振れ補正
- 10コマ秒連写
- 4K 30p/FHD 60fps
- 1900ドル
全体的に理にかなった仕様であり、予想通りだ。このカメラがフォトキナ2018までに発表されるかは不明であり、それを示唆する確たる情報は今のところ無い。
フォトキナ前に発表されるカメラはEOS M5 Mark IIのみで期待されているフルサイズミラーレスでは無いかもしれない。
とのこと。
どちらもフォトキナ前に関する情報は不透明となっています。「EOS M5 Mark IIがフォトキナまでに登場するかしないか」に関する見解は分かれているようですね。
Canon Wacthに登場したスペック情報は確かに「キヤノンっぽいね」と感じるものですね。EOS 6D Mark IIをミラーレスに変化させたような位置づけのカメラでしょうか?ニコンのZカメラシステムより低価格でエントリーしやすい価格設定となれば嬉しいのですが…。
2018-08-21:フォトキナ前まではレンズの発表のみ?
Canon Rumorsがフォトキナ前に発表される可能性がある製品をリストアップしています。
- EF-M 32mm F1.4 STM
- EF 400mm F2.8L IS III
- EF 600mm F4L IS III
とのこと。残念ながら噂されていたEF 50mm F1.4Lやフルサイズミラーレスは望み薄のようです。一眼カメラも情報は何もないらしい。
2018-07-28
キヤノンもニコンもミラーレスの情報が先行しており90Dに関する情報はあまりぱっとしない現状です。
正体不明のカメラが「日本製」「ボディ・レンズキット1・レンズキット2」で登場するみたいですが現状でこれが一眼レフなのかミラーレスなのかは不明。
ここ最近公開された特許に「バウンス可能な一眼レフ内蔵ストロボ」もあったりします。このあたりの技術が90Dに実装されると面白そうですね。
2018-06-25
正体不明のレンズ交換式カメラが台湾NCCを通過したようです。これが7D Mark II後継なのか90Dなのか、ミラーレスなのかは不明な模様。
2018-06-24
国内のリークサイトによると2台の一眼レフカメラがテストされているとのこと。
1台は電池の残量表示が4段かいでもう1台は6段かい。APS-Cかフルサイズかは不明ですが、EOS 5D Mark IVや6D Mark IIの登場時期を考慮するとどちらもAPS-Cである可能性はありますね。エントリークラスとミドルクラス以上の一眼レフカメラと言ったところでしょうか?
2018-06-23
Canon Rumorsが久しぶりに80D後継モデルに関して情報を発信しています。
我々はEOS 80Dどころか新しい一眼レフに関する情報をほとんど聞いていない。
次のモデルは「大きな飛躍」になると言われている。
現時点でEOS 80Dが発表されてから855日が経過している。製品サイクルが長くなるにつれ「将来的な戦略」が重要になってきているようだ。
同じソースによるとEOS 80Dの代替品は「EOS 90D」とは呼ばれない。
多くの企画が模索されているようだが、それらはとても曖昧だ。そしてEOS 80Dが終了する時期もまだ分からない。
とのこと。このクラスの一眼レフカメラが継続するのかミラーレスとなるのかもまだ不明なようですね。
EOS 80Dはミドルクラスとしては完成度の高いカメラですね。90Dが出るとしても進化ポイントがDIGIC 8への更新くらいしか想像できません。
2018-05-22
Canon RumorsがCR1と期待度の低い情報ながら「2018年後半にEOS 80D後継モデルが登場する」と発信しています。
特にスペック情報は無いものの、EOS Kiss Mで始まった4K動画機能搭載のながれは踏襲される模様。
2018.4.19
EOS 7D Mark IIIに関する情報はボチボチ登場していますが、90Dに関する情報は今のところありません。
2018.3.23
Canon Rumorsが「まだ年内の一眼レフについて確かな情報が入ってこない」と発信しています。
1月25日に発信された情報の「新しいデュアルピクセル CMOS AF搭載機」はEOS Kiss MでしたのでEOS 90Dに関する情報では無かったことが判明していまうす。
2018.1.25
Canon RumorsがEOS 80Dの後継モデルに関する情報を久しぶりに発信しています。
我々はEOS 7D Mark IIIが2018年に登場しないことを確認中だがまだ裏付けは取れていない。しかし、80%は確信している。
2018年最初のAPS-C一眼レフとしてCP+に先駆け3台のEOS Kissが登場するはずだ。
現在、EOS 80Dの後継モデルであるEOS 90Dは2018年後半に登場すると言われている。このカメラはEOS 9000Dと差別化され、全く新しいセンサーが搭載される。このセンサーはEOS M50と共有されない。
さらに新しいデュアルピクセル AFを実装する予定だが、EOS 90Dが最初のカメラとなるかどうかは不明である。4K動画の実装は不透明だ。
まだ矛盾する情報が多く、錯そうしている。我々は信頼できるソースから何らかのヒントを得られないか待っているところだ。
とのこと。
Canon Watchは「2018年に登場しないかもしれない」と発信していたり、EOS 90Dに関する情報はまだ錯綜しているようですね。
2018.1.16
Canon RumorsとCanon WacthがそれぞれCP+に向けたキヤノンの新商品に関する噂情報を発信しています。
どちらもEOS 90DやEOS 7D Mark IIIの登場は否定的であり、海外の認証機関に登録されている「EOS Kiss M」なるカメラかもしれないとしています。
2017.12.6
数か月ぶりにCanon Watchが90Dに関する情報を発信しています。
それによると「2018年に90Dは登場しないかもしれない」とのこと。2019年となるかもなぁと述べていますね。
このシリーズはここ最近3年周期のリニューアルとなっているため、80D(2016年)を考慮すると2019年の可能性があるらしい。
2017.7.10
Canon WatchはCaoon Rumorsの記事を元ネタとして同じような内容を発信しています。
特に目新しい追加情報ではありませんが「まだ噂を大きくするには時期尚早。手持ちのカメラを十分に楽しむ時だ」と述べています。おっしゃる通り。
2017.7.8
Canon RumorsがEOS 7D Mark IIIとEOS 90Dに関する噂情報を発信しています。
- 2018年上半期にEOS 7D Mark IIIの後継モデルを発表する計画があるらしい
- EOS 7D Mark IIはフォトキナ2014で先駆けて発表された。すると後継モデルもそれに倣い発表される可能性がある。
- スペック情報はまだ無いが、4K動画が搭載される初のAPS-C EOSとなる(7D3)
- Canon Rumors的には7D Mark IIIの登場よりも先にEOS 90Dが発表されると予想している。
と言う情報を受けて当ページを作成しました。
EOS 90Dについてはまだまだ不透明な情報ですので話半分以下と見ておいた方が良さそうですね。Canon Rumorsは2018年と予想していますが、私は昨年夏にEOS 80Dを購入し「ミドルクラスの一眼レフはこれで十分じゃないか?急いで刷新する必要はない」と感じています。EOS 90Dの登場はまだ先じゃないかなと言うのが個人的な見解。
EOS 60Dが2010年、EOS 70Dが2013年、EOS 80Dが2016年と3年間隔で更新が続いています。と言う事で2019年の春ぐらいでしょうか?
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