DPReviewが正式発表されたばかりのパナソニックの交換レンズ「LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH」のハンズオンを掲載しています。
LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH
DPReview:Hands-on with Panasonic's 10-25mm F1.7 Micro Four Thirds lens
- フルサイズで言うところの20-50mmをカバーするレンズだ(そして明るいレンズである)。
- 7月に1799ドルで発売予定。
- 昨年のフォトキナで開発発表され、今年の3月にCP+で出展している。
- プリプロダクションモデルを触る機会を得たので色々と見てみよう。
- 非常に大きなレンズで間違いないが、野心的な仕様を考えると思ったより大きくない。全長は128mm、最大直径は88mmだ。シグマ18-35mm F1.8 Artは少し短いが20%ほど重い。
- 高価なレンズだが、手に取った質感は確かに高級感がある。総金属製の外装に防塵防滴、さらに耐寒仕様だ。
- この野心的なレンズの構成枚数が多いのは驚くことではない。
- アクチュエーターにはステッピングモーターを使用し、静かで高速なフォーカシングだ。
- このレンズはパナソニックで初めてフォーカスクラッチ構造を採用している。素早くAF/MFを切り替えることが出来る他、リニアな操作でマニュアルフォーカス操作をすることが出来る。ピント距離両端の感触はあるものの、ハードストップではない。このため動画撮影のフォローフォーカスには適していない。
- 絞りリングはクリックストップが無く、動画撮影で使いやすい。少なくとも我々が使ったプリプロダクションモデルには「A」ポジションから誤操作を防ぐ機構が備わっていた。
- 絞り羽根は無段階のため滑らかに動作する。動画撮影時に顕著な露出変化を防ぐことが可能だ。
- ズーミングによりレンズは伸びるものの、それほど長く伸びる訳では無い。
- 比較的重量が軽いのでジンバルの搭載は容易だ。レンズ全長の変化は小さいので重心移動も少ない。
とのこと。
マイクロフォーサーズの広角・標準ズームとしてはサイズがやや大きなレンズですが、ズームレンジ全域で開放F値がF1.7と考えるとまだまだコンパクトなようです。APS-C用シグマ18-35mmと比べてボケ量は小さいものの、より広い画角を備えているのは魅力的。
インナーズームでは無いものの、内筒が僅かに伸びるだけなので携帯性に大きな影響は無い模様。フィルター径は77mmとマイクロフォーサーズではかなり大きいですね。フルサイズでは割とメジャーですが、マイクロフォーサーズやAPS-Cと共用するにはやや大きいように感じます。
購入早見表
正式発表はまだですが、ひとまず簡易検索リンクを設置
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