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パナソニック LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7 ASPH. 交換レンズデーターベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH」の情報を収集しています。

更新情報

レンズデータ

管理人のレビュー

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

品番 H-X1025
レンズ構成 12群17枚(非球面レンズ:3枚、EDレンズ:3枚、UHRレンズ:1枚)
ナノサーフェスコーティング -
マウント マイクロフォーサーズマウント
光学式手ブレ補正 -
Dual I.S. 対応 -
焦点距離 f=10-25mm(35mm判換算:20-50mm)
最小絞り値 F16
開放絞り F1.7
絞り形式 9枚羽根 円形虹彩絞り
撮影可能範囲 0.28m?∞(撮像面から)
最大撮影倍率 0.14倍(35mm判換算:0.28倍)
フィルター径 Φ77mm
防塵防滴
最大径×長さ Φ87.6mm×約128mm
質量 約690g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
動作環境(使用可能温度 / 湿度) -10?40 ℃ / 10?80 %
付属品 レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズポーチ

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

海外の評価

Mobile01

M4/3 夢幻逸品!Leica DG 10-25mm f/1.7 神鏡評測 feat. Panasonic G95

  • フォトキナ2018で姿を現し、2019年に発売したレンズだ。
  • レンズサイズは87.6mm×128mm、重量は690gだ。一般的なマイクロフォーサーズ用レンズとはかけ離れたサイズ感のレンズである。フルサイズ用24-70mm F2.8よりもサイズが大きい。
  • ズーム操作で内筒が前後する仕様だ。望遠側において最長で1.5cmほど内筒が伸びる。内筒が最も短くなるのは13mmだ。この際にズームロック出来ないのは残念である。
  • 鏡筒は金属製で防塵防滴・耐凍結仕様だ。
  • フルサイズ換算で20mm・24mm・35mm・50mmの主要な画角をカバーしている。特に換算20mmのF1.7は過去のマイクロフォーサーズレンズに無い仕様である。
  • F1.7~F16の絞りリングを備えている。9枚絞りの無段階操作だ。
  • 日本設計・中国製造だ。
  • G99に10-25mmを装着すると、フルサイズミラーレスにF2.8ズームを取り付けたような外観となる。
  • 10mmのシャープネスは絞り開放 F1.7からフレーム端まで実用的だ。F11で少しソフトとなり、F16での使用はおススメできない。
  • 25mmにおける中央シャープネスは10mmより良好だ。F11は許容範囲内で、F16は少しソフトだが問題は無い。フレーム端の性能は中央とほぼ同じだ。
  • 大口径の広角レンズなので、周辺減光は避けられない。幸いにもボディ内補正が有効だが、それでも完全に解消できていない。
  • 色収差は極めて良好に補正されている。
  • 逆光耐性はとても優れている。F16まで絞っても僅かにゴーストが発生する程度だ。
  • 歪曲収差はボディ内補正に対応しているため、撮影結果で歪曲収差が問題となることは無い。
  • 光条はF5.6から現れ始める。絞ってもあまり大きな光条とはならない。
  • 大口径レンズのため、玉ボケにおける口径食の影響は避けられないようだ。フレーム四隅に近づくほど、玉ボケが楕円に変形する。F3.5まで絞ると解消する。

GH5やG9と言ったハイエンドボディを持っている場合は間違いなく価値のあるレンズだ。高い光学性能と操作性を備えており、しっかりとしたボディと組み合わせることでバランスを取れるはずだ。

動き回る子供を撮るのに適しており、静かで高速なAFが役に立つ。そして換算20mmで、F1.7と明るいレンズは画質改善に効果的である。

Mobile01:M4/3 夢幻逸品!Leica DG 10-25mm f/1.7 神鏡評測 feat. Panasonic G95

Lenstip

最高の単焦点に近い解像性能

  • 個性的なスペックのレンズなので直接競合するレンズを見つけるのは難しい。
  • 22mmの後玉はレンズマウント面で固定されている。
  • 製造国は中国だ。最高級LEICAブランドのレンズが中国製というのは面白い。とは言え品質管理が非常に高水準であればコストの最適化は問題無いだろう。
  • 外装は金属製だ。
  • 27mm幅のズームリングは10mm、12mm、14mm、18mm、25mmの表示がある。滑らかに動作し、ズームレンジ全域で適切な抵抗量を持っている。
  • 23mm幅のフォーカスリングはスライドすることでリニアな操作と一般的なバイワイヤ式に切り替えることが出来る。リニア操作時は約90度ほどの回転量だ。
  • 13mm幅の絞りリングはとても滑らかに動作する。
  • 解像度:
    ・OM-D E-M5 Mark IIのRAWファイルに基づき測定している。
    ・良像の基準値は48?50lpmm付近だ。
    ・高品質な単焦点レンズで85lpmm以上の結果を出している。
    ・これまでに最高のパフォーマンスを発揮しているのは、M.ZUIKO 45mm F1.2 PRO(96lpmm)、M.ZUIKO 17mm F1.2 PRO(98.6lpmm)だ。
    ・中央解像は明らかに優れており、10mmでは最大で93lpmmに達し、17mmでは95lpmmを超え、25mmでは92lpmmを少し下回る。最高の単焦点レンズに近い解像性能であり注目に値する。
    ・フレーム隅でも最高で80lpmmと高い数値に達する。ズームレンジ全域で大きな違いは見られない。F1.7ですらまともな画質だ。このようなレンズがあるからこそマイクロフォーサーズに投資する価値がある。
  • 軸上色収差に問題は見られない。
  • 倍率色収差は中間域でゼロにちかいパフォーマンスだ。広角端と望遠端で最も収差が大きくなるが、中程度とは言えない程度の量である。
  • 球面収差の補正は完璧では無いが、目立つ問題は無い。
  • 歪曲収差はJPEGの10mmでは-1.24%だが、RAWでは5.98%と非常に大きい。12mmでも-3.89%、14mmで-2.30%だ。
  • コマ収差の補正は完璧とは言えないが、きちんと補正されている。フレーム四隅の点光源は点状とはならないが、中程度以上の影響とは言えない。
  • 非点収差の平均値は11.3%だ。これは中?大に位置する収差量だ。
  • ボケは全体的に良好だが、ボケの縁取りが目に付く。
  • 複雑なレンズ構成を考慮に入れると、逆光耐性はとても肯定的な結果だ。ゴーストやフレアは発生するが、全てのテストで良好なシャープネスを維持している。
  • オートフォーカスは約0.2秒でピント全域を移動する。超高速なフォーカススピードだ。精度は常に良好で拍手喝采である。

長所:頑丈な一級品の鏡筒、個性的なスペック、抜群の中央画質、優れたフレーム隅の画質、僅かな軸上色収差、きちんと補正された倍率色収差、球面収差の問題無し、僅かなコマ収差、良好な逆光耐性、高速で正確なAF

短所:歪曲収差が非常に大きい、周辺減光が少し大きい

ユニークなスペックのレンズであり、光学性能は実に見事だ。そしてビルドクオリティはとてもしっかりとしている。これ以上何かを言う必要があるだろうか?「エディターズチョイス」に相応しい一本である。

Lenstip:Panasonic Leica DG Vario-Summilux 10-25 mm f/1.7 ASPH

Lesnumerique

非難の余地がないズームレンズ

  • 従来のLEICA DGシリーズとにており、見た目も使い心地も優れたレンズだ。
  • 外装は防塵防滴仕様の金属製で信頼感の高いものとなっている。
  • 絞りリングは相変わらずロック機構を備えていないが「A」ポジション移行時の抵抗量はS PRO 50mm F1.4よりも大きく感じる。回転動作は滑らかで動画撮影には最適だ。ただし、静止画向けの「ノッチあり」の動作にはならない。
  • 外観的特徴はとても良好であり、唯一の欠点はレンズサイズくらいだろう。
  • シャープネス:GX8
    ・ズームレンジ全域で中央解像は絞り開放から非常に優れている。全体的に四隅は中央より悪いものの、それでも実用的な画質である。
    ・均質性は開放付近で低下しているものの、F4まで絞ると改善されピークに達する。
    ・25mm時はピークのパフォーマンスが低下するものの、まだとても良好な上に均質性が高い。
  • 歪曲収差は焦点距離によって樽型・糸巻き型と変化するがとても抑えられている。
  • 周辺減光はF1.7で目に付くが、F2まで絞ると低下する。F2.8まで絞ればほぼ無視できる減光量だ。その後は知覚できなくなる。
  • ボケは同心円状の縞々が目立たずとてお良好な描写だ。
  • オートフォーカスは静かで高速である。

長所:面白いズームレンジ・開放でも優れた光学性能・絞りリング・スライド式フォーカスリング・良好なビルドクオリティ・防塵防滴

短所:開放時における中央と四隅の画質差・25mm時に若干の画質低下・絞りリングの精度がやや物足りない・サイズ

20-50mm相当のズームレンジでF1.7の明るさを実現している上に全てが優れた光学性能だ。非難の余地がないズームレンズである。

PhotographyBlog

動画撮影に最適な大口径レンズ

  • 10-25mm F1.7というスペックを考えるとマイクロフォーサーズ用レンズとして大きく(12.8cm)重い(690g)レンズであることは驚くべきことでは無い。
  • ズーミングで内筒が伸び縮みする。25mm時に最長となり、13mmで最短となる。
  • フォーカスモードの切り替えはスイッチでは無くフォーカスリングのクラッチ機構を利用する。スライドするとピント距離表示が見える。
  • フォーカス駆動はバイワイヤ方式のステッピングモーターだ。0.28mm-無限遠の両端にはハードストップがあるものの、被写界深度指標は無い。
  • オートフォーカスは非常に高速で信頼できるものだ。
  • 絞りリングは1/3ステップで動作する。素晴らしい滑らかさのデクリック機構なので動画撮影に最適だ。その一方、絞りリングの目測で正確な絞り値を操作するのは難しい。
  • 外装は金属製だ。「完璧な耐候性」とは呼ばなくなってしまったが、防塵防滴に加えてー10℃までの耐寒仕様だ。
  • 色収差はこのレンズでは問題とならない。
  • 周辺減光はF1.7で四隅の減光が目に付くがそれほど大きくはない。
  • 10mmで明らかな樽型歪曲が目に付くものの、それほど極端ではない。
  • ボケの評価には個人差があるものの、我々の見解としてゃとても素晴らしい描写だ。
  • シャープネス
    10mm:中央・四隅どちらもF1.7-F8まで優れたパフォーマンスだ。F11から回折による低下が見られる。
    12mm:中央・四隅どちらもF1.7-F8まで優れたパフォーマンスだ。F11から回折による低下が見られる。
    14mm:中央・四隅どちらもF1.7-F8まで優れたパフォーマンスだ。F11から回折による低下が見られる。
    18mm:中央・四隅どちらもF1.7-F8まで優れたパフォーマンスだ。F11から回折による低下が見られる。
    25mm:中央・四隅どちらもF2-F8まで優れたパフォーマンスだ。F11から回折による低下が見られる。

LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7 ASPH.は優れた光学性能と驚きの明るさ、リニアなフォーカスリングとデクリック仕様の絞りリングを備えた動画撮影に魅力的なレンズだ。焦点距離全域、絞り値全域で優れた性能を発揮するので数多くの単焦点レンズに取って代わることが出来る。

プロのビデオグラファーであれば真剣に購入を検討すべき魅力的で個性的で多目的な優れたレンズだ。

ePHOTOzine

逆光耐性以外は良好な性能

  • しっかりと作られたレンズは690gの重量がある。
  • 絞りリングはビデオグラファー向けにデクリック仕様となっている。パナソニックらしい仕様だ。
  • 10mm:中央はF1.7からexcellentで、F2-F4までoutstanding、F5.6-F8でexcellentとなり、F11でもvery good、F16ですらgoodを維持している。フレーム端はF1.7-F5.6でvery good、F8-F11でgood、F16でfairだ。
  • 12mm:中央はF1.7-F5.6までoutstanding、F8でexcellent、F11でvery good、F16でgoodだ。フレーム端はF1.7-F5.6でvery good、F8-F11でgood、F16でfairだ。
  • 18mm:中央はF1.7-F5.6でoutstanding、F8でexcellent、F11でvery good、F16でgoodだ。フレーム端はF1.7-F4までexcellent、F5.6-F8でvery good、F11-F16はgoodだ。
  • 25mm:中央はF1.7-F4までoutstanding、F5.6-F8でexcellent、F11でvery good、F16でgoodだ。フレーム端はF1.7-F8までvery good、F11でgood、F16でfairだ。
  • 色収差は中央で非常に良好な補正だが、フレーム端は中央ほどでは無いものの優れた補正である。色ずれが目に付くことはほとんど無いだろう。
  • 歪曲収差は10mmで-1.43%、12mmで0.09%、18mmで0.05%、25mmで0.03%だ。広角端で穏やかな樽型、望遠側でほぼ直線となってる。
  • ボケは非常に満足のいく描写だ。
  • 複雑なレンズ構成だが大部分の状況で逆光耐性に問題は無い。しかし、強い逆光時にはフレアとゴーストが発生する。とは言え、このフレアを好む人も中にはいるだろう。
  • 周辺減光は10mm F1.7で-1.4EVとなり、F4まで絞ると-0.8EVまで低下する。12mm F1.7はやはり-1.4EVとなり、F5.6で-1.0EVまで低下する。18mmや25mmも結果は同じだ。
  • テクニカルな観点から見ると、非常に見事なレンズだが極端な状況で少しフレアが問題となる場合がある。
  • 非常に高価なレンズだが、値付けは適正だと思う。

ズームレンジ全域でF1.7を維持しつつ、オートフォーカスは電光石火で非常に正確、そして逆光耐性を除くと描写性能は予想以上の結果だ。マイクロフォーサーズを補完する素晴らしいレンズである

長所:際立った中央シャープネス・非常に小さい歪曲収差・良好な色収差補正・きちんとしたボケ・周辺減光が小さい。ハイクオリティな外装・防塵防滴・高速で正確なAF・デクリック絞りリング

短所:防塵防滴の表現が曖昧・レンズフードが外れやすい・逆光でフレアの影響を受けやすい

Richard Wong

単焦点に匹敵する光学性能

  • マイクロフォーサーズ用レンズとしては非常に大きなサイズだ。12-60mmや12-35mm F2.8よりも遥かに大きい。キヤノン24-105mm F4とほぼ同じ大きさだ。
  • 重量は690gと、やはりマイクロフォーサーズ用レンズとしてはかなり重い。
  • G8に装着すると間違いなくフロントヘビーだ。GX7 Mark IIIなどではさらにそう感じることだろう。しかし、GH5やG9と組み合わせると大きなグリップのおかげでバランスが取れる。
  • 多くのLEICA DGと同じように絞りリングを備えている。ただし、デクリック状態となっているうえ、クリックを有効とすることは出来ない。動画撮影では滑らかな絞り操作を好む傾向があると理解しているが、静止画用途としてはクリックも可能であると良かった。
  • 現行のLUMIXモデルはファームウェアアップデートにより滑らかな絞り操作が可能となる。
  • 光学手ぶれ補正は搭載していないため、ボディ側の手ぶれ補正に依存する。
  • フォーカスリングはクラッチ式で滑らかに動作する。ハードストップは無いものの、両端に達した時の感触はある。
  • 金属鏡筒でとても頑丈な質感のレンズだ。ビルドクオリティは素晴らしく、今まで使ってきた中で最も高級感のあるマイクロフォーサーズレンズである。
  • 12mm時の中央はLEICA DG 12mm F1.4と同じくらいシャープで優れている。絞り開放の四隅でも2本のレンズに違いはほとんど見られない。
  • 25mm時は驚いたことにLEICA DG 25mm F1.4よりもシャープだ。中央は絞り開放からとてもシャープで、F2.8では25mm F1.4と同じくらいシャープである。四隅は25mm F1.4がF2.8まで絞っても少しソフトなのに対し、10-25mmは開放からとてもシャープである。
  • ボケは滑らかでかなり丸みを帯びている。25mm F1.4とそれほど変わらないボケ質だ。F4まで絞ると25mm F1.4は角ばり始めるものの、このレンズはまだ丸みを帯びている。
  • フレアは良好にコントロールされ、コントラストは高く維持されている。ただし、強烈な光源が近くにあるとゴーストが発生する。
  • 色収差は良好に補正され、最も厳しいシチュエーションでも最小限に抑えられている。
  • 周辺減光はF1.7からF2にかけて目立つが、F2.8まで絞ると解消する。減光は望遠端より広角端のほうが少し強い。
  • 歪曲収差は未補正の10mmで僅かな樽型となっているが、あまり深刻な問題とはならない。12mmは12mm F1.4とよく似ており、ズームレンズとしては本当に見事な補正となっている。25mm時は25mm F1.4よりも収差が小さく見る。
  • あなたが天体写真を撮るのが好きならば、LEICA 10-25mm F1.7は素晴らしいレンズとなるはずだ。大口径広角レンズにも関わらず、コマ収差は最小限まで抑えられている。四隅でもコマ収差は目立たない。
  • デクリック機構の絞りリングが動作撮影に便利であるのみならず、フォーカスブリージングが非常に小さいレンズでもある。25mm F1.4と比べると大きな違いだ。

マイクロフォーサーズ用レンズの中でも大きく重いレンズだ。一般的なユーザー向けでは無いが、12mm・15mm・20mm・25mmのうち3つか4つを選ぶと非常によく似た重量とサイズになるはずだ。そう考えると、それほど高価でも無く、重くもない。そしてレンズ交換が不要となるメリットがある。

ズームレンズが単焦点に匹敵するとは思っていなかったが、実際に使ってみると考えを改めさせられた。10-25mmの焦点距離で単焦点を使い分けているフォトグラファー・ビデオグラファーならば、このレンズへ乗り換えることを検討すべきだろう。画質を犠牲にすることなく撮影をずっと楽にしてくれる。

SIGMA 18-35mm F1.8+SPEEDBOOSTERの組み合わせはさらに明るいレンズとなるが、はるかに大きく重く、そしてフォーカスブリージングが大きくなる。この点でこのレンズは良好なフォーカス性能とマニュアル操作が可能だ。

DPReview:Hands on

  • フルサイズで言うところの20-50mmをカバーするレンズだ(そして明るいレンズである)。
  • 7月に1799ドルで発売予定。
  • 昨年のフォトキナで開発発表され、今年の3月にCP+で出展している。
  • プリプロダクションモデルを触る機会を得たので色々と見てみよう。
  • 非常に大きなレンズで間違いないが、野心的な仕様を考えると思ったより大きくない。全長は128mm、最大直径は88mmだ。シグマ18-35mm F1.8 Artは少し短いが20%ほど重い。
  • 高価なレンズだが、手に取った質感は確かに高級感がある。総金属製の外装に防塵防滴、さらに耐寒仕様だ。
  • この野心的なレンズの構成枚数が多いのは驚くことではない。
  • アクチュエーターにはステッピングモーターを使用し、静かで高速なフォーカシングだ。
  • このレンズはパナソニックで初めてフォーカスクラッチ構造を採用している。素早くAF/MFを切り替えることが出来る他、リニアな操作でマニュアルフォーカス操作をすることが出来る。ピント距離両端の感触はあるものの、ハードストップではない。このため動画撮影のフォローフォーカスには適していない。
  • 絞りリングはクリックストップが無く、動画撮影で使いやすい。少なくとも我々が使ったプリプロダクションモデルには「A」ポジションから誤操作を防ぐ機構が備わっていた。
  • 絞り羽根は無段階のため滑らかに動作する。動画撮影時に顕著な露出変化を防ぐことが可能だ。
  • ズーミングによりレンズは伸びるものの、それほど長く伸びる訳では無い。
  • 比較的重量が軽いのでジンバルの搭載は容易だ。レンズ全長の変化は小さいので重心移動も少ない。

更新履歴

  • 2019-05-28:画像リークやスペック・価格情報などが出回り始めたようです。正式発表が近いのかもしれません。
  • 2019-03-04:DPReviewがCP+に展示されたモックの写真を掲載しています。かなり大きなレンズとなりそうですねえ。
  • 2018-12-12:43Rumorsが「2019年下半期に登場する可能性が高い」と発信しています。
  • 2018-10-03:Cinema5Dがインタビューした際に、このレンズがそこまで早く登場しないとパナソニックが述べているようです。
  • 2018-09-26:パナソニックがフォトキナでフルサイズミラーレスの発表と同時に本レンズの開発を発表しました。LX100以来となる”バリオ”ズミルックスですね。純正レンズでは存在しなかった10mm F1.7と言うスペックをカバーしているのでとても気になる存在。今後の情報はこのページに集約してゆきます。

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