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DPReviewが正式発表されたばかりの富士フイルムAPS-Cミラーレス「X-Pro3」ハンズオンを公開しました。
- カメラ背面にはステータスLCDが配置され、フィルムシュミレーションや撮影情報を確認することが出来る。
- フィルムシュミレーションに応じてフィルムパッケージが表示される仕組みには懐かしさを覚える。フィルムカメラの背面にフィルムのラベルを切って差し込む行為のデジタル版だ。
- ステータスLCDは低解像にも関わらず、まずまず見やすい。しかし、バックライトが無いので周囲の光源が必要となる。
- 電源をオフにしてもステータスLCDに「空き容量」「露出補正」「バッテリー残量」が表示できる。
- チルトモニタを下方へ展開すると、裏側に162万ドットのモニタが現れる。タッチパネルに対応し、とてもシャープなモニタだ。ただし、下方チルトは使い辛く、不便である。富士フイルムがファインダーでの撮影を念頭に置いているのは明らかだ。
- X-Proシリーズ独特のハイブリッドビューファインダーは再設計されている。
・光学ファインダーは電子オーバーレイを備えた逆ガリレオ式光学系だが、光学系はすべて一新され、0.52倍のファインダー倍率を備えている。残念ながら倍率を変更するオプションは存在しない。75mm相当以上で撮影するのは難しい。
・光学ファインダー使用時、無限遠時に相当するフォーカスポイントの表示が無くなっている。
・電子ファインダーは0.5型369万ドットの優れたクオリティだ。- 4方向ボタンとEVF/LCD切替ボタンが無くなった。
- AE-L/AF-Lやリアダイヤルの押し込み、Qボタン上の無表示ボタン、シャッターボタン横の無表示ボタン、フロントの無表示ボタンをカスタマイズ可能だ。
- トッププレートの操作性は富士フイルムお馴染みのものだ。
- カメラの上下プレートにはチタン製素材を採用している。デュラテクト版はさらに200ドル高価となるが、スクラッチ耐性が向上している。
- イメージセンサーはX-T3と同じX-Trans 4 APS-C 2600万画素だ。同じレンズを使った場合は同等の画質とオートフォーカスになると思われる。
- 従来通りデュアルカードスロットを維持している。
- バッテリーは現行のAPS-Cミラーレスで共有しているNP-W162Sを使用している。光学ファインダー使用時は440コマ、電子ファインダー使用時は370コマの撮影が可能だ。驚異的なパフォーマンスでは無いが、悪く無い数字である。実写では約400コマの撮影が可能だった。さらに、USB充電に対応している。
- アクセサリポートはUSB-C端子と2.5mmリモートケーブル端子を備えている。
- 汎用性の高いカメラが必要であればX-T3のほうが適している。
DPReview:Hands-on with the quirky, retro fantastic Fujifilm X-Pro3
とのこと。
大胆にデザインを変更した背面モニタの他にも従来モデルと異なる操作性が盛り込まれているようですね。特に光学ファインダーの仕様や4方向ボタンの廃止は慣れが必要かもしれません。
バッテリー性能は光学ファインダー使用時でも電子ファインダーと大差が無い模様。OLEDファインダーの消費電力が高くないのか、光学ファインダーでも裏ではイメージセンサーが画像処理をし続けているのでしょうか?
SDカードスロットは従来通りデュアルスロットですが、X-Pro2と同じようにSlot1のみUHS-II対応なのか、それとも両スロットが対応しているのかは明記していません。X-T3と同じであれば両スロットともUHS-II対応だとは思うのですが…。
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