このページではソニーのフルサイズミラーレス「α9 II ILCE-9M2」に関する情報を収集しています。
最新情報
- 2020-04-10:ソニーがファームウェアアップデート2.00を公開しました。
- 2020-03-12:DxOMarkがセンサースコアのレビューを掲載しています。
- 2020-01-04:Photons to Photosがダイナミックレンジテストの結果を公開しています。
- 2019-10-04:海外で正式発表されました。ひとまずα9との比較表を作成して午前7時に公開予定です。
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α9 II ILCE-9M2 | |||
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海外の評価
DPReview
DPReview:Sony Alpha 9 II review
Like | ・優れた2400万画素センサー ・素晴らしい高感度耐性 ・あらゆるジャンルに適した見事なAF ・ブラックアウトフリー20fps連写 ・メカシャッターによる10fps連写 ・耐久50万回のシャッターユニット ・バランスの良いJPEG出力 ・強かされたエルゴノミクス ・4K動画のディテール ・優れたバッテリーライフ ・デュアルSD UHS-IIカードスロット ・マイメニューを含めたカスタマイズ性 ・高速WiFiとより堅牢なFTP転送 ・転送や充電、給電に対応するUSB-C ・音声メモ機能 |
Dislike | ・動画仕様が競争に後れをとっている ・背面モニタの解像度 ・タッチパネルの操作性が不足 ・メニューシステムが複雑 ・操作時のラグ ・露出設定は静止画・動画で共有 ・一部ボタンが使い辛い ・ボディ内RAW現像非対応 |
- 3年前に登場した初代α9でミラーレスカメラの可能性を知らしめることとなった。非常に高速読み取りに対応したフルサイズセンサーは20コマ秒のブラックアウトフリー連写を実現し、非常に豊富なディテールを持つ4K動画を撮影することが出来た。
- 新しいα9 IIはコアの部分でそれほど変化していない。
- ポートレートからラグビーまでα9 IIのオートフォーカスにはほとんど問題が無く、初期設定を変える必要性もまずない。
- 人工灯で電子シャッター使用時にバンディングが発生してしまう際は10コマ秒のメカシャッターを利用することも可能だ。
- JPEG画質は特に高感度ISO使用時に見事な結果となる。RAWはノイズレベルは改善されている。
- さらに高速無線通信や有線転送速度などを考慮すると、一般層まで熱が伝わらないとしても、プロやアマチュアの「成功率」を高めることが出来るはずだ。
- もちろん万人向けではない。極端なスピードにはコストがかかり、α7 IIIのRawファイルはほど柔軟性はなく、aαR IVはほどの解像感を得ることは出来ない。また、これらのカメラよりも高価なカメラとなっている。
- 静止画・動画を両方使う場合、露出設定を個別で記憶してくれたほうが使いやすかった。
非常に優秀なカメラである。ハイエンド動画には限界があるものの、静止画の傾向が強い場合は市場で見つけることが出来る最高のオートフォーカス体験を得ることが出来るだろう。
- α9 IIはキヤノンEOS-1D X Mark IIIに対抗できる機種だ。多くの点でいい勝負となるだろう。α9 IIはファインダーでもモニターでも一貫した撮影体験を得ることが出来る。大きなレンズとの相性は悪くなるが、小型軽量だ。
- 一方、キヤノンは驚異的なバッテリーライフと高速CFexpressカード、そして遥かに豊富な動画機能を備えている。α9 IIとどちらか一択は正直難しい。最終的に光学ファインダー・電子ファインダーどちらを好むかによるだろう。
- D6はまだテストしていないが、D5のAFシステムは一眼レフで最高だと思っている。多くの状況でα9 IIと競合できると思われるが、AFカバーエリアは狭い。高速メディアと驚異的なバッテリーライフを持つが、動画機能とライブビュー性能は期待外れだ。
- 値下がりしたα9は依然として市場に存在する。α9 IIはいくつかの点でアップグレードしているが、基本的には「メカシャッター」「エルゴノミクス」「通信機能」の強化が大きい。電子シャッターを使用できる状況であればα9はまだまだ素晴らしい選択肢となるだろう。
Digital Camera World
- α9と同じ2420万画素センサーとBIONZ Xプロセッサーを使用している。電子シャッター時の20コマ秒連写、14bit RAW出力・4K 30p・FHD 120fps・5軸ボディ内手ぶれ補正などに対応している。
- メカシャッターの連写速度は5コマ秒から10コマ秒まで向上している。コアレスモーターで超低振動を実現しており、新開発のシャーシダンパーと組み合わせて5.5段のボディ内手ぶれ補正を実現。
- 外付けストロボを使用した際の連写が容易となり、AF/AE追従によるアンチフリッカー機能も備えている。
- BIONZ Xプロセッサーのさらなる改良によりオートフォーカスアルゴリズムも大幅に改善された。高速で不規則に動く被写体を確実に捕捉できるパフォーマンスである。
- プロフェッショナルにとって最も重要なことは転送速度の向上だ。α9と比べて10倍高速となる1000BASE-Tに対応している。WiFiも5GHzに対応し、範囲と信頼性の両面で改善している。
USBは3.2 Gen 1に対応し、最大20のFTP設定を保存可能だ。 - 非プロに見落とされがちな機能として音声メモ機能がある。60秒の音声メモを利用可能であり、これはロイターからデイリーミラーまで、あらゆる報道機関システムで機能する業界標準形式を使い画像データと共にFTP経由で自動送信される。
- スマートフォンアプリの転送とタグ付け機能で最大50秒の音声をテキストデータに自動変換してくれる。
- 操作性が大幅に向上している。特に手袋を着用したままカメラを操作しやすいのは有難い。α9で不満だったポイントだ。
キーコントロールのサイズ・場所が変化している。そして縦位置グリップのシャッターストロークがボディ側と同じ感触となった点が従来機と比べて決定的に違う。 - 形状が変わったAF-ONボタンやAFジョイスティックはアクセスしやすく、使いやすい。露出補正ダイヤルにはロック機能が付いたので誤操作の心配が無くなった。
- タッチ操作のレスポンスは1.5倍高速化している。
- Fnボタンは静止画・動画で切り分けてカスタマイズ出来るようになった。
- 最大20のカメラ設定を保存・読込できるようになった。一時的に使うカメラにもコピーしやすい仕組みだ。
- 防塵防滴性が高まっており、バッテリードアとメディアスロットカバーの開閉方法が変化している。
- メディアスロットは上がスロット1となっている。
- バッテリーはα9と同じだ。ただしバッテリーライフは改善している。
- α9のAFも十分良好だが、α9 IIのAFはより優れて信頼性が高くなっている。ほんのわずかな違いに見えるかもしれないが、スポーツ写真で使うと差がハッキリと分かる。
- 60枚の画像を転送する場合、α9だと71秒かかるが、α9 IIだと25秒しかかからない。
- フォーカスフレームを白・赤に切り替えることが可能となった。
- アスペクト比 4:3を利用可能となった。(雑誌の表紙などで利用)
- ラボテスト
・ISO 1600以降の感度ノイズは画素数の少ないEOS-1D X Mark IIにやや劣る。
・ダイナミックレンジはきちんとしているがD5並だ。ISO1600~6400での使用に適している。
・解像性能は低画素の1D X Mark IIやD5よりも優れている。
D6はα9 IIにとって脅威とならないが、EOS-1D X Mark IIIは別だ。キヤノンのディープラーニングAFシステムは本当に並外れている。ライブビュー時の20fps連写は同等だが、メカシャッター時は1D X Mark IIIが16fpsを実現している。そして12bit 4K RAWや遥かに優れたISO感度性能、電光石火のCFexpressを備えている。その上、遅延の無い光学ファインダーや優れたバッテリーライフなど、一眼レフらしい強みを持っている。
もちろんα9 IIは電子ファインダーやボディ内手ぶれ補正などミラーレスらしい利点がある。優れた通信機能も長所となるだろう。ミラーレステクノロジーの利点を備えたプロスポーツモデルが必要な場合は当然の選択肢となる。
長所:連写速度・驚異的なAF・通信接続性
短所:メニューが複雑なまま・そろそろCFexpress・メカシャッターが10fps
Digital Camera World:Sony A9 II review
ePHOTOzine
Sony Alpha A9 II (9M2) Review
- 金属外装の優れたビルドクオリティのカメラだ。プロスポーツの非常に過酷な撮影環境を考慮すると頑丈で安心できるボディである。
- 大きなグリップでしっかりと握るのに適している。
- リアコマンドダイヤルの配置が変わり、露出補正ダイヤルにロックボタンが加わったりデザインに変更がある。
- AF-ONボタンは大きくなり、ジョイスティックは改善している。
- 他社のフラッグシップカメラに慣れていると、前面のプレビューボタンやFnボタンが無いのは奇妙に感じるかもしれない。
- メモリーカードカバーは再設計され、両スロットともUHS-IIに対応している。
- 電子ビューファインダーは0.78倍、368万ドット、60/120fpsのリフレッシュレートを備えている優れたものだ。アイカップは快適だが一眼レフで一般的なものほど柔らかく無い。
- 3.0型チルト液晶モニタは144万ドットの解像度で色再現性が高く視野角が広い。ただし、タッチパネル機能はあまり豊富では無い。
- オートフォーカスはフレームの93%をカバーしつつ高速だ。鳥の追従撮影で成功率に感銘を受けた。バッファが深く、UHS-IIを使用すると最大で239枚のRAWと361枚のJPEGをスローダウンせずに追従連写可能だ。
- 連写時にブラックアウトは発生しない。
- バッテリーライフはα9からわずかに改善している。ほとんどの状況で1日撮影が可能だ。大量に撮影する場合は予備バッテリーを用意しておくことをおススメする。
- 露出とダイナミックレンジはどちらも非常に優れている。
- ISO感度性能はとても良好だ。ISO 6400まで非常に実用的な画質であり、さらに高感度でもディテールを維持している。α9のISO 6400以降はそれほど感心しなかったが、α9 IIは良好な結果でISO 12800でも実用的な結果を得られる可能性がある。
- AWBは非常に効果的で大部分の状況で良好に動作する。
- 4K UHDは30/25/24p、さらにFHD 120/100/60/50pのにも対応している。ボディ内手ぶれ補正はどのレンズでも機能する。カメラ側面にはマイク・ヘッドホン端子を備えている。ただし、DCI 4Kや60p 4Kが必要な場合は他のカメラを選ぶ必要がある。
α9 IIは前モデルからいくらか改良が施されている。しかし、まだ改良が足りていない部分があるように感じる。例えば「画像データベース作成」やフレームレート変更に必要な「NTSC/PALの切替・カードのフォーマット」などだ。メニューシステムの改善も無い。
既にα9を所有している場合、α9 IIに乗り換える十分な理由が無いかもしれない。ただしα9を交換する必要がある場合、α9 IIに切り替えるのは理に適っている。フリッカー低減やメカシャッターの10fps連写の機能も役に立つはずだ。
長所:高いビルドクオリティ・優れた画質・しっかりとしたエルゴノミクス・高速で正確なAF・最大20fpsの連写速度・ブラックアウトフリー・4K動画・5軸手ぶれ補正・WiFi/NFC
短所:高価・超望遠レンズの選択肢が限られている・NTSC/PAL切替はそのまま
DXOMark
Sony a9 II sensor review
総合 | 色深度 | DR | 低照度ISO | |
α7R III | 100 | 26.0 | 14.7 | 3523 |
α7R IV | 99 | 26.0 | 14.8 | 3344 |
α7 III | 96 | 25 | 14.7 | 3730 |
LUMIX S1 | 95 | 25.2 | 14.5 | 3333 |
Z 6 | 95 | 25.3 | 14.3 | 3299 |
α9 II | 93 | 25.0 | 14.0 | 3434 |
α9 | 92 | 24.9 | 13.3 | 3517 |
EOS R | 89 | 24.5 | 13.5 | 2742 |
- プロスポーツ市場向けのカメラだ。2420万画素積層型CMOSに変更はない。
- DXOMarkスコアは「93」だ。フルサイズ・中判センサーのデータベースで21位である。最高の2400万画素センサーに近い性能だが、3600万画素以上の高解像センサーと比べると少し見劣りする。
- 14EVのダイナミックレンジはとても優れているが、α7 IIIやS1、Z 6など他の2400万画素センサーカメラと比べると少し劣っている。ただし、α9が「13.3EV」だったことを考えると進化している。
- D5と比べて低照度ISO性能が遥かに優れており、EOS-1D X Mark IIIと比べて色深度が優れている。
- 全体的なセンサー性能はEOS Rとよく似ている。(全く同じでは無いが、違いは僅か)
- 色深度はISO25600までハイクオリティな基準値を維持している。
α9と同じセンサーだが、色深度や高感度ISOが改善している。我々がこのような結果を見たのは初めてであり、ソニーが戦略を転換したことを意味している。
確かにニッチなカメラではあるが、D5や1DX2より低価格で優れたセンサー性能を搭載している。この分野のエントリーカメラとして魅力的な選択肢となるだろう。
PhotographyBlog
オリンピックに相応しい1台
- α9 IIは前モデルから43の改良点を加えている。それら改良点の大部分はプロスポーツフォトグラファーやフォトジャーナリスト向けのマイナーチェンジである。
- 一見すると外観のコントロールレイアウトは以前とほとんど同じだ。しかしよく見ると微妙な違いに気が付くはずだ。
- より大きくなったハンドグリップ、顕著なサイズアップを施されたAF-ONボタン、より洗練したマルチセレクタージョイスティック、露出補正ロックボタンの追加、リアコマンドダイヤルの配置などが外見上の主な変更点だ。小さな変更に聞こえるかもしれないが、全体的に洗練され、使いやすいカメラとなってる。
- さらにプロフォトグラファーの意見をくみ取り、防塵防滴仕様を強化。バッテリーやメモリーカードスロットは二重シールのスライドメカニズムを使用している。
- メモリーカードスロットは向きが反転し、両方ともUHS-IIに対応した。そしてスロット2が下部へ移動する理にかなった仕様となっている。
- 最も大きな変更点はメカニカルシャッターが最大10コマ秒まで向上していることだ。α9の2倍となる連写速度でアンチフリッカーに対応可能だ。
- さらに通信接続性が強化され、1000BASE-Tに対応するイーサネット端子を組み込んでいる。これはα9の100MB/sより10倍高速な転送速度だ。さらにUSB C端子は最新の3.2 Gen1にアップグレード、WiFiは5GHzを対応するようになっている。
- 最大10セットのカメラ設定をメモリーカードに保存できる。保存した設定は他のカメラでも読み取り可能だ。
- プロフォトグラファーを喜ばせる他の新機能として、最大60秒の音声メモに対応している。
- 動画撮影でも人間・動物のリアルタイム瞳AFに対応している。
- ニーズに合わせてフォーカスフレームの色を変更可能だ。
- 新開発の低振動シャッターとなり、手ぶれ補正は5.0段から5.5段へ向上している。さらにシャッター耐久は50万回と見事な性能だ。
- マルチインターフェースシューはデジタルオーディオに対応している。
- ISO感度ノイズはISO50?6400で事実上ノイズフリーだ。ISO12800やISO25600でも許容以上の画質となり、ISO51200やISO102400でも緊急時の使用に問題無い。
2年前のα9より高速で、洗練され、耐久性があり、汎用性の高いカメラに仕上がっている。プロユーザーに狙いを定めた優れた道具である。
来年のオリンピックに向けてキヤノンとニコンはフラッグシップ「一眼レフ」を発表した。現状でソニーα9 IIはプロユーザーにとって魅力的な唯一のミラーレスカメラだ。従来からスピードモンスターだったカメラは、比較的マイナーだが全体的に見ると重要で幅広い改良が施されている。
プロユーザーとアンバサダーの意見に耳を傾け、来年のオリンピックで使用するのに相応しいカメラとなっている。
PhotographyBlog:https://www.photographyblog.com/reviews/sony_a9_ii_review
Mobile01
大きな進化では無いが成熟した1台
- 同じBIONZ Xプロセッサーと2400万画素積層型CMOSセンサーを使用している。
- ボディ内手ぶれ補正5軸5.5段の補正効果だ。
- 電子シャッターの連写速度は従来通り20fpsだが、メカシャッターは5fpsから10fpsまで向上している。フラッシュを利用する場合に大きな改善を感じるはずだ。
- フォーカスモードの切り替えは指一本で操作できるようになった。
- LAN端子は1000BASE-T仕様となり、2016年に登場したEOS-1D X Mark IIやNikon D5と同じ仕様になった。
- すべてのボタンが大きく押しやすくなり、ジョイスティックの感触は明瞭となった。
- グリップ形状が変わっているので第3世代の縦位置グリップは装着できない。
- メモリーカードスロットの順番が一般的となったのは喜ばしいが、未だに向きが逆なのは残念だ。
- アクセサリーポートのカバーはドアのような開閉機構となり、従来のようにまとまりの無い使い勝手ではなくなった。
- 実写AFテスト
・顔の隠れる頻度が高いと前景にピントを奪われがちだった。(走り高跳び)
・背景が騒がしくともピントが迷うことは無い。(走り高跳び)
・走り高跳びのような競技は顔・瞳検出をオフにしたほうが良い。
・前景にネットが存在しても奥の顔を掴みやすい(バレー)
・顔が見えない時にヘルメットにピントがあうこともある(スケート)
・場合によってはロックオンAFのほうが成功率が高くなる(スケート)
・小さく見える機体でもロックオンし続ける(飛行機)
・ローリングシャッターの影響はほとんど無いが、稀に歪んだイメージとなることがある。(飛行機) - 毎秒20コマの連写速度とカバーエリアが広く良好なAFのα9 IIで上手く撮れないとしたら、それはもはや撮り手の問題だ。顔・瞳検出AFは非常に成熟したテクノロジーに達し、小さな顔でも検出可能である。
- 写真にボイスメモを付け加えることが出来る。これにより、画像を受け取った人物が撮り手の意図を把握しやすいようになっている。音声データはWAV形式で保存する。
- 無線接続は有線接続と比べて遅延は大きくないが、若干不安定となる。どちらもメニュー画面から呼び出す必要があるので時間がかかる。
- USB/LAN/WiFiの転送速度を比較すると、USBが遥かに高速だ。LANを使うとしたら伝送距離が長い場合だ。USBケーブルはLANよりもずっと短い距離にしか対応していない。
- インターフェースは「10GBASE-T」や「USB3.2 Gen2X2」「Thunderbolt3」など野心的な仕様では無く、2016年のライバルに追いつく仕様だ。そしてメカシャッターは10コマ秒とEOS-1D X Mark IIやD5ほどではない。そしてコアとなる仕様は2017年に登場したα9のままだ。
- 現α9ユーザーがα9 IIに乗り換えるメリットは少ないが、それ以外のユーザーであればα9 IIがおススメだ。、α9もAFは非常に強力だが、α9 IIは優れたグリップや操作性・機能性を備えている。
長所:チルトモニタ・強力なAF・検出精度の高い顔/瞳検出・ボイスメモ・良好なグリップと操作性・5軸5.5段の手ぶれ補正・デュアルメモリーカードスロット・10fpsのメカシャッターでフラッシュの連写が便利
短所:複雑なメニューシステム・メニューシステムでタッチ操作不可・メニューのデザイン・メモリーカードの向き
過去速報履歴
2019-10-03:なんと本日発表か?
Sony Alpha RumorsがSR5と非常に高い格付けで「α9 II」と思われる噂情報を発信しています。
海外の有名ニュースサイトにソニーがα9iiを発表した記事が非公開設定で先程登録。下書きの可能性もあるが、発表の準備は進められているらしい。 #噂
? 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) October 2, 2019
24時間以内に矛盾する情報を得た。10月23日にニューヨークで開催されるイベントで発表すると言う情報と、今日発表されると言う情報だ。実際に裏付けは出来ていないが、軒下情報局も「発表の準備が始まっているようだ」とツイートしている。
このため、ソニーは今日α9 IIを発表し、10月23日に実機を展示するのかもしれない。
更新:別の信頼できる情報提供者から本日発表と確認が取れた。α9 IIは24時間以内に登場するだろう。
Sony Alpha Rumors:(SR5) Surprise: Sony A9II to be announced today!
とのこと。
10月下旬との噂情報でしたが、ここに来て急に話が一転してきましたね。なんと本日発表が濃厚とのこと。ソニーの新製品発表は日本時間で夜となることが多いため、明日の朝までには何らかの動きがありそうです。
2019-10-03:10月23日発表か?
Sony Alpha RumorsがSR3と中程度の格付けで「α9 II」と思われる噂情報を発信しています。
100%の確信には至っていないが、10月23日にソニーが新製品の発表イベントを開催すると耳にし始めている。これがα9 IIが発表される日付かもしれない。
以前にもお伝えしたように、他のカメラや(開発発表以外の)レンズが発表されることは無いと予想している。
α9 IIに関する噂
- PhotoPlusショーと同時期の10月に発表される(10月24?26日)
- α7R IV似のカメラボディだがカメラ左肩にダイヤルがある
- 新世代のセンサーと改善したオートフォーカスが組み込まれ、内部的に大きく進化している
- 未確認情報だが3600万画素センサーを使用している
Sony Alpha Rumors:(SR3) Sony A9II announcement might happen on October 23
とのこと。
以前から10月下旬と言われてきましたが、どうやらPhoto Plusショーが始まる1日前に発表されるかもしれないと噂が出始めているようです。SR3と確実性の低い噂情報のようなのでまだ話半分で聞いておいたほうが良さそうですね。とは言え、Photo Plusショーの期間中にお披露目される可能性は高いようです。
2019-09-27:α9IIの新しいリーク画像
Sony Alpha RumorsがSR5と高い格付けで「α9 II」と思われる噂情報を発信しています。今回はナナメ上方向から撮影したリーク画像のようですね。
これは間もなく発表されるソニーα9 IIの新しいリーク画像だ。我々が聞いたところによると、ジャーナリストやYoutuber、ブロガーはPhotoplusショーと同じ週末に開催されるイベントに招待されているそうだ。ただし、Photoplusショーと直接の関係は無い。
α9 IIの噂まとめ
- α9 IIはPhotoplus(10月24?26日)と似た時期に発表される
- α7R IVと似たボディになるが、左肩にダイヤルを持つ
- カメラ内部は大きく改善し、最新世代のソニーセンサーとAFを備えている
- 未確認:3600万画素
Sony Alpha Rumors:(SR5) New leaked image of the Sony A9II !!!
さらに、Photoplusが開催されるコンベンションセンターのすぐ近くに「ソニークリエイティブプレイグラウンド」が存在することを確認している。この場所で間違いなくα9 IIが登場するはずだ。
And see this: Sony event “close” to the PhotoPlus convention center confirmed!
とのこと。
ボディの形状は第4世代のα7R IVに酷似していますが、左肩のダイヤルはα9らしくなっていますね。それ以外で目立った特徴は無く、ソニー第4世代らしいカメラ外観となっている模様。
登場タイミングは10月下旬が濃厚とのこと。10月下旬に開催されるPhotoplusに出展する・しないで話題となっていた噂情報はどうやら独自にプレイグラウンドを用意するみたいですね。オリンパスの「パースペクティブプレイグラウンド」と似た趣旨の会場でしょうか?もしそうだとすると、最新機種を試すことができる会場となるのかもしれませんね。
2019-09-26:そろそろα9 IIに動きアリ?
どうやら噂のソニー製ミラーレスカメラ「α9 II」の登場が近づいてきている模様。
軒下デジカメ情報局:認証機関に登録されている未発表機種まとめ【2019年9月26日版】
WW942051
Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)・Bluetooth搭載ソニーは既に「ILCE-9M2」の型番が最新の商品リスト等に追加されていますので、次に発表するカメラは噂されている通りα9IIになるはずです。
とのこと。
以前から「10月にα9 IIが登場する」とSony Alpha Rumorsが発信し続けていましたが、どうやら実際に登場が迫っているようですね。噂では3000万画素を超えるカメラとなるようですが、どのようなスペックのカメラが登場するのか気になるところ。
2019-09-12:ソニーα9 IIはPhotoPlusでは無く10月中旬に別イベントで発表される?【噂】
Sony Alpha RumorsがソニーEマウント製品に関する噂情報を発信しています。
以前に「ソニーは10月中旬にニューヨークでスペシャルイベントを開催する」と耳にした。私はこれがPhotoPlusショーでのイベントだと思っていたが、どうやらそうでは無かったようだ。PhotoPlusの数日前にニューヨークで開催される別のイベントだ。
また、驚くことにソニーは今年のPhotoPlusに参加していない。
α9 IIの噂まとめ
- α9 IIは10月中旬に発表されるだろう
- α7R IVと似たボディになるが、左肩にダイヤルを持つ
- カメラ内部は大きく改善し、最新世代のソニーセンサーとAFを備えている
- 未確認:3600万画素で5000ドルに近い価格設定となる
とのこと。
以前はPhotoPlusで発表されるのでは?と噂されていましたが、どうもPhotoPlusにソニーブースが無いみたいですね。キヤノンやニコンなど、他のカメラ・レンズメーカーは軒並み出展しているので驚いている模様。PhotoPlusに出展せず、どれほどのイベントを用意してるのか気になるところですね。時期は以前からの噂通り、10月中旬となっています。
2019-09-12:ソニーα9 IIは3600万画素センサーで5000ドル近い価格設定となる?【噂】
Sony Alpha RumorsがSR3と中程度の格付けでソニーEマウント製品に関する噂情報を発信しています。
α9 IIの画像は入手したが、未だ100%信頼できる仕様の情報は無い。今のところ裏付けの取れない情報だけだ。
- プロフォトグラファーからソニーへリクエストが多かった内容が「α9の解像度を上げること」だった。このためα9 IIは3600万画素センサーを搭載している。
- ソニーはオリンピックでフォトグラファーに無償貸与する特別なトライアルを開催する予定だ。(キヤノンやニコンが昔から大きなスポーツイベントにおいてそうであったように)
α9 IIの噂まとめ
- α9 IIは10月中旬に発表されるだろう
- α7R IVと似たボディになるが、左肩にダイヤルを持つ
- カメラ内部は大きく改善し、最新世代のソニーセンサーとAFを備えている
- 未確認:3600万画素で5000ドルに近い価格設定となる
とのこと。
SARにおける中程度の噂情報は話半分以下で聞いておいたほうが良いかもしれませんね。3600万画素センサーは連写モデルとしてはやや重たいファイルサイズな気もしますが、トリミング耐性を考慮すると程よい解像性能と言えるかもしれません。
2014年には「高画素モデル(D810やα7Rなど)」と言われてきた解像性能のセンサーがスポーツカメラに搭載とは面白い流れですねえ
2019-09-07:α9 IIのリーク画像が出回り始める、やはり10月登場か?【噂】
Sony Alpha RumorsがSR5と高い格付けでソニーEマウント製品に関する噂情報を発信しています。
これは新しいα9 IIについて最初のリーク画像だ。カメラは10月に発表され、ニューヨークのPhotoplusショー(10月24日?26日)で展示されるだろう。
α9 IIについて3枚の画像を入手しているが、現在公開できるのはこれだけだ。α7R IVのように見える外観に加え、α9のフォーカスモードダイヤルをロックする機構が無くなっている。
今のところカメラのスペックについて知りえている情報は「3600万画素」と言うことだけだ。しかし、これもまだ確認が取れていない。
- 10月発表
- Photoplusショーで展示される
- α7R IVと同じ外観でカメラ左側にダイヤル搭載
- 新世代のソニーセンサーとAF
- 3600万画素となるかもしれない
Sony Alpha Rumors:(SR5) First leaked image of the new Sony A9II flagship camera!
とのこと。今月に入ってから急に動きが激しくなってきたα9 IIの噂ですが、まさか早々にリーク画像が出回り始めるとは驚き。これが本物のリーク画像だとすると、順当な第4世代フラッグシップモデルとなりそうですね。そろそろα9シリーズだけグリップの大型化やエルゴノミクスの改善を図るかと予想していたものの、どうやら現状の体制を維持する模様。
未発表カメラで5GHzのWiFiを搭載するモデル「WW942051」がα9 IIでほぼ確定となると、未だに登場の気配を見せない「α7S III」はまだまだ先なのかもしれませんね。(現状で未発表カメラのコードネームは「WW942051」のみ)
2019-09-05:ソニーα9 IIは間違いなく今秋10月に登場する?【噂】
Sony Alpha RumorsがSR5と高い格付けでソニーEマウント製品に関する噂情報を発信しています。
8月上旬に遡り、我々は「3台のカメラが間もなく発表される」と発信した。「8月下旬に2台のAPS-Cカメラ、そして9月10日に1台のフルサイズカメラ」だ。そして今日、今年投稿した中で最も信頼性の高い噂情報を共有する。
”新型α9 IIは数週間以内に登場する。私はα9 IIが遅かれ早かれ10月に発表されるだろうと確信している。これを裏付ける「明らかな証拠」を持っているが、ハッキリとした理由であなたとシェアすることが出来ない。私を信じて欲しい。”
昨日のSR3で投稿した噂について訂正がある。ソニーは9月中旬に「プロスポーツフォトグラファー向けのクローズドなイベント」が実際に存在し、「ジャーナリスト向けの開かれたイベント」が9月下旬から10月上旬に開催されると聞いた。
これまでに知りえている情報
- 100%:10月上旬にプレスイベントが開催される
- 100%:ソニーは新型α9 IIを発表する
- 60%:α9 IIは3600万画素センサーを搭載する
イベントで発表される可能性のあるレンズの情報は得られなかった。しかし、α9 IIに並行して新しスポーツ向けレンズを発表するのは理に適っている。
Sony Alpha Rumors:(SR5) Sony will DEFINITELY announce the new Sony A9II in early October
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とのこと。
ここ最近は微妙に情報を外していたSARですが、今回はかなり自信のある噂情報のようですね。今のところ裏付けは取れていないような雰囲気ですが、SR5と格付けするほど信頼の高い情報提供者なのでしょうか?もしこれが本当だとするとα9 IIの登場はとても期待できそうです。
噂では3600万画素と従来機より1000万画素以上も高画素となっています。高速連写モデルで1500万画素程度の解像性能が確保できるAPS-Cクロップ耐性は凄い。
スペック情報が気になるところですが、9月中旬のクローズドなイベントではリークされないかもしれませんね。9月末頃と言われているオープンなプレスイベントに期待。
2019-09-02:間もなくソニーEマウントのフルサイズミラーレスが発表される?【噂】
Sony Alpha RumorsがSR5と高い格付けでソニーEマウント製品に関する噂情報を発信しています。
複数の情報提供者が間もなく新しいフルサイズミラーレスが発表されることを確認した。彼らは新型モデルが「フルサイズの大物」になると100%確信している。今のところ可能性は二つある「α7S III」もしくは「α9 II」だ。
とのこと。
α9は2019年9月にファームウェアアップデート Ver6を控えているので、このタイミングで「α9 II」は無さそうな気もしますが…。今のところ有力なのは第3世代が登場していない「Sシリーズ」でしょうか?発熱対策で出遅れていると噂されていますが、本当のところは何が理由なのか判明していません。実際に開発中であることは間違い無さそうなので、個人的には最も有力な候補ではないかと考えています。
しかし、「α9 IIが秋頃に登場する」と以前から噂になっていたりもします。(出所がSARなので半信半疑ですが…)前述したファームウェアアップデートの件もありますが、来年には夏季オリンピックを控えているのでスポーツ向けカメラをリリースするとしたら確かに今がタイミングと言えるかもしれません。
2019-07-16:ソニーαユニバースが7月16日(EST 10:00)公開のライブイベントを告知
海外のAlpha Univers.comにてソニーが7月16日 EST 10:00に設定したライブイベントを告知しました。
どうやら噂されていたように何らかの発表があるようですね。17日と噂されていましたが、少し早まった模様。日本時間で言うところの16日23時ですね。ライブイベントを見る方は日をまたぐことになりそうです。
来年に東京オリンピックを控え、ちょうど1年前と言うこともあり何らかの大きな発表が期待できるかもしれません。
Sony Alpha Rumorsにおける最新の噂情報では…
- 中央に電子ファインダーがある
- トッププレート上に新しカスタムダイヤルがある
- 露出ダイヤルにロック機構が備わっている
- α7スタイルのカメラに見えるが、これがα7000なのか、α7xなのか、それともα9 IIなのか定かではない
- 間違いなくハイエンドモデルであり、なぜかNEX-7を彷彿とさせる
Sony Alpha Rumors:(SR3) Is this the first image of the new Sony High End E-mount camera?
と言った情報もある模様。全体的に情報統制がしっかりとなされているようで、最終的に登場するカメラは全く異なるものかもしれません。今のところSARで噂されている新製品は以下の通り。
- 事実:海外認証機関に4つのカメラが登録されており、これらは本日から9月までの間に登場する
- 事実:7月16日10時ESTで発表会がある
- 80%:新しいRXシリーズ
- 80%:EVFが中央にある新しいEマウントカメラ
(フルサイズなのかAPS-Cなのか不明) - 60%:FZ100バッテリーとやや大きめの外観となるα6500後継モデル
- 50%:もう1種類のハイエンドモデル
- 50%:登録されている4台すべてが発表会で登場する
2019-04-24:α9 IIが秋ごろに登場する?
Sony Alpha RumorsがSR4と比較的高い格付けで情報を発信しています。
次の情報は以前に正確な噂情報を教えてくれた情報提供者によるものだ。この提供者は100STF、α6500、α9、1635GM、100400GMと非常に信頼のできるソースである。
しかし、SR5と格付けするためには別ソースによる裏付けが必要だ。このため、今のところは70%の可能性と思っていて欲しい。
今回、彼が教えてくれたことはシンプルだ
- α9 II
- 秋(9月かもしれない)
- 革新
現行のα9でエキサイティングなファームウェアアップデートが実施されたばかりだ。それにも関わらず9月にα9 IIを発表するのは腑に落ちないと思うことだろう。それは、ソニーが2020年オリンピックで存在感を強めたいと思っているからなのだろう。プロフェッショナルに使ってもらうためには、それを徹底的にテストする時間が持てるように発表時期を早めなければならない。
とのこと。
非常に期待できる情報提供者からのネタとなっているようですね。あまり確度が高くないSony Alpha Rumorsでもこれは少し期待できそうです。確かにα9のファームウェアアップデートが公開されたばかりなので本当にII型が登場するのか気になるところ。
とは言え、α9が登場したのは2017年5月。更新の早いミラーレスならそろそろ新モデルが登場してもおかしくない頃合いと言えるかもしれません。
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