2019年4月11日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
スポンサーリンク
様々なAPD光学系レンズを検討している?
- 【公開番号】特開2019-56780(P2019-56780A)
- 【公開日】平成31年4月11日(2019.4.11)
- 【発明の名称】光学系及び撮像装置
- 【出願日】平成29年9月21日(2017.9.21)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
実施例1 実施例3 実施例4 焦点距離 52.43 133.12 28.50 F値 1.49 2.06 2.85 画角 22.42 9.23 37.20 像高 21.64 21.64 21.64 全長 88.51 154.90 99.00 BF 39.71 54.23 38.00
アポダイゼーション光学系を簡単に言うと、周辺部にNDフィルターのような減光効果のある光学系を仕込んでボケ質を改善する技術。既にフジフイルム「XF56mmF1.2 R APD」やソニー「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」、LAOWA「Laowa 105mm F2 STF」などが存在します。キヤノンも似たような技術を採用した「RF85mm F1.2L USM DS」を開発発表していますね。
既に「特開2019-45631(P2019-45631A)」で35mm F1.4や85mm F1.2と言ったレンズが話題となっていましたが、今回は50mm F1.4やアポダイゼーション搭載レンズとしてはスタンダードな135mm F2と言った実施例もあるようです。
RFマウントにしてはバックフォーカスが長いので一眼レフ用でしょうか?これが商品化に繋がるとは限りませんが、開発発表のあった85mm F1.2L DSと同じく登場すると期待したいところですね。
追記:よく見るとレンズ構成は既存モデル
特許出願のレンズ構成を見ると、これら既存モデルと全く同じ構成となっているように見えます。実際に既存モデルのDS化となったら面白そうですねえ。
スポンサーリンク
サイト案内情報
キヤノン関連記事
- DPReviewの読者が選ぶベストギア 2024に「Z6III」や「R5 Mark II」が受賞
- キヤノン は動画撮影重視の「EOS RC」を計画している?
- EOS R5 Mark II は最高スペックのオールラウンダー
- PetaPixelが評価するカメラ・レンズメーカー【2024】
- 2024年のカメラ・レンズの新製品を振り返る キヤノン編
- EOS R6 Mark IIIは早くても3月まで発表されない?
- キヤノン バッテリーパック LP-E6NH 生産完了
- キヤノン EOS R1 ベースISOが200であるかのようなダイナミックレンジの傾向
- キヤノン EOS R1 は1Dの位置付けや設計思想を完全に継承
- キヤノンがAPS-C EOS R向け クロッピングガイド機能を追加する有償サービスを提供開始
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。