2020年1月16日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-8708(P2020-8708A)
- 【公開番号】特開2020-8706(P2020-8706A)
- 【公開日】2020年1月16日
- 【発明の名称】レンズ駆動装置
- 【出願日】2018年7月6日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】ドライブユニットを着脱可能なレンズ鏡筒において、着脱時に、レンズのズーム情報を検知する手段を、自動で、あるいは、手動で格納・展開すること。
- 【課題】交換レンズにネジ穴を設けることなく、且つユーザーによる位置合わせを必要とせずに、既存のレンズを含めた交換レンズでのズームの電動駆動を提供する。
キヤノンは既に「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」の下部へ装着する「パワーズームアダプターPZ-E1」を投入しています。私もEOS 80Dと組み合わせて使ったことがあります。正直に言うと価格の割に出来の良いアダプターでは無かった印象ですが、似たような機構のアダプターを投入するのでしょうか?
今回の特許出願では特に接合部が無くても装着することが出来るユニット、接合部があるレンズに対応したユニット2種類を申請しています。なんらかの方法でキヤノンがパワーズームを導入しようとしていることが伺えます。既存レンズにも応用できるとなると、レンズ資産を活用することも出来そうですね。
相変わらずDCモーターのギア駆動っぽいので動作音は避けられ無さそうですが…。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- ソニー「800mm F5.6」「400mm F4」を含む超望遠の光学系に関する特許出願
- コシナ APS-C用「50mm F1.2」「70mm F1.2」光学系の特許出願
- ニコン「200-700mm F6.3-8」「70-300mm F4.5-6.3」光学系の特許出願
- 70-200mm F2.8 DG DN OS 用と思われる光学系の特許出願
- ニコン「35mm F1.2」「24mm F1.2」「28mm F1.2」光学系の特許出願
- COLOR-SKOPAR 18mm F2.8 Aspherical 用と思われる光学系の特許出願
- キヤノン RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ を想定したような光学系の特許出願
- タムロン ジンバルロックに陥りにくいジンバル装置に関する特許出願
- NIKKOR Z よりも長いフランジバック用アダプターに関する特許出願
- キヤノン 反射透過面を用いた「24mm F0.7」「12mm F1.0」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。