12月6日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されているようです。
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偏芯補正に対応するボディ内手振れ補正?
- 【公開番号】特開2018-194766(P2018-194766A)
- 【公開日】平成30年12月6日(2018.12.6)
- 【発明の名称】光学補正を有するカメラ本体及びレンズ装置
- 【課題】交換可能なズームレンズを有するカメラ本体及び撮影装置において、ズーム、フォーカシング等の可動群の偏芯によって生じる画質の劣化を低減するカメラ本体及び撮影装置を提供すること。
- 【解決手段】撮像素子を光軸に対してチルトする制御手段を備え、レンズ内に記憶されたレンズ固有の光学補正情報を有するカメラ装置において、その光学補正情報を元に撮影素子がレンズの片ボケ量、向き(アジマス)を補正することが可能な構成とした。
一見するとボディ内手振れ補正のようにも見える図面ですが、実際に文献を読んでみると手振れ補正というコンセプトは全く書かれておらず、偏芯補正のための特許のようです。
従来の方法では偏芯対策をレンズに施すことで鏡筒が大きくなったりレンズ構成枚数が増えていた模様。この技術が導入されることでレンズの小型化にもつながりそうな内容となっています。
CanonWatchはセンサーが動くことから「IBIS(ボディ内手振れ補正)」という言葉を使っていますね。確かに、この技術を導入するためにはセンサーを動かすことが大前提となってくるので、ボディ内手振れ補正と合わせて実装する可能性はあるかもしれませんね。
ちなみにCanon Rumorsではとても良好な情報提供者から「次のEOS Rシリーズは5軸手振れ補正が搭載されている(CR2)」という情報を受け取ったようです。
う?ん、現EOS Rユーザーとしては「おいおい、早すぎるだろ…」という気がしないでも無いですが…どうなることやら。まだCR2の情報なので話半分と言ったところですけども。
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