2021年3月18日付けでコシナの気になる特許出願が公開。「APO-LANTHAR 50mm F2」のような実施例もありますが、中には「135mm F2」「135mm F1.2」など気になる実施例が含まれています。
- 【公開番号】特開2021-43376(P2021-43376A)
- 【公開日】2021年3月18日
- 【出願日】2019年9月12日
- 【発明の名称】撮像光学系
- 【出願人】
【識別番号】391044915
【氏名又は名称】株式会社コシナ- 【課題】 遠方から近方の撮影距離域全体における各種収差の変動を少なくしてその安定化を図るとともに、広角域から中望遠域の撮影レンズにおいて十分な光学性能をカバーする明るい交換レンズを得る。
実施例1 実施例2 焦点距離 40.00 36.01 F値 1.97 1.23 半画角 28.4 31.4 実施例4 実施例5 焦点距離 51.14 49.28 F値 1.26 1.93 半画角 22.9 23.7 実施例9 実施例10 焦点距離 73.00 134.00 F値 1.73 2.03 半画角 16.5 9.17 実施例12 実施例11 焦点距離 25.80 134.00 F値 1.86 1.20 半画角 39.9 9.17
様々な焦点距離における複雑な光学設計の実施例が含まれています。今回は省きましたが、実施例の中には「APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical」を想定したかのような例もありますね。これらが「APO-LANTHAR」シリーズとして計画されているのだとしたら、「25mm F2」「40mm F2」「135mm F2」あたりを期待できるのかもしれませんね。「F1.2」の実施例もありますが、50mm F2や35mm F2が実用化されていることから可能性は低いのではないかなと。
参考:コシナAPO-LANTHARシリーズ
- APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical
- APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VM
- APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount
- APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM
- MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
- MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 E-mount
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