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2020年3月26日付けで富士フイルムの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-46691(P2020-46691A)
- 【公開日】令和2年3月26日(2020.3.26)
- 【発明の名称】撮像レンズおよび撮像装置
- 【出願日】令和1年12月26日(2019.12.26)
- 【出願人】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社- 【課題】良好な光学性能を保持し、小型化が図られた撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 292.94 292.91 292.92 F値 4.11 4.11 4.11 画角 5.6 5.6 5.6 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 486.99 486.86 F値 5.76 5.76 半画角 5.0 5.0
富士フイルムは過去に回折素子を使った接眼光学系の特許を出願していますが、レンズに回折素子を使った特許は珍しいですね。今回の実施例を見る限りでは「XFレンズ」を想定した超望遠単焦点に見えます。
フルサイズで言うところの「450mm」「750mm」程度の画角。「APS-C×回折素子」で非常に携帯性の高い超望遠レンズとなりそうです。富士フイルムでこの種のレンズを本当に必要としている層は少ないように見えますが、現行レンズラインアップで不足している領域であることは間違いない。実用化されたとして、価格設定が気になる所ですねえ。(「XF200mmF2 R LM OIS WR」が70万円前後)
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