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RF135mm F1.8 L IS USM用と思われるキヤノンの特許出願

2023年7月13日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。既存の「RF135mm F1.8 L IS USM」用と思われる複数の実施例を掲載しています。

概要

  • 【公開番号】P2023099390
  • 【公開日】2023-07-13
  • 【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置
  • 【出願日】2022-01-01
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】小型化及び高い防振性能を両立させた防振群を搭載した光学系及びそれを有する撮影装置を提供すること。
  • 【0004】
    防振群を搭載した望遠レンズは、小型化及び高い防振性能の両立を求められている。特許文献1の防振群を搭載した望遠レンズでは、防振群を像面位置から物体側にやや離れた位置に配置することで防振性能が確保されているが、小型化することは難しい。
  • 【0005】
    本発明は、小型化及び高い防振性能を両立させた防振群を搭載した光学系及びそれを有する撮影装置を提供することを目的とする。

実施例1

  • 焦点距離:130.98
  • F値:1.85
  • 半画角:9.38
  • 像高:21.64
  • 全長:147.99
  • バックフォーカス:17.45

パラメータやレンズ構成などを見る限りでは「RF135mm F1.8 L USM」用と思われる特許ですね。大口径の望遠レンズながら像ぶれ補正を搭載しているのが特徴的。実際に商品化されたレンズと同じ場所のレンズ群を像ブレ補正として動かすようです。フォーカスレンズは従来のRFと同じくシンプルで、動かしやすいように小型化されている模様。NanoUSM駆動で高速AFが期待できそうです。

どの実施例にしても、無限遠時は穏やかな糸巻き型の歪曲収差が、最短撮影距離では変動してかなり目立つ歪曲収差となるようです。実際にはボディや現像ソフトで適切に補正されると思いますが、補正プロファイルが使えない環境での近接撮影時は注意したほうが良いかもしれません。

キヤノン RF135mm F1.8 L USM 最新情報まとめ

RF135mm F1.8 L IS USM
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2022年12月 初値 338,800円
マウント RF 最短撮影距離 0.70m
フォーマット 35mm 最大撮影倍率 0.26倍
焦点距離 135mm フィルター径 82mm
レンズ構成 12群17枚 手ぶれ補正 対応
開放絞り F1.8 テレコン -
最小絞り F22 コーティング F/ASC
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ89.2×130.3 防塵防滴 対応
重量 935g AF NanoUSM
その他 Fnボタン
付属品
キャップ・フード・ケース

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