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Contemporaryシリーズで最高水準の性能|15mm F1.4 DC

Lenstipが「15mm F1.4 DC」のレビューを公開。周辺減光や歪曲収差が目立つとしつつ、優れた解像性能や逆光耐性を評価。解像性能はContemporaryラインとして最高水準のようです。

Lenstip:Sigma C 15 mm f/1.4 DC

  • 外観:前モデルより大幅に小型かつ約半分の重量。ソニー純正に近いサイズ感を実現している。
  • 構造:金属マウントを採用し、後玉周辺はしっかり遮光された構造。鏡筒には絞りリングを搭載する。
  • 個体:個体の不具合で前面パーツの接着不良によるケラレがあった。
  • 携帯性:小型軽量な筐体が特徴で、取り回しは良好。前モデルより大幅な軽量化を実現している。
  • 操作性:6mm幅の絞りリングを搭載し、リブ加工によって良好な操作性を実現。
  • AF:AFは実質無音で非常に高速。全域移動でも0.2〜0.3秒で合焦する。AF-SとAF-Cで大きな差は見られず、α6700・α7R V・α7R IIIAのいずれでも安定していた。前ピン・後ピン傾向も見られなかった。
  • MF:26mm幅のフォーカスリングを搭載。抵抗感はあるが滑らかに回転する。ハイエンド製品のような操作性。素早く回転すると270度で全域操作が可能。ゆっくり回転すると900度近くの長いストローク。
  • マクロ:記載なし。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:中央は開放F1.4から非常に優秀で、86lpmm超を記録。Sigma Contemporaryシリーズで最高レベルの結果。周辺部は中央より劣るものの、開放から良好で、絞ると60lpmm超の非常に良好な値に達する。前モデルの12mm F1.4より全絞りで優れている。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:ボケは自然で良好。
  • 軸上色収差:開放付近でわずかに緑・赤の色づきが見られるが、実写で問題になるレベルではない。
  • 倍率色収差:倍率色収差は約0.07%で低く、問題ないレベル。
  • 球面収差:良好に補正されている。
  • 歪曲収差:歪曲は大きく、RAWや未補正JPEGでは目立つ。広いイメージサークルを利用して補正前提の設計。
  • 周辺減光:周辺減光は非常に大きい。開放F1.4では64%(-2.98EV)に達する。F2でも48%、F2.8でも31%残る。F4以降でようやく実用的。
  • コマ収差:完全補正ではないものの、高次収差は良好に抑えられている。前モデルより改善しているが、E 15mm F1.4 Gにはわずかに劣る。
  • 逆光耐性:大口径・超広角・複雑な光学系という厳しい条件ながら良好な性能。開放付近では問題が少なく、絞ると軽微なゴーストやフレアが現れるが、数は少なく強くない。コントラストも良好。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:高解像データあり。
  • 総評:小型軽量な筐体に高い光学性能を収めたAPS-C向け超広角単焦点レンズ。中央・周辺ともに高い解像性能を示し、色収差や球面収差、逆光耐性、AF性能も優秀。一方で、歪曲収差と周辺減光は非常に大きく、補正前提の設計傾向が強い。それでも全体としては、12mm F1.4 DCより明確に完成度が高く、高評価に値するレンズ。
  • 競合について
    ・E 15mm F1.4 G:コマ収差や一部収差補正でソニーがやや優勢とされる一方、解像性能ではシグマが優位。Viltrox AF 15mm F1.7 Airはさらに小型軽量だが、開放F値で不利。
  • 備考:APS-C専用設計であり、フルサイズでは大きなケラレが発生し実用不可。

Lenstipのレビューによると、Contemporary DCラインの中では最高水準と評価されるほど優れた解像性能のようです。中央をはじめ、周辺や隅のパフォーマンスも良好となる模様。欠点は周辺減光や歪曲収差くらいで、どちらもカメラ側の補正を利用可能。過度に心配する必要は無さそう。

PetaPixel・Dustin Abbottと同じく色収差について指摘していますが、実写で大きな問題とはならない模様。このあたりは撮影環境にもよると思うので、色々なレビューを確認しておいたほうが良さそう。

レンズの情報

シグマ 15mm F1.4 DC|Contemporary 最新情報まとめ

  • 発売日:2026年3月12日
  • 予約開始日:2月26日(木)10時
  • 希望小売価格:オープンプライス
  • シグマオンラインショップ:93,500円

2026年3月発売のAPS-C用大口径広角レンズ。
2017年発売の「16mm F1.4 DC DN」の実質的な後継モデルです。

16mm F1.4比で全長約30%短縮、重量約50%軽量化を達成。質量220gとシリーズ最軽量で、携帯性と動画用途に適する設計。防塵防滴構造を採用し、ソニーEおよび富士フイルムXでは絞りリングを搭載。キヤノンRF版はコントロールリングとして搭載。

STMにより高速かつ静かなAFを実現し、フォーカスブリージングも抑制され、動画撮影に適しています。小型化だけでなく画質向上も重視し、周辺までの解像力とコマ収差抑制を強化。FLD1枚、SLD3枚、両面非球面3枚を採用し、小型化と高性能化を両立。

16mm F1.4よりも販売価格が大幅に高くなりましたが、外装・操作系・光学性能・携帯性など全体的に強化されています。

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レンズの仕様

レンズマウント E / X / RF
対応センサー APS-C
焦点距離 15mm
レンズ構成 11群13枚
開放絞り F1.4
最小絞り F16
絞り羽根 9枚
最短撮影距離 17.7cm
最大撮影倍率 1:7.9
フィルター径 58mm
手振れ補正 -
テレコン -
コーティング 防汚コート
サイズ φ64.0mm × 64.8mm
重量 220g
防塵防滴 防塵防滴
AF STM
絞りリング 搭載
その他のコントロール -
付属品 ポーチ
レンズフード(LH612-01)
フロントキャップ(LCF-58 IV)
リアキャップ(LCR III)

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