SIGMAレンズ カメラ レンズ 海外の評価

とても魅力的な組み合わせのレンズ|20-60mm F2.8-4 DG

Dustin Abbottが「20-60mm F2.8-4 DG」のレビューを公開。小型軽量かつ20mmから60mmのズーム域と性能の組み合わせが非常に魅力的とのこと。

Dustin Abbott:Sigma 20-60mm F2.8-4 C Review

  • 外観:シンプルな外観で、スイッチやボタンを持たないクラシックな構成。ビルドクオリティは良好で、コンパクトなズームレンズとして質感も高い。
  • 構造:15群13枚構成で、SLDガラス3枚、非球面レンズ3枚を採用。防塵防滴構造は7か所以上のシーリングポイントを備える。9枚羽根の絞りを採用。60mm時には鏡筒が約37mm伸長する。前面フィルター径は67mm。
  • フード:レンズフードが付属。ロック機構はないが、バヨネットの装着が非常に固く、不意に動くことはない。
  • 携帯性:サイズはφ72.2×86mm、重量375gとコンパクトで軽量。28-70mm F2.8より小さく、APS-C用18-50mm F2.8と比較してもわずかに大きい程度。旅行用レンズとして魅力的なサイズ。
  • 操作性:スイッチやボタンはなく、MFリングとズームリングのみを搭載。MFリングは滑らかに回転するものの、操作感はあまり強くない。ズームリングは滑らかで、動画撮影中のズーム操作にも使用できる。
  • AF:HLAを採用し、近距離から遠距離までほぼ瞬時にピントが移動する非常に高速なAFを実現。動作音もほぼ無音で、ポートレートや家族イベントなどでも高い精度を発揮。
  • MF:MFリングは滑らかに回転するが、操作時の感触はあまり強くない。
  • マクロ:最大撮影倍率は35mm時の0.43倍。最短撮影距離は35mm時約15.8cm、60mm時25cm。中間域では約16cmまで寄ることができ、60mmではワーキングディスタンスが長くなるため使いやすい。近接撮影能力はこのレンズの大きな長所。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:全体として非常に良好で、特に中間域から望遠側で高い解像性能を発揮。20mm F2.8では中央のディテールとコントラストが優秀で、中間部はやや低下し、隅はさらに軟らかくなる。絞ることで隅の解像性能が大きく改善し、F5.6では風景撮影に十分なシャープさとなる。28mmではフレーム全体の解像性能が明確に向上し、35~40mmも非常にシャープ。50~60mmではコントラストがやや低下するものの、実写では十分良好。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:ボケの質はこのレンズの長所の一つで、強いぼかしにならない場合でも概ね良好。ピント面からボケへの移行も比較的滑らか。ただし60mm F4では背景を強くぼかせないため、やや騒がしい描写になる場合がある。28-75mm F2.8 G2のほうが総合的なボケは良好。
  • 軸上色収差:非常によく抑えられており、ほとんど色付きが見られない。
  • 倍率色収差:ほとんど問題なく、ごくわずかに見られる程度である。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:20mmではかなり大きな歪曲があり、波打つような複雑な歪曲パターンとなる。補正には大幅な補正量が必要で、標準の補正プロファイルでも歪曲を完全には除去できない。中間域では歪曲は大幅に穏やかになる。60mmでは糸巻き型歪曲があるものの、20mmほど深刻ではなく、補正は容易。
  • 周辺減光:20mmでは強い周辺減光があり、補正スライダーを最大まで使用する必要があった。中間域では大幅に改善する。60mmでも周辺減光はあるが、補正可能な範囲。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:非常に良好。新しいコーティングによってフレアがよく抑えられており、強い逆光でも良好な結果を得ている。太陽を画面内に直接入れた撮影でもコントラストの低下は見られず、テストで確認できたゴーストも限定的であった。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:風景、ポートレート、家族イベント、花、キノコ、建築物など
  • 総評:Eマウントレンズは数あれど、競合製品の少ない20mmスタートのズームレンズ。多くのフォトグラファーのバッグに収まることになるだろう。サイズ・ズーム域・性能の組み合わせは非常に魅力的。
  • 競合について:Thypoch Voyagerはインナーズームと低価格が魅力だが、シグマは20mm始まりで60mmまでカバーし、光学性能も優れる。約200ドル追加してでもシグマを選ぶだろう。28-75mm F2.8 G2は純粋な性能やボケでは優位だが、28mm始まりのため20~28mmをカバーできるシグマのほうが実用的。
  • 備考:

Dustin Abbottのレビューによると、小型軽量かつ高性能で便利な標準ズームレンズとのこと。いくつか競合製品があるものの、サイズとズーム域、性能のバランスが良い製品と評価しています。20mmの隅でややソフトになるものの、F5.6まで絞った作例を見る限りでは絞り開放付近のみの問題に見えます。

歪曲収差は補正前提のようですが、ミラーレスではお馴染みの設計。特に驚くことではありません。ただし、レンズプロファイルを利用できない環境でRAW現像をする場合は歪み修正に苦労することになりそうです。

シグマ 20-60mm F2.8-4 DG|Contemporary 最新情報まとめ

  • 発売日:2026年9月30日(水)
  • 予約開始日:9月10日(木)10時
  • 市場推定価格:13万2,000円

2026年9月30日発売の広角域を重視した新しい標準ズーム。
一般的な24-70mmや24-105mmより望遠側の焦点距離を短くする代わりに、20mmという広い画角を獲得。より広い範囲を一度に撮影できるのが大きな特徴。

20mmでF2.8の明るさを確保しているため、夜空の撮影にも利用可能。近接性能にも優れ、15枚13群のレンズ構成でズーム全域の高いシャープネス実現しています。

AFにはHLAを搭載し、高速かつ高精度なフォーカシングを利用可能。動画撮影を含むハイブリッド用途を想定した設計で、フォーカスブリージングも最小限に抑えられているとのこと。

広角20mmから標準域の60mmまでをカバーしながら小型・軽量にまとめたことで、旅行や風景、スナップ、ポートレートなど幅広い用途に対応。特に385gという軽量さは、携帯性を重視するユーザーにとって大きなメリットとなることでしょう。

20-60mm F2.8-4 DG Sony E
楽天市場 Amazon
カメラのキタムラ Yahoo!ショッピング
楽天市場中古
カメラのキタムラ中古
20-60mm F2.8-4 DG Leica L
楽天市場 Amazon
カメラのキタムラ Yahoo!ショッピング
楽天市場中古
カメラのキタムラ中古

レンズの仕様

レンズマウント E / L
対応センサー フルサイズ
焦点距離 20-60mm
レンズ構成 13群15枚
開放絞り F2.8-4
最小絞り F22-32
絞り羽根 9枚(円形絞り)
最短撮影距離 20-25cm
最大撮影倍率 :2.3(焦点距離35mm時)
フィルター径 φ67mm
手振れ補正 -
テレコン -
コーティング 撥水防汚
サイズ L : φ72.2mm x 86.0mm
E : φ72.2mm x 88.0mm
重量 L マウント: 385g
ソニー E マウント: 375g
防塵防滴 対応
AF HLA
絞りリング -
その他のコントロール -
付属品 ポーチ
レンズフード(LH706-04)
フロントキャップ(LCF-67 IV)
リアキャップ(LCR III)

関連レンズ

関連記事

-SIGMAレンズ, カメラ, レンズ, 海外の評価
-,