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60-600mm F4.5-6.3 DG DN OSの6100万画素に耐えうる解像性能

Mobile01がシグマ「60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS」のレビューを公開。高い解像性能や効果的なオートフォーカス、手振れ補正を評価している模様。ただし、手持ち撮影には重すぎると言及しています。

Mobile01:Sigma 60-600mm f/4.5-6.3 DG DN OS Sports 評測報告|10倍光變外加 0.42x 近拍 ‧ 光學防手震超有感!

(基本的なスペックなどの紹介は割愛しています)

外観・構造:

  • レンズフードLH1144-02が付属する。主な素材はプラスチックで、先端には滑り止めのゴムカバーが備え付けられている。フードの内側は反射防止の対策が施されている。
    (訳注:フードの素材はカーボンファイバーだったはず)
  • フード装着時のかぶせ式キャップと通常の105mmレンズキャップが付属する。
  • かぶせ式のキャップはフードを逆さ付けした時のみ使用できる。これが少し気になった。
  • 前面には防汚コートが施されている。鏡筒は防塵防滴構造だ。
  • 内蔵の三脚リングは4か所にクリックストップがある。
  • 三脚座には1/4ネジ穴に加えて、位置決め用の穴がある。また、アルカスイス互換のシステムにも対応している。

携帯性:

  • 2485gで、一眼レフ用の2700gよりも215g軽くなっている。
  • 軽量化されているとはいえ、重量感のあるレンズだ。

操作性:

  • 60/100/120/150/200/250/300/400/600mmで固定できるロックスイッチを搭載。特に200mmでマクロ撮影したい場合に重宝した。
  • AF/MF、AFリミッター、OS、カスタムモード、4つのスイッチを搭載している。
  • 3か所にAFLボタンを配置している。
  • ズーム操作は鏡筒を掴んで前後する直進ズームと、リングを回転させる操作に対応している。

フォーカス:

  • 新開発のHLAを採用している。より高速で効果的なAFだ。
  • 200mmで至近距離と無限遠へ交互にAFを動作させたところ、移動距離は長いだ、個人的には許容範囲内に収まっている。
  • 最短撮影距離は45-260cmだ。
  • 広角端で撮影倍率が最も高くなるかと思いきや、200mmで最も高くなる。この際の撮影倍率は0.42倍だ。

手ぶれ補正:

  • 広角端で7段分、望遠端で6段分の補正効果が得られる光学手振れ補正を搭載。
  • モード1は通常、モード2は流し撮り用だ。
  • 試しにテストしてみると、600mmの補正効果は確かに6段分だった。
  • とは言え、このレンズの手持ち撮影は重過ぎる。

解像性能:

  • (訳注:ほぼ作例のみ)
  • 60/200/400/600mmの4つの焦点距離でテストした。
  • 大気のゆらぎが影響しているが、4つの焦点距離はどれもF16まで非常に良好だ。
  • 見比べると600mmは他の焦点距離よりも少しソフトに見える。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 記載なし。

色収差:

  • 絞り開放でわずかな色収差が見られる。
  • F8まで絞ると解消する。
  • 150-600mmより見劣りするが、これは高倍率ズームの宿命だろう。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 記載なし。

周辺減光:

  • 記載なし。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 絞り開放で太陽をフレームに入れると僅かにフレアが見られる。
  • F8まで絞るとフレアは解消するがゴーストは目立つ。

総評

60-600mmの焦点距離を自在に使いこなし、引き算の撮影が容易にできるようになるので、こうした超望遠レンズを試すのは幸せなことだ。ただし、この2.5kgの大砲を持ち歩ける体力があって、281.2mmのレンズを詰め込むカメラバッグがあればの話である。

60-600mm F4.5-6.3 DG OS Sportsは、実写でもMTF性能でもしっかりとした画質で、6100万画素のα7R Vに食らいつく性能だ。絞り開放の色収差はほぼ無視でき、後でソフトウェアで消すことも可能である。27枚のレンズ構成は、マルチコーティングを施しても、フレアを「ゼロ」にすることはほぼ不可能だ。軽減することはできても、フレアなくすことはできない。

注目は、新開発の手ぶれ防止機構だ。平凡な手ぶれ補正性能のカメラだったα7 IVで非常に効果的な補正効果を得ることができる。また、リニアモーターHLA(High Response Linear Actuator)の搭載により、光学10倍ズームレンズで他の超望遠レンズと同等の高速フォーカスを実現し、ソニーの人物・動物検出・追従機能に完全対応している。200mmの0.42倍 撮影は、確かにマクロレンズとして使える。「おまけ」という意味では、かなり優秀だ。 一眼レフ用レンズより高価になったが、さまざまな面で改善が見られる。

とのこと。
フルサイズミラーレス用としては初となる、光学10倍の超望遠ズームレンズですね。似たようなコンセプトで、タムロン「50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」が存在するものの、このシグマレンズは光学倍率がさらに高く、600mmまでズームできるのが魅力的。さらにLマウントであればテレコンバージョンレンズにより焦点距離を拡張することが出来ます。ただし、サイズや重量、そして価格設定が大きく異なるので注意が必要。

Mobile01によると、やはり重めのレンズで、持ち運ぶには体力が必要。効果的な手振れ補正を搭載し、マクロ撮影にも対応していますが、手持ちで撮るのは骨が折れそうですねえ。移動が少なく、三脚や一脚で撮影するような撮影と相性が良さそう。

このレンズで注目すべきは、やはり新開発のHLAフォーカス駆動と、ハード・ソフトの改良が見られる手振れ補正でしょうか。Mobile01のテスト動画を見る限りでは、ステッピングモーターよりも瞬発力のあるAFを実現しているように見えます。手振れ補正は他のレビューサイトと同じく高評価となっていますが、やはり重すぎるレンズである点がネックとなる模様。将来的に他のレンズにも導入してほしいところ。

シグマ 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS 最新情報まとめ

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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年2月17日 初値 297,000円
マウント E / L 最短撮影距離 45-260cm
フォーマット フルサイズ 最大撮影倍率 1:2.4
焦点距離 60-600mm フィルター径 105mm
レンズ構成 19群27枚 手ぶれ補正 6~7段
開放絞り F4.5-6.3 テレコン 対応
最小絞り F22-32 コーティング SMC
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ119.4mm×279.2mm 防塵防滴 対応
重量 2495g AF リニア
その他 AFリミッター
付属品
レンズフード・レンズキャップ・三脚座

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