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トキナー atx-m 33mm F1.4は全体的に良好なシャープネスとボケ

Sony Alpha BlogがTokina「atx-m 33mm F1.4」のレビューを公開。絞り開放の解像性能はイマイチですが、少し絞ると全体的に一貫性のあるシャープネスを得られるとのこと。

Sony Alpha Blog:Tokina atx-m 33mm F1.4

外観・構造:

  • フルサイズ判換算で35mm・50mm・85mmに相当するF1.4大口径レンズ群のうちの一つだ。
  • 金属製レンズフードが付属する。
  • VILTROXの同シリーズと比べて重量・サイズ・光学系・発色・シャープネス・ボケが同等だ。ファームウェアアップデート用のUSBポートも搭載している。
  • 価格もAmazonで同程度だ。(訳注:日本では大きく異なります)
  • ファームウェアアップデートの頻度を考慮するとVILTROXを選ぶ。
  • 外装は総金属製でビルドクオリティはとても良好だ。

携帯性:

  • 記載なし。

操作性:

  • 絞りリングはクリックレスだが、Aポジションに設定することが出来る。
  • AポジションとF16の間の抵抗はシグマのように硬い感触が良かった。
  • デクリックの絞りリングは動画撮影で使いやすい。
  • フォーカスリングは十分な滑らかさでMFでとても使いやすい。

フォーカス:

  • AFは高速で精度は良好だ。ただし無音環境では動画撮影で音を拾う。
  • AFは大部分の状況で高速かつ正確だ。
  • 全体的にAFはAF 56mm F1.4 STMよりも少し劣る。
  • 瞳AFやロックオンAFは完璧に機能する。
  • 目に見えるフォーカスブリージングは無い。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 中央はF1.4で良好だが、F2まで絞ると優れた結果を得られる。
  • 隅もF1.4で良好で、F4まで絞ると優れた結果を得られる。
  • F1.4の結果は残念だが、それ以外は一貫性のある非常に優れたパフォーマンスだ。
  • ポートレートで非常に優れた描写となる。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 玉ボケは良好だ。F1.4で円形だが、F2まで絞ると角ばる。
  • 後ボケはとても良好だ。騒がしい背景でも非常に柔らかい描写である。
  • 色はとても良好だ。ポートレートで暖色傾向となる。

色収差:

  • 非常に目立つ。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 中程度の糸巻き型だ。

周辺減光:

  • F1.4で目に付くが、F2.8付近で解消する。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 平凡な性能である。
  • 絞ると光条はきちんとしている。

30mm F1.4 DC DNとの比較

  • ビルドクオリティはシグマよりも良好だが、シグマよりも高価である。
  • クリックレスの絞りリングを備えているが、防塵防滴には非対応で、最短撮影距離が長い。
  • F1.4のシャープネスはシグマのほうが1グレード良好だ。絞ると同等だが、回折の発生はシグマのほうが遅い。
  • シグマ・トキナーはどちらもTouit 32mm F1.8よりも遥かに良好だ。
  • 玉ボケはシグマとほとんど同じである。
  • トキナーのほうが暖かい描写でバランスのとれたトーンだ。シグマは寒色寄りでコントラストが高すぎる。
  • トキナーはポートレートでそのまま使えるが、シグマは後処理をしたくなる。
  • どちらもAFで10-15%のミスショットがあった。
  • トキナーのほうが歪曲収差は少ないが、シグマは自動補正が有効だ。
  • 色収差はトキナーの主な弱点だ。
  • 周辺減光はトキナーのほうが目立つ。
  • 逆光耐性はシグマが少し良好だ。

作例集

総評

全体的に良好なシャープネスで柔らかい後ボケと玉ボケ、そして良好な色を備えたレンズだ。大部分の場合にAFも効果的である。ポートレートやストリートスナップに最適で、動画撮影時は絞りリングが役に立つだろう。暖色傾向の描写や動画撮影が好みであればトキナーを、F1.4のシャープネスや主に静止画で使う場合はシグマがおススメだ。

  • 長所
    ・優れた中央・隅のシャープネス
    ・滑らかな後ボケ
    ・良好なコントラスト
    ・良好な玉ボケ
    ・良好な色
    ・ポートレートに適した描写
    ・良好なAF
    ・小型
    ・良好な価格
    ・とても良好なビルドクオリティ
    ・フォーカスブリージングが目立たない
    ・歪曲収差が極僅か
    ・F1.4シリーズの統一感
  • 平凡
    ・F1.4の周辺減光
    ・F1.4のシャープネス
    ・逆光耐性
    ・絞りリングの操作性
    ・AF
  • 短所
    ・色収差
    ・最短撮影距離
    ・耐候性なし

とのこと。
絞り開放のシャープネスはイマイチのようですが、少し絞ると大きく改善するみたいですね。ボケは綺麗で、オートフォーカスも良好に機能する模様。色収差や最短撮影距離が長いことが欠点となるので、気になる場合は作例やFlickrなどのユーザー投稿を参考にすると良いかもしれません。私はVILTROX版の富士フイルムXマウントとニコンZマウントを購入しました。最近では珍しい、非球面レンズを使用していないAFレンズであり、玉ボケの描写が綺麗です。開放は確かに少しシフトですが、確かにポートレートなどに適した柔らかさのように感じます。

トキナー atx-m 33mm F1.4 最新情報まとめ

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