Sony Alpha Blogがカールツアイス交換レンズ「Batis 1.8/85」のレビューを掲載しています。
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- プラスチックレンズフードを除くと全て金属製で非常に高いビルドクオリティだ。
- ピントリングはゴム製だ。埃が付着しやすく、手が濡れていると滑りやすい。
- マニュアルフォーカスはとても滑らかで正確だ。フォーカスバイワイヤ式であるため回転速度に応じてピント移動速度が変化する。
- オートフォーカスは非常に高速だ。ソニー純正85mmの2本よりもはるかに高速で静かである。
- 唯一残念なポイントはフォーカスホールドボタンが存在しないことである。しかし、それはレンズ鏡筒の美しい外観を損ねるはずだ。
- シャープネス:
・中央:F1.8~F16まで優れている。
・四隅:F1.8からすでにとても良好だ。F2.8~F16まで優れている。
・全体としてシャープネスは隅から隅まで一貫して優れている。FE85mm F1.4 GMと比較した場合、BatisはGMより少しシャープである。- 周辺減光はF1.8でとても強く、Lightroomのプロファイルで補正する必要がある。
- 部分的に糸巻き型歪曲を見つけることが出来るものの、Lightroomで修正可能だ。
- 色収差はとても小さく、明るい屋外で絞り開放を使った時のみ現れる。
- ボケはとてもクリーミーだ。
- 色描写はとても良好だが、少しコントラストが弱く(マイクロコントラストが少ない)他のSony ZeissやLoxiaと比べて飽和している。肌の色調はバランスが良い。
長所:隅まで一貫して優れたシャープネス・美しいボケ・美しい外装・とても高速で静かなオートフォーカス・手振れ補正搭載
まずまず:OLEDモニタは良いアイディアだが実際に使用することは無い・歪曲・周辺減光
短所:FE85mm F1.8と比べて高価・フォーカスホールドボタンが無い
私はこのレンズのデザインが大好きだ。2015年から個人的に使用し、撮影した写真を愛している。
私はさらに2017年に2本の85mm「FE 85mm F1.8」「FE 85mm F1.4 GM」をテストして考えをまとめた:
- Batisほどオートフォーカスが高速では無い
- 3本のシャープネスに違いはほとんど無く、A0でプリントしない限り分からない
- ボケはFE85mm F1.8より優れているが、85mm F1.4 GMほど完璧では無い
- 価格/重量はFE85mm F1.8がベストだ。2位がBatis、3位がGMである
- 光学手振れ補正の搭載は初代α7ユーザーにとってメリットである
- 周辺減光や歪曲の観点で言うとGMが遥かに優れている。しかし、BatisはLightroomで補正すると問題無い
FE85mm F1.4 GMへのアップグレードには躊躇している。絶対的に良いレンズに違いないが、日常的に使うには重すぎる。また、私が信頼しているBatisと比べてオートフォーカスが良くない。
とのこと。
他のサイトでも言及されているように周辺減光は少し大きめですが、それ以外は非常に優れたレンズに仕上がっているようです。Batis85mmが登場した当時はコレしか選択肢が無く、純正から2本登場した現在においても説得力のあるレンズと言えそうです。
FE85mm F1.8と比べて価格差が大きく、どちらかと言えばFE85mm F1.4 GMに近い価格設定が悩みどころですね。
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