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Sony Alpha Blogがソニー製APS-Cミラーレス用交換レンズ「E 16-55mm F2.8 G」のレビューを掲載しています。16mmのRAWで四隅わずかなケラレが発生するものの、他は全体的に良好な結果となっているみたいですね。
- ビルドクオリティはとても優れている。
- α6000に装着するとレンズがとても大きく感じる。左手でレンズを支えることになるだろう。
- オートフォーカスは非常に高速で静かである。
- 16mmから50mmまでのズームリング回転量は90度だ。
- フォーカスリングはリニアな操作性で非常に正確な動作である。
- シャープネス:α7R IV(APS-C 2600万画素)
・絞り開放からとても良好だ。F4まで絞ると隅から隅まで優れた解像性能を発揮する。際立ったパフォーマンスだ。
・F11まで絞ると回折によりシャープネスが低下する。- 歪曲収差は35mm未満の焦点距離でとても大きく、16mmの四隅はケラレている。35mmを超えても歪曲収差は残存しているが、遥かにきちんと補正出来ている。
- 周辺減光は16mmで顕著だが、F5.6まで絞ると解消する。
- 色収差は悪条件で僅かに見える程度だ。
- 逆光耐性は問題ないが、とても良好とは言えない。太陽をフレーミングするといくらかフレアを確認できる。
- F16まで絞ると素敵な光条が発生する。
- 素敵で柔らかいボケだ。
- 玉ボケは丸みを帯びているが、拡大すると色づきが目に付く場合がある。
- 発色は自然でとても良好だ。肌の色調も非常に良好である。
- ズーム操作は滑らかで動画撮影に適したレンズだ。
待望のAPS-C用大口径ズームレンズだ。他のソニー製標準ズームよりずっと優れている。強くおススメできるレンズだ。
長所:ズームレンジ全域で優れたシャープネス・隅から隅まで一貫したシャープネス・とても柔らかく素敵なボケ・優れた色再現・とても良好なビルドクオリティ・滑らかなズーム操作・エルゴノミクス
平凡:サイズ・玉ボケに色付きや同心円状の輪が見られる・広角端の歪曲収差とケラレ・いくらかの色収差・逆光耐性
短所:価格
今までSony Alpha Blogは2400万画素センサーのα6000を使ってAPS-Cレンズのレビューを実施してきましたが、APS-Cクロップでも2600万画素の解像性能を発揮するα7R IVへ切り替えたみたいですね。
ミラーレスらしく歪曲収差はデジタル補正に依存していますが、シャープネスやその他光学性能は良好な結果となった模様。作例を確認しても確かにボケは綺麗でピント部分はシャープに見えます。玉ボケは騒がしく見えるシーンもありますね。
価格はソニーAPS-C Eマウントの中では高価な部類のレンズです。α7シリーズであれば、同等のボケ量を得ることが出来る「FE 24-105mm F4 G OSS」のほうが無難な選択肢と言えるでしょう。
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