Mobile01が「FE 100-400mm F5.6-8 OSS」のレビューを公開。開放F値や逆光耐性など欠点を指摘しつつも、小型軽量で手頃な価格、十分な解像性能は「超望遠ズームの入門レンズ」として最適と評価。
Mobile01:Sony FE 100-400mm F5.6-8 OSS 評測報告|羽量級遠攝新星、親民價格展現不俗實力!
- 外観:「G Master」や「G」を冠さない入門クラスの望遠ズーム。ただし外観に安っぽさはなく、防塵・防滴にも対応。フィルター径は67mm。
- 構造:光学系は10群15枚で、EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚を採用。最小絞りはF32-45。伸びるズーム・インナーフォーカス構造を採用。レンズ後端にはゴム製シールを備え、防塵・防滴に配慮。
- フード:記載なし。
- 携帯性:全長164.5mm、重量は654g。従来の純正100-400mmより大幅に軽量で、携帯性の高さが大きな特徴。
- 操作性:ズームロック、フォーカスリミッター、OSSスイッチ、フォーカスホールドボタンを搭載。ズームロックは収納時に100mmへ固定でき、ズームリングの不用意な動きを防ぐ。フォーカスホールドボタンは1か所のみ。
- 開放F値:絞り値は100~114mmでF5.6、114~168mmでF6.3、169~208mmでF7.1、209~400mmでF8となる。F5.6を利用できるのはほぼ100mm付近に限られる。F8の開放F値になるのが約209mm以降と早く、暗所ではISO感度を上げる必要がある。
- AF:XDリニアモーターや高度なフローティングフォーカス機構は搭載しないが、デュアルリニアモーターと軽量なフォーカスレンズ群により、高速・高精度・低ノイズのAFを実現。ズーム中も被写体追従を高効率で維持する。
- MF:カメラ側の「ブリージング補正」をOFFにすると、画面端に明確なズーム感が発生する。ONにすると軽微なクロップが発生するものの、ブリージングは完全に抑制できる。F45まで絞ってもブリージングはほぼ見られない。400mmでテストしている。
- マクロ:400mm時に最短撮影距離86cm、最大撮影倍率0.41倍を実現。同クラスとして非常に優れた性能。
- 手ぶれ補正:OSS光学式手ぶれ補正を搭載し、ON/OFFスイッチを備える。ONとOFFの違いは明確に感じられ、超望遠ズームには必要不可欠な機能。
- 解像性能:100mm・400mmともに開放F値で実用的な描写。中央から中間部、画面の約70%までの解像度とコントラストは高い水準を維持し、生態・スポーツ撮影でも細部を捉えられる。100mmではF5.6~F11で安定、F16から徐々に軟化。400mmでは中央部がF8~F11で特に信頼できる。400mmのフレーム端は中央より解像力が低くソフトな描写。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:150mm以降で開放絞りを使用すると、半身ポートレートでも浅い被写界深度を得られる。
- 軸上色収差:記載なし。
- 倍率色収差:全域・全絞りで収差が発生するものの、程度は大きくない。100mm F5.6では軽微な色ずれが確認されるが、1段絞ればほぼ気にならなくなる。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:記載なし。
- 周辺減光:記載なし。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:基本的なマルチコーティングを採用、強い逆光や点光源では全絞り域でゴーストやフレアが発生しやすい。撮影時に角度を調整し、強い光源を直接入れないことで影響を抑えられる。
- 光条:記載なし。
- 作例集:人物、猫、鳥、花、風景、建築物、鉄道、飛行機など。
- 総評:軽量・コンパクトなボディと十分な解像性能のバランスが最大の特徴。ズーム全域で実用的な解像性能が得られ、純正レンズらしいAF速度や補正機能を実装。軽量で旅行や日常撮影への持ち出しやすさが大きなメリットとなる。欠点もあるが、超望遠レンズの世界へ踏み出すための最高の足がかりになる製品。
- 競合について:キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USMと似たコンセプトの製品。社外製品に付け入る隙を与えない戦略的なレンズ。α1やα7Rシリーズの高画素機ユーザーであれば、より高解像力のSEL100400GMやSEL100400MCを選ぶと思われる。
- 備考:SEL14TC/SEL20TCに対応。ただし、もともとF5.6-8と暗いレンズのため、1~2段分さらに暗くなることによる光量低下や画質への影響が大きい。また、テレコンバーターの価格が高く、組み合わせるメリットは小さい。
Mobile01のレビューによると、G/GMasterほど高性能なレンズではないものの、手頃な価格で携帯性の高い100-400mmズームレンズのようです。全体的に十分な解像性能が得られ、純正らしいAFや補正機能を利用できる模様。超望遠レンズの世界へ踏み出すための最高の足がかりとのこと。
他のレビューサイトと同じく、テレコン対応製品ながら使用は非推奨。開放F値が極端な数値となり、画質低下も考慮すると実用的とは言えないかもしれませんね。テレコンを装着するくらいであれば、APS-Cクロップを推奨しています。
ソニー FE 100-400mm F5.6-8 OSS 最新情報まとめ
- 発売日:2026年9月4日
- 予約開始日:8月18日(火)10時
- 希望小売価格:オープン価格
- 市場推定価格:14万円前後
Eマウント用フルサイズ望遠ズーム。14万円前後と従来のFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSより大幅に安価で、同社の100-400mmズームとして最も手頃なモデル。より多くのユーザーが望遠撮影を楽しめる価格帯を実現しています。
FE 70-300mm G OSSの後継的な立ち位置でありながら、デュアルリニアモーターや最高120コマ/秒の連写対応など、近年のαシリーズに合わせた最新技術を採用。等倍マクロには対応しないものの、最大撮影倍率0.41倍を実現しており、望遠撮影だけでなく近接撮影にも十分な性能を発揮します。
一方で、開放F値は400mm時F8と控えめで、220mm付近からF8となるほか、XDリニアモーターや高級硝材は不採用。G・G Masterほどの解像性能やボケ描写には及ばないものの、十分に良好な画質を実現。
最高画質ではなく価格と携帯性、扱いやすさを優先した製品ながら、最新のAF性能や軽量設計を組み合わせることで、入門から中級クラスのユーザーに魅力的な選択肢。
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レンズの仕様
| レンズマウント | E |
| 対応センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 100-400mm |
| レンズ構成 | 10群15枚 |
| 開放絞り | F5.6-8 |
| 最小絞り | F32-F45 |
| 絞り羽根 | 9 |
| 最短撮影距離 | 1.13(W)-0.86(T) |
| 最大撮影倍率 | 0.41 |
| フィルター径 | 67mm |
| 手振れ補正 | 搭載 |
| テレコン | 対応 |
| コーティング | 情報なし |
| サイズ | 78.2 x 164.5mm |
| 重量 | 654g |
| 防塵防滴 | 防塵・防滴構造 |
| AF | LM |
| 絞りリング | - |
| その他のコントロール | AF/MF 統合リミッター OSS ロック Fnスイッチ |
| 付属品 | ALC-SH188 ALC-F67S ALC-R1EM |
関連レンズ
- FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
- FE 100-400mm F4.5 GM OSS
- FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
- 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
- 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD
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