FE 16-25mm F2.8 G 高性能で信頼性のあるソニーらしい小型軽量レンズ

Mobile01が「FE 16-25mm F2.8 G」のレビューを公開。6100万画素のα7CRと組み合わせても優れた解像性能を発揮し、小型軽量で機能的なソニーらしいレンズと評価。

Mobile01：Sony FE 16-25mm f/2.8 G 評測報告｜G Lens 出頭天、畫質比肩 GM 鏡的超廣角誕生！

外観：レンズフードやフィルターサイズ67mmはSEL2450Gと同じ。

構造：防塵防滴・フッ素コーティング。

携帯性：小型軽量でα7Cシリーズと組み合わせてもバランス良好。ズーム時のカウンターウェイトへの影響が少ない。

操作性：AFLボタンを搭載。1/3段刻みの絞りリングはクリック解除に対応。

AF：高速かつ静かに動作しGMと同等に見える。α9 IIIの120fpsやブリージング補正に対応。

MF：AF時よりも接近能力が高い。補正オフでもブリージングはごく僅か。

手ぶれ補正：非搭載だがボディ側で対応。

解像性能：
・16mm：中央から端まではF2.8から実用的。
・25mm：中央から端まではF2.8から実用的。

像面湾曲：記載なし。

ボケ：記載なし。

軸上色収差：F2.8でわずかな色づき、

倍率色収差：G Masterと同程度。

球面収差：記載なし。

歪曲収差：補正オフで広角側に顕著な樽型。望遠側はオフでも良好。

周辺減光：記載なし。

コマ収差：記載なし。

逆光耐性：ゴーストは抑制されているがG Masterほどではない。

光条：F22で最も目立つ。

作例集：高解像サンプル多数。

総評：24-50mm F2.8 Gや20-70mm F4 Gとの組み合わせで重複が少なく適している。新世代のGシリーズらしい性能で信頼性が高く、6000万画素のセンサーにも耐用できる。小型軽量でさすがのソニーらしいレンズ。

競合について：記載なし。

備考：

とのこと。
2024年に登場したソニーEマウント用のコンパクトな大口径広角ズームレンズ。ソニーEマウント用の広角ズームレンズは数あれど、F2.8の大口径と携帯性の両立を実現した最小クラスのレンズとなっています。コンパクトながら防塵防滴・フッ素コーティング・絞りリングなど機能的で、さらに汎用性が高まっています。ズームレンジが狭く、その割に高めの価格設定が悩ましいところですが、そのぶん光学性能には期待したいところ。

Mobile01のレビューでは、ショートズームながら小型軽量で高性能な広角ズームレンズに仕上がっているようです。6100万画素のα7CRと組み合わせた作例を確認してみると、16mmでも25mmでもフレームはsまでシャープな結果が得られているように見えます。

他のレビューサイトでは欠点として玉ボケが少し騒がしいと指摘されていますが、Mobile01のサンプルを見る限りでは問題なさそう。未補正のRAWで広角側の歪曲収差が目立つため、社外製現像ソフトはレンズプロファイルに対応するまで注意が必要となるかもしれません。

ソニー FE 16-25mm F2.8 G 最新情報まとめ

発売日：2024年5月17日発売予定
予約開始日：2024年4月23日(火)10時
希望小売価格：オープン価格
市場推定価格：18万5,000円

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